2日目、
次女は出勤し、孫のお世話係り開始。
近くのファミレスでモーニングを食べ、近くのスーパーでお弁当を買い、近くの公園でお弁当を食べ、
“帰ろう”と言うまでお付き合いをし、帰途依頼されていた冷蔵庫内の食材補充の買い物をし、夕食を作り、娘が帰宅後少々一緒に飲み、2日目が終わった・・・
3日目、
同じく横浜に住む長女宅に孫も一緒に出掛ける。
息子も合流、みんなが大好きな横浜の「一鶴」で美味しい食事に舌鼓を打ち、一旦帰宅後、今度は仕事後の次女も合流、再度横浜に出向き呑んべい一家が勢ぞろい。関内の「文次郎」でまたまた美味しい食に出会い、呑んべい一家の面々は飲み食いおしゃべりに興じ、幼子が同席のため今度は長女宅に全員移動し、またまた宴会が始まった。
こうして3日目も更けていったのだった・・・
4日目、
長女とホームにいる母に会いに行く。
91歳になった母は痩せ、車椅子の生活になっており、昔の面影はすっかり消えている。
私を見るなり、“お母さん~!会いたかった~!”と涙顔。娘から母親になった私。
“ここの食事はまずくて。”と言う母。それではと近くの和風ファミレスに出向くが、スロープのない2階。
娘とふたり、ヨイコラシャと車椅子ごとを階段を上がっていくが、なかなかのきつさ。
“ちょっと待って”と娘がお店の方に事情を話すと、すぐに3人の男性従業員の方が来てくださり、楽々に店内まで。
天ぷらに“あ~美味しい!” 茶碗蒸しに“あ~美味しい!”
箸が思うように使えないので手掴みでほうばる。
食欲旺盛。
100まで生きそうな勢い。
本人はあと3年と言う。
帰りも従業員の方に助けられホームに戻る。
暖かい陽射しの中で散歩し、美味しいものを食べ、“あ~今日はいい日だ、また来てね。”との声を背にホームを後にする。
母の母でも、母の娘でも、母の伯母さんでもいい。
長い間会おうとしなかった(会いたくなかった)母との固執はすっかり溶け、子供のような母と向き合う自分がいる。
あと3年?
過ぎた時間は戻らぬが、今ある時間を大事にしよう。