山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

人生初の鍋焼きうどん

2025年01月18日 | 日記とレシピ

 年末から、麺と言えば蕎麦ばかり続けてきたので、そろそろうどんが食べたくなった。

 で、仕事の帰りに買って帰ったら、妻から呆れられた。

「うちにもあるのに。なんで見もしないで買ってくるのよ。」

すみません。

だって、食べたかったんだもん。

あ~あ、ということは、これからうどんが何回か続くってことだ。

何回か続くんなら、料理に変化をつけて楽しみたいですね。

 で、考えたんだけど、この時期、すごく食べたくなるんだけど、一度も作ったことのないうどん料理が頭に浮かんだ。

 それは、鍋焼きうどん

 この寒い時期にアツアツの土鍋でハフハフ言いながら食べるこの料理、憧れなんです。

 ただ、作ったことがない。

 だって、土鍋がないし、コンロも足りないんだもの。

 なんとかならないかな。

 そうして、また閃いちゃったんですね。

 出来るかも!

 あれを使えばいいんじゃないかい。

 それは、先日、アンコウ鍋で使った電磁調理器

 これで、家族分まとめてうどんを煮て、加熱しながら食べればいいんとちゃうか?

 よっしゃあ、早速やってみましょう!

 まずは、鶏肉で出汁を取ります。

       蕎麦の時と違って若鶏なんだけどアクは出ます

       丁寧に掬い取ったら調味

 ・水1.2ℓに対して、醬油とみりんを各54g

       計算では、塩4gでいいはず

 ばっちりでした。

 ・具材は、前もって油抜きしておいた油揚げとネギとかまぼことむきエビです

 ・うどんと卵、スタンバイ

 ・うどんを入れて再沸騰したら、卵を乗せて蓋をしました

 ここからが作戦なんだけど、トングとお玉を使ってセルフサービスで好きなように盛りつけます。

        こんな感じね

 これがアツアツのウマウマなのよ。

 そんでもって、調理器の電源は入ったままだから、アツアツのままおかわりして食べます。

 みんな喜んで食べて、あっと言う間になくなっちゃった。

 これは、作戦成功ですね。

 これ、すごく美味しくて楽しい!

 次のうどんもこれで行こうかな。

 具材に変化をつければ、色々楽しめそうですよね。

 とりあえず、本日はご馳走様でした!


簡単、美味しい!チーズオムレツ

2025年01月17日 | 日記とレシピ

 昨日のポークソテーは美味しかった。

 美味しかったのだが、またやっちまった。

       使うチーズを間違えたみたい

 妻から指摘されて賞味期限を見ると、確かにピザチーズの方が3か月ほど早いようだ。

 ここからは経験則なのだが、乳製品の場合、一旦開封してしまうと、急激に劣化が進む。

 ゴメンね。

 ピザチーズだけでなく、スライスチーズまで劣化の危機に陥れてしまった。

 これはピンチ。

 ・・・だが、待てよ。 これは、考えようだね。

 チーズの活用法を工夫するチャンスが与えられたってことじゃないの?

 そう考え直すと、目の前が明るくなってくる。

 じゃあ、前向きに考えましょう!

 チーズ活用、新レシピの開拓です。

 で、チーズを使った美味しそうなレシピを検索してみることにしました。

 さすがにチーズのレシピは、無数にあります。

 その中で、『面白そう』と思ったレシピを試してみることにしました。

 名前は、チーズオムレツ

 普通っぽい料理なんだけど、美味しそうで簡単そうで理にかなっているからやってみることにしました。

 大抵の場合、こういうレシピには、作った人たちの評価が記入されています。

 プラス評価が千人を越えたら、『殿堂入り』と言って、ほぼ間違いなしです。

 で、その数が多いほど、信憑性が高まると判断するんですけど、今回の場合は、ゼロ

 若干不安を感じるんだけど、自分の感覚では、美味しいと思うんだなあ。

 とにかく、簡単だから、失敗してもダメージは小さかろう。

 やってみます。

 ・卵1個に、チーズ10,牛乳15とコンソメ2gだって

 ・卵を溶きほぐして材料を全部加えてよく混ぜたら

 ・ラップを被せてレンジで600w40秒

       ビミョウに半固体化

 ・よく混ぜ直します

 ・再びラップをして600w1分

       なんだかいい感じ

 ・使っていたラップの上に、ゴムベラで落として

 ・包んでまとめます

 ・皿に盛りつけて、食べやすい大きさに切ったら

       どうぞ召し上がれ

 これが、なかなかに旨いのよ!

 『ふわトロ』タイプではなく、『ねっとり』タイプなんだけど、それはそれでいいでしょう。

 何よりも、チーズの旨みがダイレクトに口の中に広がるのが嬉しい。

 強いて言うと、コンソメは、もう少し控え目でもいいかも。その方が、チーズの美味しさをより楽しめそうな気もします。

 でも、美味しいことは間違いなし。

 そして、何と言っても簡単!

 トータル10分そこそこで出来上がってしまいます。

 思い切って試してみて良かった。

 いいレシピに出逢えたことに感謝です。

 やっぱり、人の評価も大事だけど、自分の頭と身体で試してみることが大事なんですね。


これは絶品!なんちゃってポークソテー

2025年01月16日 | 日記とレシピ

 「3割引きだったから買ってきたの。」

妻が言うのは、

       薄切りの豚ロース11枚入り

 パッと思いついたのが、ポークソテーなんだけど、薄すぎるし数が多いから料理の手間がかかりそう。

       まあ、とりあえず塩コショウしますか

 このとき、あることが閃いた

 「そうだ、これなら焼く手間も省けるしボリューム感も増すはず。」

 その方法とは、

 ・薄く薄力粉を塗して、2枚重ねにしてしまいます

 これなら、焼く回数も半分で済むし、ボリューム倍増じゃないの。

 ただ、焼く時に分離する心配があるので、しっかりと筋切りはしておきましょう。

 さて、味付けはどうしましょうか。

 で、また閃いた。生姜味のタレは作るんだけど、あれがあるじゃない。

 

       先日のピザ大会の時に余ったチーズ

 調べてみると、これをポークソテーに使うレシピも見つけてしまいました。

 ・牛乳50mlにチーズ100gと片栗粉3gをレンチンするみたい

 ※これは、料理の最後の最後ですね

 つい気が変わって『とろけるチーズ』を使ったら、妻から使う順番が違うと叱られてしまいました。

 ま、許せ。

 さて、生姜焼きの材料も準備しましょう。

 ・酒醤油みりん各大さじ2と砂糖大さじ1にショウガとニンニク適量

       混ぜておきます

 ・オリーブオイルを敷いたフライパンで強火(ドキドキ)

       無事に分離せずに焼けました

 作戦成功!

   残りは単品なので、何の心配もいりません(お弁当その他に使う予定)

 ・肉汁の残るフライパンで生姜焼きのタレを煮切ります

 ※あんまり頑張りません(焦げ付きそうな気がする)

 チーズソースの方は、妻に任せたところ、

 ・600w1分、のち、かき混ぜて、30秒でいい感じに仕上がったそうです

       出来たぜ!

 これ、超旨いです。

 ポークソテージンジャーだけでも、十分に美味しいんだけど、チーズソースが乗ると、味の深みがぐっと増しますね。

 みんな喜んで食べていました。

 いやあ、ソースも2枚重ね焼きも大成功でした。

 この焼き方を、なんちゃってポークソテーと名付けることにしましょう。

 ご馳走様でした!


マタギとサルと

2025年01月15日 | 日記

 先日、なんとなくテレビ番組を見ていたら、マタギとそっくりな生活を営む動物が紹介された。

 その動物は、ニホンザル。

 主に上高地周辺に住むサルらしいのだが、季節に応じて生活場所を移動しながら暮らしているらしい。

 季節に応じて移動する動物は、少なからずいる。

 代表は、渡り鳥や回遊魚かな。

 あの方たちは、エサや暮らしやすさを求めて、大旅行をする。

 そこまで大規模ではないのだけれど、上高地のニホンザルたちも移動するらしい。

 ただし、水平移動ではなく、高度を変化させる垂直移動。

        上高地の厳しい冬を越すと

       芽吹きの季節が訪れる(サ)

       この芽吹きの恵みを(マ)

       享受せずにはいられようか(マ)

       季節が進むとサルたちは山を登り始める(サ)

       ボルダリングの名手(サ)

       マタギたちも登り始める(マ)

       上流へ(マ)

       春は徐々に高度を上げていくのだ(マ)

 そうして、

        高山に辿りつくと(サ)

       今度は、秋が(サ)

       上の方から訪れ(マ)

       実りをもたらしながら(マ)

 徐々に、里に下りてくる。

 そうして、今、

       サル団子

        寒さをしのぎつつ、次の春を待つ。

 すごく共感してしまった。

 上高地のサルたちよ、今年の冬は厳しそうだけど、何とかしのいでな。

 次の春は、もうすぐだ。

 マタギもがんばる!


アンコウ鍋の季節

2025年01月14日 | 日記とレシピ

 昨夜の町内会の会合では、色々宿題を渡されて帰ってきた。

 町内全体としては、新年度の役員選出と報告。

 近隣では、ごみ集積所の清掃当番を、どう組み替えるか。

 どちらも、新年度に向けての動きなのだが、どちらでも足かせになるのが、住民の高齢化。

「うちは、もう歳だから勘弁してくれ。」

と、来られると、あまり強く出るわけにもいかない。

 結局、動ける人が毎年働いて地域を支えるしかなくなるんですね。

 地区全体の高齢化率が35%を超えているそうで、謂わば、老々介護状態なのだ。

 こうなって来ると、大切なのは健康寿命っていうやつで、年を食っても動ける体力と気力が大事だと痛感させられる。

 ・・・って、何の話をしたかったかって言うと、年度末ですねえということ。

 北国では、年度末が近づくと、鍋が恋しくなるのよ。

 季節の野菜と魚(肉もあり)を食べてあったまる。

 そうして、寒さを乗り越え、新しい季節の訪れを待つ。

 これが、この時期の楽しみね。

 そんでですね、また、妻が見つけたわけよ。

 その名も、アンコウ鍋セットだそうだ。

 正直なところ、昨夜預かってきた宿題が多すぎて、

       こういうお方の相手は遠慮したい

 でも、ある程度下ごしらえできてるなら、是非戴きたいですなあ。

 スーパーに覗きに行くと、ありました。

       すでに切り身になってますよ

 はい。今宵はアンコウ鍋です。

 まず、下ごしらえの必要なものを済ませます。

 ・アンコウの身に軽く塩しておいて

 ・湯通しして臭み抜き

 ・同様に糸コンも湯通しを済ませておきます

 後は具材を切り分けておきましょう。

 ・白菜は削ぎ切り、ネギは斜めに、豆腐は大き目のさいの目切り、ニンジンは梅の型で切り抜いて薄切りにしておきましょう

 大事なつゆに移ります。

 ・あん肝の風味が最も大切

 ・ある程度たたいたら乾煎りします

 ※焦げ付く直前まで炒るといい香りがしてきます

 ・水1ℓに、酒醤油みりん各40ml、顆粒出汁適量とおろしショウガに、添付された味噌をそのまま使ってみました

 ・電磁調理器に引っ越して具材を並べて加熱

       よく火が通ったみたいです

       いただきます!

 いやあ、あったまります!

 アンコウの身のコラーゲンがトゥルトゥルっとして、堪らんのですわ。

 この料理は、やっぱり、加熱しながら欲しいものを欲しいだけ取って食べるのが一番です。

 旨さと温かさが身に染み込んできます。

 日中に、町内会の懸案をひと通り片付けておいたので、心も軽い。

 ああ、鍋の季節ですなあ~!

 本日は、その1回目。

 身も心も温まらせていただきました。

 ご馳走様でした!