山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

1年間、ありがとうございました

2024年12月31日 | 日記

 本年も、最後の一日となりました。

 我が家では、年末恒例、

    餅丸め大会です

 臼や杵はないけど、お正月に食べる切り餅と鏡餅を家族みんなで準備します。

 つきあがった餅を総出で整形していきます。

 まずは、円形になることが絶対条件で、固まるまでにある程度の高さを維持すべく、テーブル上で『ろくろ』みたいに回しながら整えていきます。

 チビちゃんは、すぐに固まるから、初期作業を丁寧にすれば大丈夫。

 ただ、床の間に飾る大物セットは、なかなか固まらないので、気が抜けません。

 それでも15分ほどで、

       ほぼ、まとまったかな

       これを寒い場所で冷やして、年越しに飾ります

 これを、今年の年末も、家族みんなで作業できることの幸せ。

 今年も一年間ありがとうございました。

 来年もよろしくお願いいたします。


遅ればせながらメリークリスマス!

2024年12月30日 | 日記とレシピ

 「今年、どうする?」

「う~ん、ちょっと困った。」

何の話かと言うと、クリスマス料理をいつ作るかという話題。

今年のクリスマスイブは、マタギが丁度夜勤なので、料理を作っても参加できないのだ。

 クリスマスは祝えなくても、クリスマス料理は食べたいよお!

 で、相談の結果、息子が帰省する年末にしてしまおうということになった。

 そうして、本日が息子の帰省日。

 遅ればせながらクリスマス料理だ。

 その役割分担の中で、今年は、マタギがローストチキンを焼くことになった。

 そうなるとですな、下味も含めてかなりの時間を要するはず。

 早朝から調理を開始しました。

 ベースにするのは、家庭料理のカリスマ、栄養士のレシピさんのものです。

 まずは、漬けダレから。

 ・醤油90、酒45、ハチミツ42、みりん36、砂糖9gと

 ・ニンニク3個分に生姜をスライスして

 ・よく混ぜます(この時期は溶けにくいので気合を込めて)

 ・もも肉にフォークでいっぱい穴を開けたら、タレに浸けて密封

 このまま夜まで放置しました(約12時間)。

       ここからオーブンタイムとなります

 ・トレイにクッキングシートを敷いて肉を並べたら、漬けダレの1/3ぐらいをかけて、200℃35分

 ・途中20分と30分に刷毛でタレを塗り足しました

 ・最後に220℃に温度を上げてもう5分加熱

       はい、焼き上がりましたよ

 ちょっと切ってみましょう。

       いい感じに火が通っていますね

 それでは、ちょっと遅れたけど、メリークリスマス! 

 そして、息子よ、お帰りなさい!!


真子さんは炒り煮で年越し

2024年12月29日 | 日記とレシピ

 この冬の『石巻からの挑戦状』も、最後の食材になりました。

 最後に残ったのは、

       真子さんです

 ダラのタラだから、真子さんね。

 ちなみに、スケトウダラのタラは、助子さんと言うようです。

 昨年のような『怪魚』レベル(タラコだけで4kg)ではないから、そんなに狼狽えることもなく最後に回ってもらいました。

 真子さんも、最近は、アニサキス対策のために加熱処理が推奨されています。

 マタギ的には、生もののしょうゆ漬けも好きなんですけど、やっぱり、加熱料理にすべきでしょうな。

 だとすると、みんな大好きで定番の炒り煮でしょうね。

 多分、この量だと、食べ切る前に年を越しそうなのでちょうどいい。日保ちするからね。

 あまり可能性はないんだけど、御節に並ぶことも考慮して、彩りも考慮してみましょう。

       やっぱり真子さんは迫力ボディー

       糸コン一袋を湯がいて

       ニンジン千切り、ゴボウはささがき

 合計重量が800gあったので、これを基準に調理を進めます。

 ※真子さん500,糸コン190,ニンジン60、ゴボウ50g

       使う調味料は、王道の酒醤油みりん

 各80gずつにしてみました。顆粒出汁は小さじ2ぐらいかな?

 ・真子さんに水と酒各80gずつ入れて溶きほぐしておきます

 ※皮も勿体ないから、切って使います

 ・糸コンをサラダ油で炒めて

 ・ニンジンとゴボウも追加

 ・ある程度火が通ったら、溶いた真子さんを加えて

 ・残りの調味料も加えて、炒るというか煮るというか・・・

 ・加熱しながら混ぜていって、水分があらかた飛んだら

 ・冷めるのを待って盛りつけ

 殆どは年を越すことになるでしょうね。

       朝食時にちょっと食べてみたけど

 すごく美味しいです!

 ただ、このタイプの料理、栄養・健康関係の指導では、要注意メニューなんだよね。

 コレステロールが大量に含まれているらしい。

 まあ、この方面については、マタギに対する警報・注意報は出ていないから、あまり神経質になる必要はないと思うんだけど、それでも、気を付けながら楽しんでいくべきでしょうな。

 何と言っても、加齢とともに、あちこちにガタが来始めている身だ。

 ほどほどの量を、来年度も、ほどほどに楽しみながら味わわせていただくことにしましょう。

 

 これにて、今回の『挑戦状』は、初期調理完了です。

 日付けが遅れて届いたときには、少々焦ったけど、無事にここまで辿り着けて良かった。

 感謝とともに、安堵の気持ちで年を越せそうな気がします。

 叔父様・叔母様、ありがとうございました。


アジには南蛮漬けがよく似合う

2024年12月28日 | 日記とレシピ

 アヒージョを作った日、もう一品作ることにしました。

 材料は、このお方です。

       最後のアジさんです

 12匹届いたんだけど、最後の3匹まで来ました。

 まだ、きれいな目をしているのは、寒さのおかげだと思います。

 当初、牡蠣と一緒にアヒージョにしてしまおうかとも考えたんだけど、なんか違う気がする。

 で、考え直した結果思いついたのが、南蛮漬けです。

 マメアジが釣れたときにはよくやっていたんだけど、最近作っていないことに気付いたんですね。

 結構大ぶりのアジだけど、下ごしらえさえきちんとすれば、問題ないはずなのでやってみることにしました。

 まずは、南蛮酢を作ります。

 ・調味料は、酢150mlに醤油18、ほんだし6、塩3と砂糖27g

 ・先に混ぜておいて

 ・タマネギ1/2個を薄切り

 ・ニンジン1/2本は千切り

 軽く混ぜておきます。

 普通南蛮漬けだと、魚のワタだけ抜いて頭から丸ごと揚げるんだけど、大きいんで、

 ・三枚に下ろしてからぶつ切りにしました

 ※血合い骨以外は外しました

 ・片栗粉を塗したら

 ・中温で揚げて

 ・揚がった順に南蛮酢の中にジュワッ!

       全部入ったら暫く馴染ませて

       いただきます!

 やっぱり旨いっス!

 この食べ方も、アジ料理の王道ですな。

 明日には南蛮酢に馴染んで、もっと美味しくなっているはずです。

 これで、アジさんも無事に調理完了です。

 さあ、ゴールまで、あと少しですぞ。


牡蠣はやっぱりアヒージョ!

2024年12月27日 | 日記とレシピ

 今回の『石巻からの挑戦状』は、2日遅れで調理をスタートしたので、いつも以上のスピードで調理しなければならない。

 ただ、救いなのは、ここにきて真冬並みの寒さになったこと。

 おかげで、鮮魚たちの劣化が進む速度にブレーキがかかっている感じ。

 そうは言っても、鮮魚料理は悠長に構えているわけにはいかないので、仕事が休みの今宵のうちに、できるだけ調理を進めてしまいましょう。

 まずは、こちらから。

       牡蠣さんです

 昨日、大量にフライにしたので、まだ食べ切れていないんですけど、こちらも賞味期限が来ているので調理しなければなりません。

 どうするかって言うと、やっぱりアヒージョですな。

 フライも美味しいけど、この食べ方も大好きなんですよ。

 では、参りましょうか。

 ・調味料は、オリーブオイルにニンニクと塩コショウだけ!

 いろんなレシピを読むと、ピュアオリーブオイルがいいみたいなことが書いてあるものが多いんだけど、うちにはないから、エクストラバージンで参ります。

 ・オリーブオイル100mlにニンニクスライスを入れて加熱

 ・火が通るにつれていい香りがしてきます

 ・牡蠣を投入して弱火で煮込んでいきます

 ・身の方はすぐに色が変わるんだけど、貝柱の色が変わるまで粘って塩コショウ

 ・全部を人数分に盛り分けて出来上がり

       本日の夕食です

 これが極めて旨いんだなあ。

 こんな簡単なのに、なんでこんなに美味しいんでしょうと驚くほどです。

 まあ、パスタの基本であるアーリオ・オーリオと同じだからね。

 あまりよろしくないんですけど、オイルが大量に余ってしまったので、これを残しておいて、翌朝、最後に残った牡蠣も煮て完売です。

 ご馳走様でした!

 さあ、残りわずかです(妻が保存関係を進めてくれたので)。

 続きも頑張りましょう!