横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

緑の世界へ着々と。

2011年04月12日 22時42分36秒 | 季節

白鳥の鳴き声が聞こえてこない。

白鳥の飛ぶ姿が見えなくなった。

日陰だけに残る雪。

横浜の娘一家が遊んだ雪山も、もう少しで消えてしまう。

ぐちゃぐちゃ道が固くなってきた。

畑にはトラクターが動き出し、

春一番に咲く福寿草は次から次へ黄色の花を咲かせ、

2番手のクロッカスも咲き始めた。

気温は上がり、

何ヶ月ぶりに外に干した洗濯物。

お日様の香りとチョッピリ冷たい風に、ゆらゆらゆらゆら、春の訪れを楽しんでいる。

北海道には色がある。

すべてが雪に覆われ、真っ白になる冬。

雪解けが始まり、真っ白な雪の下から覗く茶色の大地。

草木が芽を吹き出し、緑のグラデーションに心浮き立つ春から夏。

そしていつのまにか、嬉々とした緑の草木は冬の準備を始め、

再び茶色の世界へ誘う。

今、緑の世界へと動き出している。