山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

古きを温ねて・・・

2024年12月03日 | キノコ料理

 今回、山の神様から戴いてきたキノコたち、量もそこそこに多かったし、品質も良好。

 こういう時は、調子に乗って無駄遣いしてしまわないように、色々考えます。

 まずはムキタケですけど、

       このぐらいあれば暫く楽しめるでしょう

 あとは、

       小分けにして冷凍します(キノコ山の分も)

 そして、

       ナメコなんですけど

 とてもいい感じです。

 こちらも日保ちさせることを考えて、

       ひと茹でしておきます

 問題は、この次なんだけど、ちょうどナメコの佃煮がなくなったところ。

 でもね、あの味付けをしてしまうと、使い道が限定されてしまうんです。

 確かに、ご飯やおひたしにかけて食べれば、すごく美味しいんだよ。

 でも、ナメコ汁には使えません

 麺類に使うのも難しいかな。

 この高品質ナメコは、幅広く使って楽しみたいですよ。

 どうする?

 んんん、そう言えば!

           あったじゃないの

 去年瓶詰めにしておいたナメタケです。

 これで行けるじゃん!

 ここに、

       今年のブームである鷹の爪を入れて戴きましょう

 えーと、これは一応完成品だから、

       お酒大さじ2ほど足して緩めてから鷹の爪も入れてみましょう

       ゆったりと加熱して味を馴染ませていきましょう

       アルコールと水分を飛ばしたら(10分弱かな)

 蓋をして、冷めるのを待って、

       はい、出来上がりました

 これを、早速、おひたしにかけてみましょう。

       あれ???

 なんと、今年の作品より美味しいぞなもし。

 上品というか、ほのかな酸味がアクセントになってますね。

 まさか、1年の間に酸っぱくなったはずないよね。

 慌てて、去年の自分のレシピを調べてみると、謎が解けました。

 この時は、佃煮じゃなくて、本気でナメタケを作っていたんでした。

 今年の作品は、酒醤油みりんの味付け。

 去年は、これに酢と砂糖が加わっていたのですよ。

 そのことをすっかり忘れても、それなりに美味しいものだから、何の疑問も持たずに作ったり食べたりしていたんだ。

 こうしてみると、以前の作品が残っていて救われた感じ。

 キノコの、より美味しい食べ方を思い出すことができました。

 故きを温ねて新しきを知る。

 ちょっと違うかもしれないけれど、少なくとも去年の自分の工夫と、今の料理に足りないところに気付くことができました。

 ありがたく戴きたいし、今後に生かしていきたいと思います。

 『振り返り』も大事だねえ。


キミだけに!

2024年12月02日 | 日記とレシピ

 本日のランチを準備します。

 まずは、出汁の効いた麺つゆから。

       最近、妻が作り置きしてくれていた胸肉のチャーシュー

 これに鶏油を加えて炒めます。

       『キノコ山』で戴いてきたナメコ

       出汁醤油を適度に薄めてこの二つから出汁を取ります

 ご想像いただけると思うんですけれど、この出汁汁で蕎麦にします。

 でも、一番使いたいのは、鶏肉でもナメコでもありません。

 先日、お好み焼きを作ったときに余らせてしまった長芋なんです。

 半分ほどが残っていたんだけど、痛むのが早そうな気配。

 そこで、これを使った料理を考えたんだけど、辿り着いたのがこの料理、ナメコとろろ蕎麦です。

 それほど難しくはないと考えていたんだけど、甘かった。

 今後の教訓のために、記録を残しておきます。

 出汁を取るための具材に続いて、トッピングの材料を揃えます。

 ※懸案の長芋に、ネギ。これも『お好み焼き』で余った揚げ玉に加えて、卵黄を用意しました

 先ほどの鶏肉とナメコの入った蕎麦に、この4つを乗せれば最強になると考えました。

 でもね、

       これが出来上がりの画像

 長芋のとろろは良かったし、揚げ玉もネギも良かったんだよ。

 ただね、

「あっ、卵割れちゃった。」

「んんん?丁寧にやれば・・・、あっ!」

 画像のオレンジ色の物体が黄身なんです。

 娘に続いて、マタギも失敗しました。

 最後に残った1個を、皿からストンと落とした妻だけが成功。

 難しいものだね。

 実は、この黄身をつぶさないために、色々調べた結果、今回使う3個を無事に白身と分けることに成功したんですよ。

 それでうまくいったものだから、安心し切っていました。

 でも、甘かったんですね。終わっていなかった。

 同じ生卵でも、白身だったら、そんなに気を遣わなくてもいいと思うんだよ。

 しかし、黄身だけにもっと配慮が必要だったということね。

 『黄身のまん丸は、可愛いし美しい。でも、デリケートだから、取り扱いには、細心の注意が必要。黄身だけに、最後まで』

 今回の調理で学んだ教訓でした。 チャンチャン


卵白料理を楽しもう

2024年12月01日 | 日記とレシピ

 ランチに考えた料理で卵を使うことになった。

 ただし、使うのは黄身の方だけ。

 卵白が余ることになる。

       さて、どうしましょうか

 で、ちょっと考えたんだけど、お菓子を作ることにした。

 と言うのも、今朝は妻が健診のため、飲まず食わずで出かけていくから。

 おなかをすかして帰ってくるだろうから、帰宅した時に美味しそうなスイーツが待っていれば、さぞ嬉しいだろう。

 なんて言ってるけど、本音は、自分が楽しみたいから。

 卵白だけを使った料理ってのも、いろいろあるけど、手間をかけずに美味しく作れるようになりたいし、レパートリーを広げたいという思いがメラメラと燃え上がってきたのよ。

 で、調べてみると、本当に色々あるんだけど、そんな中で簡単で美味しそうなものを選びました。

 作るのは、マフィンです。

 早速行ってみますね。

       使う材料もシンプルです

 ・無塩バター65gに

 ・グラニュー糖60gをかけてレンチン

 ・ほぼほぼ溶けたら

 ・ミキサーでよく混ぜると

 ・白っぽくなります

 ・ここに卵白全部(3個分)と牛乳50gとを入れて

 ※この辺からの画像、撮り忘れ(許して)

 ・薄力粉100gにBP5gと塩一つまみ、バニラ2~3滴加えてゴムベラでかき混ぜます

 ・粉っぽさがなくなったら出来上がり

 ・マフィン型に流し入れて

 ・お好みのトッピング(今回はチョコチップ、レーズン、アーモンドスライス)

 ・180℃のオーブンで2分間予熱後、17分焼きました

       ふっふっふ、いい感じに焼けましたよ

       マタギはチョコチップを戴きました

       割ってみるとフワフワです

 実は、丁寧なレシピだと、メレンゲを作るらしいんだけど、今回はベーキングパウダーで簡略化した作り方です。

 それでも、十分に美味しくて、妻も娘も喜んで食べておりました。

 ああ~、美味しくできて良かった!

 さて、ランチは卵黄を使ったメニューです。

 何を作るかは、明日のお楽しみということで、

 See you!