よく虹の彼方に極楽があるというけれど、「虹」そのものも実体の無いようなもので、でもたしかに空に存在してるものだ。花火とか虹とか夕焼けとかは、いくら現実だけを見つめている人でも、無条件にきれいと感じる人が多い。たぶん短時間で消えてしまうから、その一瞬に心が集中するからだろう。人の一生も長くて100年くらいだが、もし、その100年を一瞬だと感じる心があれば、人生も美しいのかもしれない。でも、たいていの場合は繰り返される日常に慣れっこになって、生きていることさえ意識することも少ないのだろう。
そんなこんなで、このコラムも232回を迎えるが、ある時、テレビCMかなにかで紙飛行機が部屋の中を飛んでいくコンピュータグラフィックスアニメを見た。その時
「これこそが、自分の思っている世界観に近い」仮想現実や!と思った。当時、その分野の先駆者?として活躍していた人に松浦季里さん(今はKIRIと改名?したんかいなー!)というのが居て、その人も「コンピュータの中に別世界が作れる」みたいな事を言っていた。しかし、その当時はコンピュータもソフトも何千万円もして、パソコンでは玉1個の画像作るのに1週間かかっていた。
結局、ランダムに見えるデジタルデータをある一定の法則で理解すると世界が構築されるというのは、結局、この現実世界と全く同じではないか。世界は有るのではなくて、自分が作り出しているのだ。同じ出来事も受け取り方で不幸にも幸福にもなる。
「これこそが、自分の思っている世界観に近い」仮想現実や!と思った。当時、その分野の先駆者?として活躍していた人に松浦季里さん(今はKIRIと改名?したんかいなー!)というのが居て、その人も「コンピュータの中に別世界が作れる」みたいな事を言っていた。しかし、その当時はコンピュータもソフトも何千万円もして、パソコンでは玉1個の画像作るのに1週間かかっていた。
結局、ランダムに見えるデジタルデータをある一定の法則で理解すると世界が構築されるというのは、結局、この現実世界と全く同じではないか。世界は有るのではなくて、自分が作り出しているのだ。同じ出来事も受け取り方で不幸にも幸福にもなる。