退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#1157: いろいろだね。

2019-02-12 08:54:40 | アメリカ便り
外は冷たい小雨が降っております。
昨日もこんな感じ。

家の中で仕事をするにはちょうどいい。

キキちゃんが家にやってきて1年が経ちました。
家の中でのおしっこうん子し放題は止まりましたが、その代わり外に行きたいときはジャンプしてひっかくという行為が加わりました。
時には用を足すためではなく、外で遊びたいからそれをやります。
そうなると30分おきに引っかかれます。
それをやられても、すごくかわいいので。
まー、まるっきりの親バカです。
主人はもっとすごい親バカです。

相変わらず、落ち着きなくADHな子供です。
でもテレビを見るんです。
勿論動物が出てくるものです。
真剣に首をすっと伸ばし、スフィンクスのような神々しい姿で、テレビを真剣に見る。
時にはテレビの中の動物に合わせて、首を上下、左右に動かして。
また時にはテレビの後ろに回って"どこだどこだ”と動物を探し回る。
なんてかわいいんでしょうか。
そんな中で、ジュンちゃんはでかい体を横たえながら、目だけで、キキちゃんを追っています。
犬(動物)っていいね。
キキちゃんも私同様テレビが大好きになってきそうです。

先日ユーチューブ(誰かのブログだったかな?)でスズメバチをペットにした人を見せていました。
スズメバチに"なでなで”をしたり、手の上にのせたりして、ご臨終まで見届けていました。
正に"一寸の虫にも五部の魂”です。
こう見ると、生き物ってどんな者でも、本当に"生き物なんだ”と感じさせます。

3日ほど電話がかかってこなかった娘から電話がかかってきました。
"2月はリサーチだからどこででもできる”とか言って、クリーブランドのボーイフレンドのところに行っている娘。

1時間半ぐらいまたまた話しました。
ボーイフレンドとの先が見えないとか、、、

誰が先が見える人がいるんですか?
みんな不安な先を抱えて生きているんですよ。
特に若い女の子、"この人良いな~、結婚したいな~”と思って付き合っていても、先に何が起きるかわかるはずがない。
娘は"自分だけ”がそういった境地に陥っていると思っている。
"あんただけが特別じゃないんだよ。みんながそう思っているんだよ”。
このボーイフレンド、親にも娘と結婚を考えているようなことを伝えたようだし、クリスマスが終わった後、我が家にまで来て3泊していった。

今が一番楽しいはずなのに、どうしてこうなるの?

芥川龍之介、"運命は性格によって造られる”。

ちなみに私が、34年前に主人と結婚した時の話。
1年半ほど付き合った後、なんに対しても決められない主人に対して、私は言いました。
‟もう1年半付き合ってお互いのことがわかっているんだから、この先どうしたいか2週間あげるから、決めてくれ”、と。
勿論、なんでも結論を出したがらない、またの名を"優柔不断”の典型を行っている主人は決めていませんでした、2週間たっても。

この先は結婚34年にもなっているので、詳しくは言いませんが。

私も若い時には娘のように"男女関係”云々で、喜んだり悲しんだりしていました。
でも年を取るにつれ、そんな関係を持つことがめんどくさくなり、ユニセックス化してきました。
男女関係より友達関係が良い。

最近はとみに仕事が忙しい。
昨日は金のために、私の経験を生かした翻訳ではない翻訳を引き受けてしまった。
今は後悔しています。
簡単と思ったものが、結構手間がかかっています。

初めて見る鳥です。ワブラーの一種です。













ハブグレジュンタのマミー











#1156:平等って?

2019-02-10 07:33:00 | アメリカ便り
我がふるさと札幌は寒気に見舞われているそうな。
札幌の築50年の家、雪でつぶされていないでしょうか、心配です。

翻訳の仕事、最大限に私の想像力を使っても時間ばかりかかっています。
昨日はついに会社に“まともなの(純粋なサイエンス)を送ってくれ”と頼み込んでしまいました。

本題に入りたいと思いますが、ちょっと間を置いたので何を話していたか、話したいかを忘れました。
書いているうちに思い出してくれればいいと思いますが。

‟税金を払わないものには投票権を与えるな”と私の師と仰ぐ人が言ったことがある。
師の言うことすべてに同意はしませんが、この意見には納得。
この意味を間接的に、そして独断的私個人の感覚で説明すれば、"平等とは自然に与えてもらうべき物るものではなく、努力をして獲得するものである”、なのです。

勿論、弱い人達(子供、年寄、ハンディキャップ等)のためには、周りが動かなければいけませんが。

先日書いた平面的、つまり、一方的な与えられただけの平等や権利は、アメリカに置ける黒人の場合が良い例と思います。
1960年代に起きた黒人の権利獲得のための運動、立派でした。
でもそのあとが続かなかった。
(うわべの)権利平等は確かによくなったと思います。
でも所詮は与えられた権利平等、一定水準から(例えば、“黒人だからダメ”と言った差別は無くなったが)上には、60年たった今でも行ってないと思います。
これは一定水準に達してからの黒人側からの努力がなかったと思います。
だから黒人に対する本来のパーセプション(黒人に対する認識)もさほど変わっていない。
勿論努力して地位を築き上げた黒人もたくさんいますが。

でもこれをアメリカ人が言ったら、‟人種差別”になるから言わない。

だから多くの黒人は平等、人権とは常に与えてもらうものだと思っている。

白人社会も黒人社会も"人種差別”で前に進めない気がします。

投票権と言えば、まるっきり関係ないけど、あの元民主党で偉かった細野さんが、自民党の二階さん(私はこの見るからに狸親父は嫌いですが、あの岩屋防衛大臣も狸面だね。)にすり寄って、自民党に乗り換えるような雰囲気。
元民主党政権、何が一番腹立たしかったと言えば(腹立たしいことはたくさんありますが)、外人への日本国政府への参政権投票権です。
民主党と言うより、中朝属党または反日党とでもなずけた方が良い、元民主党。

ちなみに安倍首相が党大会で、民主党時代を"悪夢の民主党政権”と言ったそうですが。
当たってる、石破ぐぐちゃぐちゃ言うな!!

この参政権云々には、43年アメリカに住んでいて税金も払っているのに、アメリカ市民権を取っていないため投票権、その他の権利がない私は"頭に来た”ですよ。
そんなことを主張していた元民主党員が、手のひら返しに自民党に移る。
これを許しては、ただでも自民党内で反日的、取引重視的政治家が存在しているのに、それを増やすだけ。
やめましょう。

しかし、昨今の韓国、アメリカでは別に話題にもなりませんが、どうなっているんでしょうかね。
私が見るネットでは、相変わらず馬鹿なようですが。
でも私がみるネットは右翼的なものなので、この意見がすべて日本で通っているとは思いませんが。
今度は天皇が慰安婦に対して謝罪すれば許すような、"韓国は最終的な火病に陥った”と思わせることを言ってますが。
今の天皇陛下を考えれば、謝罪しそうな感じもしないわけではありませんが。

韓国との関係はこの"謝罪”が元凶なんです。
日本政府と言うか、馬鹿な反日日本人政治家が慰安婦を認め、謝ったから今の韓国との関係を築いたのです。

謝罪し経済的援助をふんだんに行った。
アメリカ社会と黒人の関係に似てますね。

また次回に続くです。

ハブグレジュンタのマミー



#1155: 平等とは

2019-02-06 10:34:54 | アメリカ便り
昨晩のトランプの演説、どの大統領がやってもアメリカ文化を象徴させるものです。
根源はアメリカチアリーダーにあると私は感じる。
大統領の周りに腰ぎんちゃく的に踊ったり、手をたたいたり(トランプの場合、リパブリカン)、まさに日本の‟太鼓持ち”に踊らされながらする演説なのです。
いつも通り、"俺が大統領になっ以来”、いかに優れた業績を残したかを一つ一つを10秒程度で話し、それが終わるたびに議員は立ち上がって拍手喝さい。
議員たちは良い運動ができたんではないでしょうかね、座ったり立ったりで。
主人も私も15分ぐらい見て、テレビを消しました。

誰かが言ってました。
‟トランプは確実に選挙で建てた公約を一つ一つ実現していっている"と。
その公約、つまり世界情勢に対するインパクトをまるっきり考えていない、"アメリカ一番”を根本にした公約が正しかったかどうかわかりませんが、これは事実です。
トランプは公約を確実に実現していっている。
言ったことをこれほど明確に、短い期間で実現していっている大統領は今までいなかったのでは。
この実現力と言うのはトランプと言う人は、真に"アメリカ一番”を考えているからと思うから。
そりゃ、世界を無視し、アメリカだけのことを考えていたら良いのだから、好きなことを言える。
この先、NATO、IMFから脱退とか言っていますが、どうなるんでしょう。

各国がグローバルから鎖国に走っている気がします。

私は3月に65才となりますが、となると今まで会社の退職者用の健康保険だったのが、国のメディケア-と言う健康保険加入となるのです。
これがまためんどくさい。
ソシアルセキュリーティーに加入して、メディケア-に加入して、それからメディケア-プログラムのAやらBやらに加入して、それから処方箋、歯とかのサプリメントの保険もとってとか。
非常にめんどくさい。
私にはさっぱりわからない。
でもみんながやっていることなので、私だけがわからないということはないは思うのだが。
金と名の付くものは使うことしかしていない私には、やはり主人に考えてもらおう。
でも主人は大事なことを先送りする人だから。
3月には保険が無くなるなんてことにはならなければいいけど。
なんせ医療費が"眼球が飛び出るぐらい高い”アメリカなんで。

平等云々とはまるっきり関係ないことになり、お詫びを申し上げます。
次回になるよう努力いたします。

ハブグレジュンタのマミー



#1154:集合的平等と個体的平等

2019-02-05 08:05:28 | アメリカ便り
昨晩は先週のハッピーアワーの続きでした。
いつもの2時間2杯2おつまみ、好き勝手な話をして、中途半端で終わった先週のハッピーアワーを挽回しました。

昨日の温度差もすごいものでした。
お昼には20度だったのが夜には3度ぐらいにまで下がりました。
正にジェットコ-スター的気温。

ちょっと話はずれますが、1か月間外壁をやっていたメキシコ人の人のことです。
この人は妹と、妹の娘とでサウスカウンティ-(南区)に住んでいるそうですが、一度車の中でガンポイントされたそうです。
レストランから出てきたところで、車に乗るや否や黒人が銃口をこめかみに突きつけ、"車から出ろ”と言ったそうです。
またある時は隣の中国人夫婦の家に泥棒が(これまた黒人だったそうです)が入り込み、夫婦を椅子に縛り付け逃走したそうです。
その夫婦の親戚が、3日間連絡がつかないのを不思議がり、隣人の庭師メキシコ人に様子を見に行くよう頼んだら、椅子に縛り付けられた夫婦を発見したそうです。

ユーチューブで、アメリカで一番危険な行ってはいけない都市にセントルイスが挙げられているそうですが、これだからですね。
統計では殺人だけでも2日に一件は起きているのです。

ちなみに私が住んでいる西区は、殺人なんて、私が住んでいる35年の間でぐらいで2件ぐらい。
それも痴情のもつれと不審死。
ポリースは速度違反、駐車違反、"隣の犬がうるさい”(私が昔よくやりましたです)程度のちょろいブーブーしかないから、アメリカ人口75%を占めるデブ化し、本当の犯罪が起きたら"ガンに頼ろう”てことにしかならない。

セントルイスばかりではなく、アメリカどの都市、町でも"絶対入り込んではいけない地区”と言うところがあるのです。
"一歩入り込んだら生きては出てこれない”とまではいかないけど、それはそれはこわーいこわーいところがあるのです。
そういった地区の多くが黒人街です。

以前にも言ってますが、ドクターキングの黒人人権、平等運動は1960年代に始まったことです。
つまりもう60年近くももたっているんです。
この60年の間にアメリカは黒人に対して"人権、平等”と言った名の下で、いろいろの便宜を図ってきました。
しかし、犯罪の巣窟となってしまった黒人街を考えると、"平等とはなんだ”と考えます。
平等とは与えられるものではないし、与えるものでもないのではないか。
つまり、平等とは平面的なものではなく、つまり"これを与えれば平等だ”と言った1面的なものではないと思うのです。
これをやっちゃったから、*一般的黒人の平等、人権は向上していないのです。

*この"平面的与えられた平等”の欠如を見抜く黒人も勿論います。

と書いたところで、またまた長くなったので続きは次回です。
すいませんいつもいつも。
"税金を払わない者に選挙権を与えるな”の続きもあるし。

ハブグレジュンタのマミー


#1153: 集合的平等と個体的平等。

2019-02-04 08:32:44 | アメリカ便り
お久しぶりです。
と言っても2日間書かなかっただけなんですが。
仕事がこちらの事情も考えず、入って来るので。
今朝入っていた仕事、先週中途半端で終わったハッピーアワーの続きがあるので、断りました。
私のブログはこのように"書かなくては”ではなく、"書こうかな~”と言った気分次第のものなので、とびとびになることがしばしばあります。
ブログの更新がない場合は、恐れ入りますが古いブログを読んでいてください。
古いのも"良いですよ”、なのです。

先週火、水と続いた寒波とは打って変わって昨日はなんとプラス20度。
温度差で言えば、4日間で40度です。
さすが、アメリカ大陸。
人も社会も、おまけに温度までおおざっぱなのです。

1か月ちょっと続いた外壁工事、昨日ようやく終わりました。
"やっぱりメキシコ人しかこういった仕事をする人はいないでしょう”のメキシコ人3人、1か月、南国的感覚、いそぐこたーないさ”で携帯操作、井戸端会議、シエスタ万歳の工事でした。
まー天気も悪かった時が多かったけど、こんなものですよ、アメリカは。
白人だったら、これにコーヒーブレイクが加わっているでしょうけど。
白人はこういった仕事はほとんどしないので。
私がアメリカでは絶対家を建てないのはこういう理由なのです。
つまり、日本みたいにニッカーボッカーのパンツと地下足袋できりっと決め、"サー、働くぞ”と言う気持ちがないから、だらだら~。
いつできるかわからないですよ。

メキシコ移民政策なんてやってたら、アメリカではこういった3K的仕事で働く人がいなくなる。
日本人の几帳面さ、世界中探してもいないでしょうね。
と言う理由で、外国人労働者やめてほしい。
絶対、日本にとっては短い目で見ても長い目で見ても、マイナスの面がプラスの面を超える。

平等ですが。
もう30年ほど前に、私が師匠と仰いでいた人が言いました。
ちなみにこの師匠、私の意見とは違うことが多いのですが非常にユニークな発想の持ち主です。

"税金を払わないものに投票権を与えることはない”と。

この続きは長くなるので、次回です。