ひたすら地道な「振れ取り」作業をやっていて、
なんかこの作業、以前しょっちゅうやっていたことがある・・・
うーんなんだっけ、これ。
という感じから抜けられないでいたのですが、
わかりました、これ。
その昔、大昔、
まだ音楽業界がデジタルに向かう過渡期だった頃、
マスターテープがオープンリールだった時代の話。
で、それを次々とCD化。
今なら、アタリマエのように、まずデジタル化してから
デジタル処理によってノイズは削除してゆくわけですが、
当時、デジタル的にノイズが拾われてしまわないように
事前にとある作業を行っていたのです。
テープの傷んだところを"チョッキン"しちゃってたんですね。
信じられないでしょーがwww
通常のリールの場合、そうですねぇ、
「ザッ」とか「ポツッ」とかいう音がだいたい、
テープでいうと5mmから15mmぐらいの間に存在しているのです。
この部分をまるごと取っちゃうわけです。
あー、こんなこと書いちゃっていいのかなぁ、まぁいいや。
済んだことだ。
そんなことしたら、曲が短くなっちゃうじゃんか!
ええ、ごもっともです。理屈の上では短くなります。
でも人間の耳で判断つくのは、そーですね、20mm以上カットしないと
パっと聞きではわかりません。そーいうものざんす。
納得いかない方もいらっしゃるでしょう、ええ、ええ。
ぞうもつもその作業最初にやったときは、ものすごく勇気がいりました。
切ってなくしちゃうんですから。
マジかよ?そんなこと許されるのかよ?とね。
でも実際、音楽を損なうという感覚にはなりませんでした。
その時扱っていた音楽が、どブルースだったり、
どどどリズム&ブルース(not アーランビー)だったり、
まぁ、ビートやグルーヴよりも情念重視の音楽だったからでしょうね。
レコーディングにドンカマなんか使ってなかった時代の音達ですわ。
たぶん、演奏者が切った後の音を聞いても
気づかないでしょう。
でもボツッとかザッという音をデジタルで鮮明に聞くと
それはそれは不快ですから~~どっちを選ぶかだったわけです。
現在は、曲自身を短くするのではなく、
周波数でちゃんと選んだ音を厳密にカットしますね。
でもあくまでも個人差のある人間の可聴範囲を考えにいれてのことですので、
物理的に完全に消せるのはちょんぎる方ですな、うしししし。
なんの話だっけ?
そうそう、そのテープを切る作業がですね、
オシロスコープと自分の耳を頼りに
雑音のアタマとオシリに印をつけるわけですよ。
ゆっくり回すと、「ポツッ」という雑音が「ボーズ」ぐらいに
低くとどろくわけです。そのボとズの間をちょんぎるのです。
ホイールの振れ取りも、振れ始めから振れ終わりまでが
リムの接触音が鳴るわけです。ザーッって感じで。
で、ズーのアタマとおわりを確認したら、その部分のニップルを
しこしこ締めるわけですね。
で、ホイールを何度もまわして、
その場所をいったりきたりして摩擦音を確かめる作業が、
まさにオープンリール回して「ゴーゴー」っていうところを
探しあてる作業にそっくりだったわけです。
くるくる回って耳を使うのが同じなのはもちろん、
その地味さといいい、要根気なところといい、
孤独さといい、やりすぎたら後戻り禁止なところといい(※)、
まさに同じ作業。
嫌いな人には絶対できないでしょうね。
※DVDでは、平気で緩めましょう、といってるニップルですが、
原則的には、一度締めたニップルは緩めてはいかんらしいです。
長くなりましたが、
そういうわけで、振れ取りはまたしても
最後に師匠の手を借りてしまいました。
ふーっ。根気なかったのかよっ。
ええ、ノイズ取りもね、いつも妥協してましたからね。
もーいいやって(^_^;)
そしてまた気づいたこと。
シールの貼ってあるとこが一番重いので、
必ず下に来る。
それがどーした(;´_`;)スイマセン
☆本日のウン●
本日早朝、カブの助に枕元でゲロられました。
久々の枕元ゲロで、大騒ぎです。
カブだって好きで吐いてるわけじゃないのに、
飼い主は不機嫌になるわ、
なでてももらえないわ、
ドタバタおふとん追い出されるわ、
で、たまったもんじゃなかったでしょう。よちよち。
でも新しいシーツ&ピローケースに換えてすぐの朝の二度寝は
なんだかものすごく気持ちよかった。
なので、ほんとは感謝しなくちゃねー。
今日は帰ったらお魚だぞー。
というわけで、気分よく二度起きしたので、
ここ最近では最も気持ちよく排出できました。
ふぅ~~。
地味に根気よくポチ
↓
ぴこだち
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なんかこの作業、以前しょっちゅうやっていたことがある・・・
うーんなんだっけ、これ。
という感じから抜けられないでいたのですが、
わかりました、これ。
その昔、大昔、
まだ音楽業界がデジタルに向かう過渡期だった頃、
マスターテープがオープンリールだった時代の話。
で、それを次々とCD化。
今なら、アタリマエのように、まずデジタル化してから
デジタル処理によってノイズは削除してゆくわけですが、
当時、デジタル的にノイズが拾われてしまわないように
事前にとある作業を行っていたのです。
テープの傷んだところを"チョッキン"しちゃってたんですね。
信じられないでしょーがwww
通常のリールの場合、そうですねぇ、
「ザッ」とか「ポツッ」とかいう音がだいたい、
テープでいうと5mmから15mmぐらいの間に存在しているのです。
この部分をまるごと取っちゃうわけです。
あー、こんなこと書いちゃっていいのかなぁ、まぁいいや。
済んだことだ。
そんなことしたら、曲が短くなっちゃうじゃんか!
ええ、ごもっともです。理屈の上では短くなります。
でも人間の耳で判断つくのは、そーですね、20mm以上カットしないと
パっと聞きではわかりません。そーいうものざんす。
納得いかない方もいらっしゃるでしょう、ええ、ええ。
ぞうもつもその作業最初にやったときは、ものすごく勇気がいりました。
切ってなくしちゃうんですから。
マジかよ?そんなこと許されるのかよ?とね。
でも実際、音楽を損なうという感覚にはなりませんでした。
その時扱っていた音楽が、どブルースだったり、
どどどリズム&ブルース(not アーランビー)だったり、
まぁ、ビートやグルーヴよりも情念重視の音楽だったからでしょうね。
レコーディングにドンカマなんか使ってなかった時代の音達ですわ。
たぶん、演奏者が切った後の音を聞いても
気づかないでしょう。
でもボツッとかザッという音をデジタルで鮮明に聞くと
それはそれは不快ですから~~どっちを選ぶかだったわけです。
現在は、曲自身を短くするのではなく、
周波数でちゃんと選んだ音を厳密にカットしますね。
でもあくまでも個人差のある人間の可聴範囲を考えにいれてのことですので、
物理的に完全に消せるのはちょんぎる方ですな、うしししし。
なんの話だっけ?
そうそう、そのテープを切る作業がですね、
オシロスコープと自分の耳を頼りに
雑音のアタマとオシリに印をつけるわけですよ。
ゆっくり回すと、「ポツッ」という雑音が「ボーズ」ぐらいに
低くとどろくわけです。そのボとズの間をちょんぎるのです。
ホイールの振れ取りも、振れ始めから振れ終わりまでが
リムの接触音が鳴るわけです。ザーッって感じで。
で、ズーのアタマとおわりを確認したら、その部分のニップルを
しこしこ締めるわけですね。
で、ホイールを何度もまわして、
その場所をいったりきたりして摩擦音を確かめる作業が、
まさにオープンリール回して「ゴーゴー」っていうところを
探しあてる作業にそっくりだったわけです。
くるくる回って耳を使うのが同じなのはもちろん、
その地味さといいい、要根気なところといい、
孤独さといい、やりすぎたら後戻り禁止なところといい(※)、
まさに同じ作業。
嫌いな人には絶対できないでしょうね。
※DVDでは、平気で緩めましょう、といってるニップルですが、
原則的には、一度締めたニップルは緩めてはいかんらしいです。
長くなりましたが、
そういうわけで、振れ取りはまたしても
最後に師匠の手を借りてしまいました。
ふーっ。根気なかったのかよっ。
ええ、ノイズ取りもね、いつも妥協してましたからね。
もーいいやって(^_^;)
そしてまた気づいたこと。
シールの貼ってあるとこが一番重いので、
必ず下に来る。
それがどーした(;´_`;)スイマセン
☆本日のウン●
本日早朝、カブの助に枕元でゲロられました。
久々の枕元ゲロで、大騒ぎです。
カブだって好きで吐いてるわけじゃないのに、
飼い主は不機嫌になるわ、
なでてももらえないわ、
ドタバタおふとん追い出されるわ、
で、たまったもんじゃなかったでしょう。よちよち。
でも新しいシーツ&ピローケースに換えてすぐの朝の二度寝は
なんだかものすごく気持ちよかった。
なので、ほんとは感謝しなくちゃねー。
今日は帰ったらお魚だぞー。
というわけで、気分よく二度起きしたので、
ここ最近では最も気持ちよく排出できました。
ふぅ~~。
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