今回、山の神様から戴いてきたキノコたち、量もそこそこに多かったし、品質も良好。
こういう時は、調子に乗って無駄遣いしてしまわないように、色々考えます。
まずはムキタケですけど、
このぐらいあれば暫く楽しめるでしょう
あとは、
小分けにして冷凍します(キノコ山の分も)
そして、
ナメコなんですけど
とてもいい感じです。
こちらも日保ちさせることを考えて、
ひと茹でしておきます
問題は、この次なんだけど、ちょうどナメコの佃煮がなくなったところ。
でもね、あの味付けをしてしまうと、使い道が限定されてしまうんです。
確かに、ご飯やおひたしにかけて食べれば、すごく美味しいんだよ。
でも、ナメコ汁には使えません。
麺類に使うのも難しいかな。
この高品質ナメコは、幅広く使って楽しみたいですよ。
どうする?
んんん、そう言えば!
あったじゃないの
去年瓶詰めにしておいたナメタケです。
これで行けるじゃん!
ここに、
今年のブームである鷹の爪を入れて戴きましょう
えーと、これは一応完成品だから、
お酒大さじ2ほど足して緩めてから鷹の爪も入れてみましょう
ゆったりと加熱して味を馴染ませていきましょう
アルコールと水分を飛ばしたら(10分弱かな)
蓋をして、冷めるのを待って、
はい、出来上がりました
これを、早速、おひたしにかけてみましょう。
あれ???
なんと、今年の作品より美味しいぞなもし。
上品というか、ほのかな酸味がアクセントになってますね。
まさか、1年の間に酸っぱくなったはずないよね。
慌てて、去年の自分のレシピを調べてみると、謎が解けました。
この時は、佃煮じゃなくて、本気でナメタケを作っていたんでした。
今年の作品は、酒醤油みりんの味付け。
去年は、これに酢と砂糖が加わっていたのですよ。
そのことをすっかり忘れても、それなりに美味しいものだから、何の疑問も持たずに作ったり食べたりしていたんだ。
こうしてみると、以前の作品が残っていて救われた感じ。
キノコの、より美味しい食べ方を思い出すことができました。
故きを温ねて新しきを知る。
ちょっと違うかもしれないけれど、少なくとも去年の自分の工夫と、今の料理に足りないところに気付くことができました。
ありがたく戴きたいし、今後に生かしていきたいと思います。
『振り返り』も大事だねえ。