夜勤明け、義母のホームに行って来た。
玄関を開け、座っているババに手を振るが・・・
反応がいまいち。
う~~忘れているなあ~
ババの前に座り、“こんにちは”と声を掛けるが、どなた?って顔だ。
まあ、いいか。
仲良しのば~ちゃんと3人でおしゃべりしていたら、もう一人のば~ちゃんがやって来て、4人でおしゃべりが始まった。
ひとりのば~ちゃんが“名前は?”と尋ねるので “まちこ”と答えると、
“次男のお嫁さんと同じ名前だね。”とババが言う。
“次男の嫁って私だけど・・・”
“えっ!ほんとかい?あらまあ~どうしましょう。”
しばらくみんなで話していると、又同じ台詞。
「笑う門には福きたる」 ひとりのば~ちゃんの言葉で、
“じゃ、みんな笑おう~!”
アハハ アハハ、
入れ歯が落ちそうになったば~ちゃん。
たのし、たのし。
じゃんけんをしたり、歌を歌ったり、
かしまし4人組。
玄関まで送ってくれたのは、足腰が一番しっかりしているババ(義母)ではなく、杖をついて歩く別のば~ちゃん。
“何年生まれ?”と聞かれ
“昭和2年”と答える。
“私と一緒だ。”
う~~~私は88歳っていうことか。
夜勤明け、愉快な帰り道だった。
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