以前このブログでも紹介した川崎製茶さんより電話。「玉露の剪定前に茶葉がちょうどいい状態だから摘んでいいよ」とのこと。これは摘まないわけにはいかないとさっそく茶摘みに出発。二番茶と聞いていたから葉は硬くなっているかなって思ってたけど、来て見てびっくり。一番茶のように柔らかくしなやかで、口に入れるとほろ苦さの中に玉露の甘みがあります。それもそのはず。この川崎さんちの茶畑は平成9年度の九州茶品評会の一等一席、つまり最優秀賞の茶畑です。それにしても覆いをしなくてもここまで甘みが出るのはやはりこの地域の気候や土、そして何より手入れがいいんだろうなと一人感心しきり。
手揉み用なので2kgもあれば十分なので「てぼ」の半分くらいで茶摘みは切り上げ。茶文に戻ってまずは蒸しの作業。本当は水蒸気で蒸すのがいいのですが、前回と同じく電子レンジ。これまでの反省を踏まえ、一回の量を減らし、さらに加熱後すぐに冷却。
秘密兵器?の扇風機を準備しました。加熱作業を約10回。次に揉みの作業に移ります。手揉み台の焙炉(ほいろ)に加熱した茶葉を散らし手揉み開始。
葉振い、軽回転揉み、重回転揉み、中上げ、撚り切り、でんぐりもみ、こくり、と作業時間は約5時間・・・。くたくたです・・・。
でもこの荒茶。いかがですか。結構しっかり揉めました。明日篩かけ、火入れなど仕上げをして出来上がりです。
この味に興味がある方は茶の文化館受付まで。こられた方限定!ある分だけですが1杯分ずつくらいお分けします♪
〔くり〕
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