昨日の続きです
大池の東、シャクナゲ園の近くに明石植物群があります
生きた化石と言われているハマナツメの木がここにあります
小さい丸っこい葉は艶々してとてもきれいですが枝には鋭い棘があるそうです
クロウメモドキ科の落葉樹で絶滅危惧Ⅱ類(VU)の希少種です
夏に咲いていた花も果実になっています
奇妙な形のこの果実はコルク状で軽く、種子は海流に乗って分布を広げてきたそうです
百万年前~数十万年前の化石が発見されてるそうですが
アカシ象や鹿がこの葉や実を食べていたのかもしれませんね
こんなに長い歴史を生きて来たハマナツメの生命力に圧倒されます
小池の近くでカナムグラ(鉄葎)の花を見つけました
カナは鉄の意味で茎が非常に強く鉄線のようだということ
ムグラ(葎)は群らがって生い茂る雑草の意味です
(「花の家」を参考にさせていただきました)
雌雄異株でこちらは雌花です
苞の間から白い2本の柱頭が伸びている花は数個が集まって咲きます
雄花です
短い花糸に大きな葯が垂れ下がっています
(写真が小さくてすみません)
再び雌花
苞は紫色に変色して果実を形成します
(2020-11-16撮影)
センニンソウの花後の様子
髭が少し伸びて来たようです
もっと伸びたころにもう一度見に来よう
明日に続けます・・・
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