ネパールのローカル空港へと向かっていた。
両手に1個ずつ荷物を持ちカウンターに並んでいると、係員から「飛行機が小さいので機内持ち込み手荷物は1個にしてくれ」と言われた。
仕方なくその場で荷物の整理を始めた。
左手の荷物は「幸福」、右手の荷物は「不幸」
数十年分の荷物が入っていて少し重たい。
開けるのが怖かったが中を見てみると、どちらも、ほとんど石ころや新聞紙やガラクタばかりで、中身は無かった。
「なんだ、それじゃ、今まで手ぶらでも良かったのか」と叫んでしまった。
カウンターの係員は
「オーマイ、ブッダ」とつぶやいていた。
前にいた裸足の青年は
「そうだろ、人生は風みたいなものさ」とささやいた。
後ろの裸のサドゥーは
「人生なんてフンドシ一丁だよ」と笑った。
そして、どこへ行くのかわからない小型飛行機のタラップを上った。
って、乗る飛行機間違えてる・・・
両手に1個ずつ荷物を持ちカウンターに並んでいると、係員から「飛行機が小さいので機内持ち込み手荷物は1個にしてくれ」と言われた。
仕方なくその場で荷物の整理を始めた。
左手の荷物は「幸福」、右手の荷物は「不幸」
数十年分の荷物が入っていて少し重たい。
開けるのが怖かったが中を見てみると、どちらも、ほとんど石ころや新聞紙やガラクタばかりで、中身は無かった。
「なんだ、それじゃ、今まで手ぶらでも良かったのか」と叫んでしまった。
カウンターの係員は
「オーマイ、ブッダ」とつぶやいていた。
前にいた裸足の青年は
「そうだろ、人生は風みたいなものさ」とささやいた。
後ろの裸のサドゥーは
「人生なんてフンドシ一丁だよ」と笑った。
そして、どこへ行くのかわからない小型飛行機のタラップを上った。
って、乗る飛行機間違えてる・・・