河童アオミドロの断捨離世界図鑑

ザスドラス博士の弟子の河童アオミドロの格安貧困魂救済ブログ。

長寿国

2013年03月01日 | ビンボリッチ計画
「宮沢先生、最近の医療技術はすごいですね
穏やかに死にかけている人を電気ショックで蘇生したり
ほとんど死んでいる人を栄養チューブとポンプで何年も維持したり」

「でも、お医者さんの視線の先を見てごらん
だれも患者さんの顔を見て無くて
心電図のグラフと数字だけを見てるだろ
彼らは何秒長く生きたかに興味が有るんだよ」

「なるほど、多くの人は、ガン治療を受けたばっかりに
禿げて、気分が悪くて、肺炎になって死んでたりしますもんね」

「病気が悪と思っている限りは、この世から
病気が無くなることは無いのだよ
病気と仲良くすることを覚えるべきだな」


ゴホゴホと咳き込みながらよろよろ歩く宮沢先生の後ろ姿は
まるで病気が服を着て歩いているようだった
すぐ上を見ると今まで枯れ木だとばかり思っていた枝には
桜がほころびかけていた

健康保険

2013年03月01日 | ビンボリッチ計画
国民年金とか健康保険とか受信料とか
別に不払い運動をしてるわけではないが
なぜ疑問に思うのかをよーく考えてみたら

誰かれかまわず一律に徴収してる事がひっかかるのだった
病気は自分で治す人や65歳以上生きるつもりが無い人や
高額医療で100歳以上まで生き延びたい人や様々である

民間の医療保険にコースがあるように
高額で高度な治療を受けたい人からは高額な保険料を
どんな病気もビオフェルミンSだけで治す人からは安い保険料を
徴収すればいいのである
「低額の保険では死ぬ場合があります」
という項目に同意する前提で良いし
そもそも健康とは生きてる年数の長さでは無いだろう

航空会社でも丁寧なサービスと機内食がある路線と
狭いシートで飛行機まで徒歩というLCCがあるように

健康保険や年金にもLCCを作ればよいのではないだろうか


2013年春、貧乏社会派、八田二郎の街頭演説原稿よりの抜粋