さん・さあんすがいいの しらとり れい
どらまちっくな こいに
あこがれない といったら
うそになるわね
でも
こうして ここにいて
あなたと
こどもたちと
なんのしんぱいもなく
くらす
この しあわせは
てばなしたくない
なにがあっても
だから
さん・さあんすが いいの
雪が積もる中ですが、いました
当地には、毎年冬が来ると、白鳥が飛来します。
通勤路付近の田んぼにも、餌を求めて姿を見せてくれていたんですが、今年は、全く見られません。どうしたことかと心配になって調べてみました。
そうしたら、だいぶ前から当地にも到着している事が分かりました。ただ、例年よりも積雪が多いために、餌を求めたくても、田んぼの植物が食べられないので、水辺に滞留したままなんだそうなのです。
じゃあ、こちらから顔を見に行ってみようかな。そんな思いで、近くの飛来地に様子見に行ってみました。
池は凍りついており、白鳥はいませんでした。やっぱりこの冬は厳しいのかも。
流れのある川の方に行くと、姿が見えました。
優美な姿です
カモたちと一緒に暮らしているようです
オオハクチョウでしょうかね(嘴の黄色が広い)
子どもたちもいるよ(嘴の色で見分けます)
周囲を恐れることなく寛ぐ
長旅の疲れを忘れたように
春までの日々をこの地で過ごす
我々にとっては、厳しい冬なのかもしれないけれど、極寒の地から訪れた白鳥たちにとっては、楽園みたいに感じられるのかもしれませんね。
この風景を見たとき、頭の中に流れ始めたメロディーは、ピアノとチェロが奏でるサン・サーンスでした。
どうぞ、春まで、次の旅立ちまで、ゆっくりとくつろいでいって下さいね。それまで、お邪魔にならないように、そっと見守っていきますから。
やっぱり、サン・サーンスが似合う白鳥の水辺でした。