毎年、登別温泉に宿泊しているが、今年は還暦を兼ねハイクラスな「滝乃家」に宿泊。
ネットや本で見た通りの素晴らしい旅館だった。
部屋に行く前に案内されたロビー。
時折パチパチと薪の燃える音が聞こえる暖炉、
一面ガラス張りの窓の向こうは美しい白銀の世界。
見惚れていると、“どうぞ”と出されたお抹茶。一服いただきお部屋に案内されると、そこにはまた新たな感動が。
4っつの部屋はそれぞれに趣の違う調度品が置かれ、、窓は総ガラス張りで、真っ白な静寂な世界を目前に見る事が出来る。
24時間入浴出来る白い源泉から沸き立つ湯煙。
最上階の湯処も一面ガラス張り、目に飛び込む広大な雪の樹林は絵画のごとく、ガラスがあるのを忘れるほどの開放感に浸る事が出来る。
地階の湯処もまた違う趣が。
一品一品出されるすべての食に感動し、この心地よい空間に少しでも長居したいとバーで少々お酒を頂き、名残惜しくも夢の世界へ。
朝を迎え、目の前の景色も、穏やかなゆったりとした空間も変わらず。
その中で頂く朝の食事。
“いつかまた帰ってくるから”と振り向きながら部屋を出て、
玄関では女将の挨拶をうけ、笑顔で宿を後にする。
素敵な時間をもらいました。
幸せでした。
もちろんこれだけの幸せな時間の代償はけっして安いものではないが、十分値するものである。
この旅をプレゼントしてくれたおとうさんの息子のひろさん、ありがとう!
とっても素敵な贈り物だったよ。
なんにもしてあげてないのに、いつもいつも私たち夫婦に色々気遣いをしてくれる。
幸せだな~
私も、登別温泉に泊まったことありますよ。ツアーでしたから、宿はそれなりでしたけれど・・・。
最近はやはり良い旅館にしか泊まりたくないですねぇ。現実から隔離された時間にしたいですもの。贅沢な時間~自分へのご褒美。
特にホテルスティはひとりが最高。
せっかく贅沢な時間を過ごすのだから、ひとり気ままに誰に気遣う事なくのんびりゆったりしたいもの。
北海道に来ることがあったら、是非、絶対、登別の「滝乃家」に泊まってみて。
帰りたくなくなりますよ。