朝、高熱のため、職場に欠勤の連絡。その後、医者の予約を取って、診断と薬を処方して貰って帰宅したのが10時過ぎ。
また、職場に連絡。
「五日間外出禁止だそうです。」
「分かりました。こちらのことは気にしないでよく休んで下さいね。」
申し訳ないが、仕方あるまい。
それにしても、非常に具合がよくない。普通、酒瓶が目に入ったら手が出るマタギなのだが、全然その気になれない。とりあえず横になるしかあるまい。
しかし・・・、いくら待っても症状は改善しない。そもそも、節々の痛みと喉の違和感で眠れないのだ。
ああ、そう言えば、妻が、薬を飲んだら良くなったみたいなこと言ってたっけ。
薬の服用は、『毎食後』と書いてあるのだが、食後4時間近く経っても食後は食後だ。1回分を飲んでみる。
すると、あら不思議。さっきまであれほど苦しかった節々の痛みも、喉の痛みも間もなく消えてしまいました。
おおっ!素晴らしい!!
なんだか、酒瓶の酒がマタギを手招きしているように思えてきました。ちょっと試しに1杯飲んでみるか。
グビッ。 かあああ! 旨いじゃないの! 味覚が効かなくなるとか聞いていたけど、全然問題なさそうです。念のために、もう一杯飲んで試してみようかと思っているところに、妻がやってきて、呆れている。
「もう、ダメかと思ったんだけど、君がやったように薬を飲んでみたら、一気に改善した。」
「で、なんでお酒なの?」
「いやあ、味がしなくなるかと思って試してるんだけど、大丈夫みたいだ。」
「ほどほどにしてね。病人なんだから。」
「はいはい。」
と、その場を逃れる。
さて、このぐらい元気になるなら、夕食のおかずぐらいは作れそうですね。実は、作りたかった料理があるんですよ。その名も、
≪煮込みハンバーグ≫
魚料理とスイーツに関しては、かなりの割合で、今もマタギにプロデュース権が残っているんですけど、肉料理に関しては、殆ど女性陣に移行してしまっています。まあ、それ自体は、全然悪いことではないんだけど、こんな時だからこそ味わってもらいたいと思ったんです。何と言っても、余っている挽肉を消費出来て、みんなが気持ちよく食べられる柔らか料理なんだから。しかも、これから悪化していくかもしれないマタギと、改善していくかもしれない皆さんとのバランスを考えれば、今日しかないでしょう。トイロさんのレシピを参考にさせて戴きました。
下ごしらえ・調理の部
・タマネギ3/4個をみじん切りにして、透明感が出るまで炒めておきます
・パン粉1/2カップに牛乳100gと卵1個を混ぜたら
・ひき肉250gとタマネギを混ぜていきます。調味料は塩コショウとナツメグとサラダ油
※かなり緩く感じますがノープロブレム(ついでに、昨日のワンタンの餡の残りも使ってますけど、こちらもノープロブレム)
・掌に乗るぐらいの塊を掬い取ってフライパンへ(中火)
※この段階で成形した方が簡単だと思います(平らにして周辺を整える)
あれ?裏返すタイミングって、どんなだっけ?・・・暫くやっていないと忘れています。ああ、そうだった。
・フライパンとの境目の色が変わってきたら丁寧に裏返します
こんな感じ
※この時点では、かなり柔らかいので、フライ返し2枚を使いました
9個焼けましたが、今夜使うのは、3人で6個
※まだ半生です。表面を焼き固めた状態
・薄力粉大さじ2を色が変わるまで炒って
・バターで炒めたタマネギの残りと竹輪の細切りにかけて、水350mlで溶いたら
・コンソメ1個(砕いたもの)とケチャップ大さじ5、ウスターソース大さじ3を加えて煮立たせる
・本日食べる分のハンバーグを入れて、ソースを回しかけたら、蓋をして弱火で15分ほど煮込みます
本日のメインディッシュです
本当は、もっとソースをかけたかったんだけど、この後、残りの3個も煮込んだので少なめになった感じ。一気に9個だと、フライパンの面積が狭すぎた。
本日の夕食です
野菜も汁も妻が作ってくれているので、ハンバーグに専念出来てよかったです。
どうだい、煮込みハンバーグ、とても柔らかいうえに、かなり美味しいでしょう。
次、チャンスがあったら、是非チャレンジしてみてね。
娘が、明日で隔離終了だそうです。
ゾンビ館もあと4日。もう少しで、平常の暮らしに戻れそうです。
明日以降、マタギがどうなるかは不明。