統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

五苓散が無くなりました!!(滅びゆく現場)

2024-03-17 13:48:59 | 時事ニュース
消える薬

ずいぶん前から、風邪薬どころか漢方薬までなってきました。葛根湯すら無くなればもう本当に風邪の治療薬が無い。 抗生剤もセフェム系はありません。結局風邪なら病院ではなくて民間薬局にしか薬はありませんので、 健康保険は使えませんが、患者さんはそこに行くしかありません。

 

 
恐らく漢方薬で一番役に立っているのが五苓散ですが、とうとうそれが無くなりました。 五苓散は女性の頭痛やむくみめまいの特効薬です。即効性もあります。 これも民間薬局(OTC)に行かざるを得ないでしょう。 このように、今まともな医療が診療所で出来なくなっています。 薬局に行って薬剤状況を聞いたら漢方薬が本当にまばらになって言います。 倉庫には少しあったので「まだ倉庫に入れられそうなので、沢山備蓄して下さい」と言ったら、 「倉庫はあるけど薬が無い」と言われて仰天! 本当に深刻な問題になってきました。
無用の長物になるか前国で2000人だけの漢方専門医
専門医を取るのもきついが5年ごとの更新もきつい。10例の症例報告と50例の事例報告。かなりの負担です。 さすが今は軽減されていますが。
後発メーカーも機能せず。漢方も不足。マスメディアにも上げられないのが不思議。 コロナも終わった感じでみんないるが、毎日コロナ、病院や老人ホームでクラスターです。 薬が無いので1~8波より状況が悪い。医療費抑制で患者も医師もとても困難な状況になるでしょう。 もうからないクスリは作らない。もぅからない医療はしない。という事にこれからなるでしょう。 それにしても五苓散が無くなったのは堪えます!!

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