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統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

死人に口なし(やはり髪を切ろう)

2012-07-07 23:54:21 | 時事ニュース



スイカ畑もいつの間にか大きなスイカができ始めました。




トマトのポット植えにも実がなり始めました。植物が育つのは速いものです。

大津・中2自殺、またも生徒に口止め中2の生徒がいじめられ自殺した事件は自殺自体よりも死人に口無しをいいことに、学校や教育委員会の事件を隠す行為は悲しいことである。これでは全く今後の教訓にもならなければ反省にもならない。個人的な口止めだけでなく、全校集めた校内放送で、「変なことしゃべるなよ」って生徒に言ったとのことである。

 今日は土曜日だけれど一日診療で疲れました。特に自殺の危険性がる患者はとても気を使い疲れます。時間が無いので患者に「言いたいことを言いなさい」「自分ことを中心に考えなさい」「人に良く思われようとしてはいけません」「自責、すなわち自分だけに責任を考えすぎないように」機関銃のように患者に話します。でもこれらは親子関係や長い習慣にも関係するので、心は急には変わりません。昔は子供は自殺しないものでした。しかし今ではメンタルヘルス教育は中学からするべきかと思います。とにかく早い方が良いというのが最近の実感です。認知行動療法や交流分析くらいは教えておいた方が良いと思います。

 ウラトリが無ければマスメディアはかえって危険夕食後疲れて気分が悪かったので、うたた寝してしまいました。少し気分がよくなり目を覚ますとNHKががれきの取材をしていました。また結論ありきの薄っぺらい取材をしているなと思うとまた気分が悪くなりました。被災地現地のがれきの山を見せ困ってる市民の取材をし、またお座なりの環境大臣や市長のコメントを取材し、がれきの放射能が測れるわけがない空間線量計(プルトニュウムやストロンチュウムは測れない)でぜんぜんOK みたいな感じを放送する。放射性同位元素の多くはアルファ線やベーター線が主である。アルファ線は紙をも通さず、ベーター線も遠くに飛ばず、汚れないように感知器をビニールで巻いてしまえば、これらを測ることは難しい。1メートルも離れて測って出たら大事です。感知器には一切カバーをせず、がれきの表面0.5センチくらいに近づければ少しは反応あるかもしれない。焼却の現地ではただやみくもに怖がっているような主婦に取材して、「なんだこいつは自分のことばかり考えて」という印象を与えます。科学的に反対している医師や弁護士、環境学の学者もたくさんいるのにそういった人たちの取材は何もない。また多くの市民の抵抗運動の熾烈なところは一切ない。裏取(ウラトリと言って一方向からの意見だけでなく、多面的に客観的に多方向から情報を取り平等正確な情報を取るというマスコミの基本)の無い取材は如何なものかと考えます。


国が補償するは空手形にはなりませんか?がれき焼却現場の自治体での話し合いでがれき焼却の健康被害の補償が確約されれば焼却がOKということで交渉され、国がOKと言ったそうで、焼却がGOになったとのことです。国が補償するというということはそれなりの証拠が入ります。万が一がれきのセシウムで心筋梗塞で死亡しても、プルトニュウムで肺がんになっても、ストロンチュウムで白血病になってもそれらの病気はしょっちゅうあることで、がれきとの因果関係を証明するのはとても困難かと思います。因果関係の極めて明かな原爆症や水俣病認定でもどれだけの苦労がいったでしょう。後々死んでからやっと認定された人もいます。裁判はお金と努力と時間と相当な精神力が必要です。「死人に口無し」で終わらせようとする今の日本人に、死んだ人のために一生懸命になる人がどれだけいるでしょうか。家族でも「もういいや」ということにはならないでしょうか。損害や金銭の補償はあるかもしれませんが、そもそも命の補償というのはあるのでしょうか?ラザロのように死人を生き返らせる事のできるのはイエスキリストだけです。まあ、以前言いましたように髪の毛を定期的に切って保存するくらいの事はした方が良いかもしれません。




今年の梅雨は長くうっとうしい日々が続いていますが、農園ではあちらこちらにアジサイが咲いてなごみます。


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