統合医療日記

ここでの統合医療とは単に西洋医学と東洋医学の統合ではなく、病気を肉体と精神と社会及び自然環境の4視点から見ていきます。

コロナの行方その④(第2波の対策は食物繊維)

2020-05-10 20:32:09 | 時事ニュース

苦労して漢方専門医を更新しました。もう漢方45年処方しているのに今更どうでも良いのですが・・・皆が信用しないので取り合えず取りました。

東洋医学には主に中国医学(針灸など)と日本漢方(文字通り漢方医学)があります。日本漢方と言えば、感染症に詳しい傷寒論です。特に感染毒については一貫堂森伯道の感染毒に対する漢方医学です。これは先日すでに述べましたが、とにかくコロナ感染症のように感染による過剰炎症(過剰なサイトカイン)が命取りになります。

ですから普段から体に炎症がないようにしておかなければなりません。虫歯や副鼻腔炎なども秋までには早めに治して置きましょう!

非常事態宣言で、3蜜が無くなりますので収まるのは良いのですが、集団免疫が不完全になるので、晩秋からコロナが盛り返してくる可能性は十分あります。今度はインフルエンザと被るので大事になります。PCR検査は出来るでしょうがコロナに対する抗生剤やワクチンが出来ていなければ、老医師が診療するのも命がけになります。今から体力作りをするほうが良いようです。

実は最も炎症が起こりやすいのは1000種100兆個の細菌がいる腸なのです。人体の細胞が60兆ですからいかに細菌が多いかお分かりでしょう。したがって腸内細菌叢のあり方が、炎症体質改善の決め手になります。途中を省きますが、それには食物繊維を取る事です。

なるべくオリゴ糖と乳酸菌、発酵食品を取りましょう!

肝染症に注意!!

腸内に悪玉菌が増えると活性酸素がバンバン出て腸で炎症が起こります。詳しくは語れませんが、活性酸素は門脈から血液を通して肝臓に至り、肝臓の解毒機能を落とし、感染毒が解毒できなくなり、肝臓ガンにもなりやすく感染症に弱くなります。今年の冬はアルコールも控えましょう。もやは感染症は肝染症なのです。

医者がインフルエンザにかからない理由

インフルエンザが流行すると1週間でまず一人来ます。少しそれで免疫もらいます。それから2~3日に一人患者が来ます。それで追加免疫頂きます。次に毎日一人来ますが免疫十分で強くなるばかりです。やがてパンデミックになり1日に5~6人来ます。でも毎年かかることはありません。これと同じようなことが集団免疫でも言えます。

神経質になりすぎて、あまり3密を徹底していると、スペイン風邪のように第2波が怖いです。少しはウイルスをもらわないと、大量濃厚感染が一番危険で予後も悪いです。個人的には5月中にでも安全な所から部分解除を早めたほうが良いかもしれません。自殺者も増えます。とりあえず食物繊維を一日25グラム取りましょう!

今年もシイタケ50本仕込みました。

フキ

ミカンジャムはペクチンで一杯です。高圧にするとペクチンが出来やすい

キクラゲのホダギ

キクラゲ食物繊維の代表です。

フェンネル

 

本日フェンネルの水餃子「私が」作りました。フェンネルは食物繊維豊富ですが、胃腸に抜群の効能があります。皆さんも是非どうぞ、簡単で美味しいです。

 

 

 


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