
マタギ家には、禁断の料理というものがいくつかある。
見た目がダメ 匂いがダメ 味がダメ ・・・
ホントは美味しいと思うんだけどなあ。
でも、まあ、みんなの笑顔のためには仕方がないか。
そんな成り行きで作っていない料理ね。
ただですねえ、先ほど、閃いたことがあるんですよ。
それは、
料理全てが嫌いなのではなく、料理の中に使われているほんの一部が嫌いなだけ
ということ。
例えば、お魚の顔がとか、納豆の匂いがとか、ピーマンの苦みがみたいなやつ。
その1点をクリアすれば、料理そのものの美味しさをみんなで一緒に楽しめるはずだと考えたんです。
で、苦手の多い娘と留守番することになった本日のランチは、ちょっと工夫してみることにしました。
その名も、ビビンバアラカルト
辛味に弱い娘は、多分、キムチは食べられない。
でも、その他のおかずまで食べられないわけじゃないよね。
だったら、ホテルの朝食のバイキングとまではいかないけれど、おかずを選べるアラカルト形式にすればいいんじゃない?
そんでもって、辛いものが好きなマタギが、キムチをたっぷり戴いて、娘は自分が食べたいものをたっぷり選ぶ。
これでいいじゃないですか。 早速、行ってみましょう!
下ごしらえ・調理の部
先ずは、温泉卵から
普通に卵を準備(常温に戻しておいた方がいいかも)
・厚めの鍋でお湯1ℓを沸かして消火したところに、水1カップと卵を入れたら蓋をして12分待機
・時間が来たらお湯から取り出して、4分間放置
割ってみると、
なかなかいいじゃない(加熱が、もう一息。1個、強く割り過ぎて分かった)
この時間中にナムルの準備をしました。
・ニンジン1/2本を千切り、ほうれん草4株を洗って寸切り、もやし1/2袋も洗っておきました
・調味料も準備しておきます(ごま油8,醤油9,炒り胡麻7gに、塩と鶏がらスープ1.5gぐらいずつ)
ボールに混ぜておいて
・ニンジン⇒ほうれん草⇒もやしの順に茹でて(沸いたら足す。合計3分ぐらいかな?)
・お湯を切って冷水で冷ましたら、しっかり絞って
・タレに絡めたらナムルの出来上がり
続いて肉そぼろ、参ります。
・調味料は、あらかじめ混ぜておきます
・酒15、醬油9、コチュジャン10、砂糖9gに、ニンニクとショウガの摺りおろし少々
・サラダ油をひいたフライパンで、ひき肉200gを炒めます
・色が変わるまでひき肉を炒めたら
・混ぜておいた調味料を加えて水分が飛ぶまで加熱
買ってきた白菜キムチも小鉢に移したら
準備完了です
ここで娘を呼んで、お好みのトッピングでよそってもらいます。(ここが大事!強制はしない)
はじめ、恐々と盛り付けていたんですが、すぐに食べ切って、おかわりして食べていました。
マタギはと言うと、
最初からフルコースです
これが、旨辛美味しいんだわ。
その後、帰宅した妻も喜んで食べていました。
我が家で初めてのビビンバでしたけど、大変結構でした。
アラカルト方式にしたのがよかったですね。
余ったナムルと肉そぼろは、おかずにもお弁当にも活かせます。
買ってきたキムチも、使い道が広いので、これからしばらく、楽しませてもらおうと思います。
そうだよね。全部使い切ろうとするから、発想の幅が狭くなってしまう。
残ったら残ったで、次の使い道を考えればいいじゃないですか。
材料はもちろん、料理も組み合わせは自由。こんな食べ方が時々あってもいいね。
これまでの思い込みから解き放たれて、楽しみを広げていきたいものだと思いました。
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