退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1164: ヘイトスピーチ、ヘイトスピーチと猫も杓子も言いますが。

2019-02-22 07:48:28 | アメリカ便り
❝猫も杓子も言いますが❞、第2弾です。

ヘイトスピーチの定義とは?
あほな誰かがいってましたね。
‟当人が言われて、いやだと思ったことがヘイトなんだ”って。
と言うことは当人にとって都合の悪いことはみんなヘイトなんで、もしそんなことをユーチューブで言われたら、すぐにでもユーチューブから‟削除”してもらわなければいけないとごねるんですよね。
実際、私がよく見る右翼サイト(と言うより、私同様な愛国心旺盛な人たちのサイト、まともなジャーナリスト、反馬鹿野党の人たち)でつぶされたサイトもありました。

昨今、社会は正義やら真実が通らず、‟駄々をこねる、数で攻め騒ぐ、しつこさ”で押される社会となってきました。
正に隣国反日に明け暮れる戦法が通ってきている感じがします。

さて、今日は私の大好きな話題スポットである韓国の話ではなく、アメリカでごく最近起きた事件を紹介します。

端的に言うと、ジェシー スモレットと言う黒人でゲイの役者が、注目を集めて給料を上げてもらうため、ヘイト襲撃をステージ(お膳立て)し、その被害者となったのです。
襲撃者はこれまたナイジェリア移民の役者兄弟二人(黒人)。
ジェシーはこの計画のために、3500ドルをこの兄弟に払ったそうです。
しかし、この事件、なんとなく最初から‟怪しい”と思われていた感じです。
だから結構早期に実態が判明したんでしょうね。
勿論ジェシーは否認していて、‟アメリカにはジャスティスが亡くなった”なんてことを言ってますが。

私が気にしているのは、こういったヘイトスピーチ、Me Too Movement, 人種差別があまりにも頻繁にそして安易に使われ過ぎているということです。

だから、先ほど書いた‟あほの誰かの発言”のように‟当人がヘイトと感じればヘイトになるんだ”と言う浅はかな意見が出てくるし、そうなると‟ヘイトスピーチがヘイトスピーチになり、それがまたまたヘイトスピーチになる”と言うヘイトの同道巡りになってしまう。

‟感情が生み出す犯罪”、明らかなもの以外は、その犯罪に定義がない限りめんどくさいものです。

しかし、今回のスモレットにしてもヘイトスピーチ、人種差別と言った社会にとっては弱みとなる犯罪、それを利用する人たちがこれからも増えてくるんじゃないかね。

ハブグレジュンタのマミー