山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

町内会の夏祭り

2024年07月31日 | 日記

 町内会の集まりに参加してきた。

 コロナ禍で中止せざるを得なかった夏祭りが、去年、ようやく復活したのだ。

 今年も実施するための打ち合わせ会だ。

 人と人とのつながりが希薄になってきている中で、こういう企画は、すごく意義のあることだと思う。

 町内会のお偉い様方も、よく決断して実行に移してくれたものだと思う。

 ただ、今年の問題は『暑さ』ですね。

 せっかく復活したお祭りなのに、熱中症で誰かが倒れてしまったりしたら、せっかくの盛り上がりに水を差すどころか、今後実施できなくなってしまうかもしれない。

 そのため、お祭りの中でも最も心配な、『樽神輿』をどうするかということが一番の話題になった。

 神輿を引くのは地域の子供達。

 まずは子供たち自身が暑さ対策をしっかりすること。

 それを支える大人たちは、どう休憩させるかとか、コースを短縮して無理をかけないとか、いざとなったら神輿そのものを中止するといったところまで、真剣に話し合いを進めた。

 マタギも、色々役割があるので、それを果たしながらサポートしていきたいと思っている。

 うまくいってくれることを祈るばかりだ。

 さて、会議の終わりにおまけの仕事をもらってきた。

 きれいな花飾りを20本ほど預かってきたのだ。

 これを、担当の地区の軒先に飾り付けて、祭りの気分を盛り上げようというもの。

 で、これを持って地区内を歩き回ってきたんですね。

 「この辺がいいかも。」と思った場所の家の人に断って飾らせてもらうのだ。

「祭りが終わったら片づけに来ますので、それまで、よろしくお願いします。」

どの家の人も、

「どうぞどうぞ。」

と言って場所を提供してくれる。

 マタギも、そんなに顔の広い方ではないから、初めてうかがう家も多かったのだが、皆さん笑顔で答えてくれて嬉しくなった。

 返す返すも、祭りが成功してほしいものだと思う。

 

 それにしても、たった20本の花飾りをつけて回っただけで、汗だくになった。

 例によって、家にあるもので冷たいスイーツを作りましょう。

 冷蔵庫を覗いてみると、いいもの見つけた。

       先日のフルーツタルトの残りです

 これで行ってみましょう。

 作るのは、フルーツゼリーです。

 ・80℃のお湯でゼリー5gをとかして、フルーツと混ぜたら

 ・一番涼しげな容器に盛り分けて冷蔵庫へ

       間もなく固まりましたよ

 マタギは欲張って、皿に移せないか試してみたんだけど、

       バラバラになってしまった

 ま、いいか。

       練乳をかけて食べてみました

 なかなか爽やかで美味しかったです。

 

 夏祭りも爽やかに楽しく終われるといいなあ。


嬉しいお肉屋さん

2024年07月30日 | 日記とレシピ

 近所にスーパーが1軒増えた。

 我が家からの徒歩圏内に5店舗目である。

 これじゃあ、生き残り競争が、より過酷になるよなあ。

 そう心配しつつ、消費者としては、非常にありがたいことだ。

 ひとくくりにスーパーと言っても、その特徴は大きく違っており、店舗ごとの『売り』に応じて店を選べるのは、買う側にとって大きなメリットなのだ。

 で、今回できたスーパーは、精肉と鮮魚に特化したお店。

 早速、物見遊山で出かけてみたのだ。

 そうしたらですね、やっぱり面白いんですよ。

 さすがに加工日が新しいのは当然かも知れないが、品ぞろえが豊富な上に、種類ごとに量り売りで対応してくれるんです。

 もう嬉しくなって買っちゃいました(と言ってもせこい買い物だけど)。

 ・普通、売っていない鶏の『ハツ(ハートと表示されていた)』があったので喜んで買って、レバーと一緒に煮込みました

 ※『ハツ』は、砂肝ほどの固さはないけれど、適度な弾力がある上に調味料の味を程よく吸い取ってくれるので、みんな大好き。

       一丁上がり

 で、ラム肉がやたら安かったので、

       久しぶりのジンギスカン!

 食べ切れない程焼いて食べる幸せを堪能させていただきました。

 そして、

       これは、ただの鶏肉ではありません

       親鳥肉です!

 この辺のスーパーでは絶対売っていない肉です。

 先日も作ったには作ったんだけど、これがあったらできるはず。 

 本格派、冷たい肉蕎麦が。

 いつも紹介しているレシピでは、若鳥肉を使ってだしをとっているんだけど、これを使えば、老舗の味が再現できるはず。

 行ってみます。

 ・750mlの水(3人分)から茹でて出汁を取りました

 ※半端でなくアクが出たので、目の細かい網で濾して

 ・出汁醤油250mlとみりん40gを加えて煮立たせます

 ※顆粒出汁は『なし』でいってみることにしました

 ・若鳥よりも油が出てますね。なんだか濃厚な感じがします

 ・『冷たい肉蕎麦』なので汁を冷やしておくのは、今回も同じ。ここから冷凍庫へ

 ・出汁を取るために使った親鳥肉ですが、まとわりついたアクを洗い落としておきます

 ・ネギも切っておきましょう

 ・頃合いを見て蕎麦を茹でたら、冷水で締めて

       盛り付けました

 妻曰く、

 「これが食べられるなら、お店に行く必要ないわね。」

同感。

 今までの肉蕎麦も美味しかったんだけど、これは、その上を行ってますね。

 出汁が効いていると言うのか、コクがあり、より深い味わいです。

       ネギを散らしてみると、少し味が引き締まります

 でも、なくても十分に美味しい。親鳥肉効果とキンキンに冷えているせいでしょう。

 若鳥肉と親鳥肉の違いって、こんなに大きかったんだ。

 驚きです。

 いやあ、美味しかった!

 でも、それ以上に、このちょっとレアな素材が簡単に手に入るようになったことが嬉しい。

 どうか、つぶれたりしないで、末永く我々消費者を楽しませておくれよ。

 どこにお願いすればいいか分からないので、八百万の神様にお願いしましょう。

 どうか、これからもよろしくお願いいたします。


面白楽しい!アイスキューブ祭り

2024年07月29日 | 日記とレシピ

 先日、余ったヨーグルトを生かすためにアイスキューブを作った。

 これが、ただのアイスキャンディーではつまらないので、百均で型を買ってきたんです。

       これね

 シリコーンモールドって言うらしいです。本来は『蒸したまご』用なんだけど、-30℃まで使用可と表示されているので使ってみたら、いい感じにできた。

 これがすごくかわいくできることに味を占めてしまったマタギは、ヨーグルトが残っているのをいいことに、第2作に挑戦してみたんです。

 最初はブルーベリージャムを使ったんだけど、違う材料でいってみます。

 第2作

       イチゴジャムで行ってみます

 ・ヨーグルト:ジャム:牛乳 = 1:1:1でございます(各50g)

 ※ただ、「もっと甘くして」というリクエストがあったので、砂糖を10g加えてみました

 ・泡立て器で混ぜると簡単にほぐれます

 ・型に流し込んで冷凍

 さて、ヨーグルトがもう少しだけ残っていますね。

 それでは、第3作、行ってみますか。 次は、

       練乳で行ってみましょう

 ・今回は、ヨ:牛:練 = 70:40:30

 ※ヨーグルトを全部使い切りたかったので

       またまたシリコーンモールドの出番です!

 この結果、

       こうなるわけですな

 普段は、

       製氷室に入れておいて

 食べる分だけを出して摘まむってわけだ。

 これ、それぞれが違った美味しさを楽しめますよ。

 形で楽しんで味で楽しむスイーツ。

 何と言っても、簡単にできるところがいい!

 間違いなく、この夏のヒット作品ですね。

 次は、何味を作ろうかな?


The Road of HIYASITYUUKA

2024年07月28日 | 日記とレシピ

 外は雨降り、中は蒸し蒸し。

 これぞ梅雨の天気ですなあ。

 でも、家から出られないにしても、クーラーの効いた部屋に引きこもってしまっては身体によくない。

 で、朝から扇風機しかない書斎(?)と、台所を往復しているのだが、昼前から女性陣が外出するそうで、留守番状態になった。

「お昼は任せて。」

と言って送り出した割に、若干の迷いがある。

 朝仕事でメンマを作り、冷蔵庫にはラーメンの生麺があるし、この天候なんだから、冷やし中華で決まりでしょう。

 と、思うのだが、前回の作品が非常にうまくいきすぎたので、次の一歩を踏み出せずにいるのだ。

 あの傑作冷やし中華を乗り越えるために何ができる?

 正直なところ、分からん。

 分からんけど、とりあえず前回と同レベルの作品をめざすことはできるわな。

 それと、周辺部分(トッピング)に改善の余地がないわけではない。

 じゃあ、その辺を目標に作ってみるか。

 で、今回参考にしたのは、知る人ぞ知る『オレンジページ』の執筆者の皆さんの冷やし中華。

 それぞれが名人なのだが、それぞれに美味しくするための工夫をしていて、非常にためになった。

 勿論、一回の作品で全てを盛り込むことは無理なので、可能なところだけ使わせてもらうことにした。

 下ごしらえ・調理の部

 まずは錦糸卵なんだけど、基本線は前回と同じ。

 ・卵に酒塩砂糖を少々。よく混ぜて

 ・濾したら、滑りの良いフライパンで中弱火で加熱

       前回よりもじっくり火を通したつもり

 続いてチャーシューなんだけど、

       前回はこのまま豪快に盛り付けたんだけど

       冷やし中華では細切りが主流のようなので試してみます

       刻み海苔は前回と同様

       新ショウガで紅生姜を作っておきました(りんご酢が決め手)

 つゆは前回と全く同じに

 ※酢100ml、醬油90g、砂糖27g、ごま油5gと冷水50g

       野菜としてキュウリとトマトを準備しました(これも同じ)

       炒り胡麻も使ってみることにしましょう

       皆さん帰ってきたので麺を茹でて

       トッピングしてツユをかけたら(海苔は後の方がよかった)

 いただきます!

 やっぱり旨いがな。

 刻んだチャーシュー(ベーコン)もいいですね。何と言っても食べやすい。

 今回は、前回よりも冷静に味わってみました。

 ・・・強いて言えば、ツユの酸味が少々強いかな。 でも、

         炒り胡麻をかけると

 面白いほどまろやかな風味に変化します。

 そんでもって、

       紅しょうがを加えると新たな刺激と旨み

 これ、面白い!

 そもそも美味しい冷やし中華を、お好みで微調整しながら食べられるじゃないの。

 うん。この夏は、今回の作品をベースにして、お好みで変化をつけながら楽しむ路線ですかね。

 トッピングのバリエーションは、多分、まだまだ色々あるはずだから、その辺を探して、試してみるのも楽しそうですね。

 とりあえず、ご馳走様でした! またね!


旨いじゃない!砂糖漬けタケノコ

2024年07月27日 | 山菜料理

 トビタケとナスの炒め物で、常備菜が一つできた。あと一つか二つは作っておきたいところだ。

 で、ここまで非常に好評だった塩漬けワラビは近日中に参戦することになると思うんだけど、いかんせん日数がかかる。

 即戦力としては、タケノコかな。

 ただ、月山筍の瓶詰めは、あまりにも神々しくて手を出す気にすらなれない。

 やっぱり、職場で採ってきた冷凍の孟宗竹が先でしょうな。

 まだ、かなり沢山あるんだけど、今回試したいのは、砂糖漬けで保存したタケノコ

 正直、恐ろしい。

 なんてったって未体験ゾーンだ。

 でも、せっかく保存したんだから、最後まで付き合わなきゃいけないよね。

 本日は、使い切ったメンマの補充にこのタケノコを使ってみます。

 『ニチレイ』さんのレシピによると、砂糖漬けして凍らせたタケノコは、そのまま直行で鍋に投入するのだそうだ。

 恐ろしや恐ろしや。

 何と言っても、

        タケノコ250gに砂糖30gですよ

 でも、冷凍食品の雄『ニチレイ』さんを信じて進めます。

 ・調味料は、砂糖を入れずにいつも通り

 ※中華出汁と醤油各8,ごま油5gぐらいに顆粒出汁とラー油を適量

       まだ、シャリシャリしてるけど、いったるでえ

       調味料を入れたら

       水1/2カップを加えて

       中火で煮込みます

       水分があらかた飛んだら火を止めて

        恐る恐る食べてみると

 おおっ! これは!!

 旨いじゃないの。

 先入観抜きで食べれば、文句なしじゃないかな。

 以前の味を知っている者にとっては、やや甘めに感じるかもしれないけど、問題なしですね。

 ああ、よかった!

 タケノコの砂糖漬け保存法、今後も使っていきましょう。

 ただ、『戻し方』なんだけど、他の塩漬け料理みたいに、水に晒してみたらどうかな?

 この辺は、次回確かめてみます。

 それにしても、美味しく戻ってよかった。

 常備菜としては勿論だけど、ラーメンの具材としても使っていきたいと思います。