千葉の松戸から柏へと続く革物語

【Handmade Leatherwork Akashi】

革製品の裏側

2024-12-04 07:43:46 | レザー教室
いつもご覧頂き有難うございます。
【Handmade Leatherwork Akashi】の
中の人、Akashiです。
今回のブログは生徒さんの製作途中の画像
をお借りして、作品の裏側のご紹介です。




基本コースの生徒さんYさんは今回から
ダレスバッグを製作します。

革教室で製作する作品のイメージは
と聞かれたら多分、硬い革を使って
カービングしたり、刻印をしたり、染色
したり、、、、という答えが多いと思い
ますが、レザークラフトはその他にも色々
な技法があります。
その1つが

芯材を使った技法です。
革の形をキープしたり、厚みの調整や補強
したい時に使用したりします。

芯材には数多くの素材があり、その素材
には様々な厚さがあります。
硬い芯材、柔らかい芯材、クッションの
ようなスポンジ素材などなど、、、、
その作品をどう表現したいかで使う芯材が
変わります。

例えば、画像にある芯材はボンテックスと
いう名前の芯材です。
この芯材には0.3mm位から2mm位まで
0.2mm刻みでの厚さが存在します。
製作する作品をどうしたいかを考えて
心材の種類や厚みを決めていきます。

当教室にはこの他にもスライサーという
心材やベルポーレンという心材を使用
しています。
これらの心材もそれぞれ、様々な厚みが
ありますが、教室内で使用する厚みは
2種類位です。
作りたい作品を提案された時、心材を
使う事も含めたご相談をさせて頂いてます。

心材を使うとどうなるのかは、なかなか
イメージが湧かないと思いますので、使用
するとなった時はサンプルを製作致します。
使う機会があった時にはいい経験となり
ますので、1度は心材を使った作品を作る
のも良いと思います。















続いては生徒Iさんが製作しているトート
バッグから内装についてのお話です。

レザークラフトは革を細工するからレザー
クラフトと言いますが、実は幅が広く
奥が深いのも楽しさの1つでもあり、苦悩
する部分でもあります。
その1つが内装です。

革のみで作るトートバッグもカッコいい
のですが、デメリットして重くなったり
機能性が悪かったりしますね。
そこで

こんな感じで布を使って内装を作ります。
市販されている革のバッグはこういう
技法が多いですね。

レザークラフトを始めた時は革のみで
コバを磨いて手縫いして、、、という事を
しますが、数年経つと、違うやり方で
製作したいとか、違う種類の革も使って
みたいという事になります。
そうすると、今までやっていた技法では
時間がかかったり、想像以上に大変だったり
という事が分かってきます。

そして、手縫いだけではなくミシンも
使ってみたいとか、ミシンがあるなら内装
も作りたいとか、、
やりたい欲が出てきます。

布の内装は手縫いでは難しいので、ミシン
縫いです。
なので、ミシンの使い方も覚えなくては
ならなくなります。
そして、増々、深みに嵌っていきます

布にも様々な種類や厚みがあるので
こちらも適材な物を選ぶ必要があります。
気づけば、革の他にも心材や布など
細かいことを言えば、ファスナーや金具
などの事を覚えていかなければなりません。
最初は

【革で作品が作りたい】だったのに
そんな深みに嵌る楽しさ、面白さを
体験したい方は是非、当教室にお越し
下さい
お待ちしています
























minne ギャラリー
↓   ↓
【minne ギャラリー】











ホームページ
↓   ↓
Handmade Leatherwork Akashi





住所   千葉県柏市南柏1-2-6 
     南柏ビル 605
TEL    0471-43-9998
定休日  不定休
営業時間 AM 11:30~PM 20:00
メール   tkhs3150@pd6.so-net.ne.jp

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レザーのチェーンとレザーの... | トップ | 都市伝説㉞ 個人的見解を絡... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

レザー教室」カテゴリの最新記事