今朝のNHK「おはよう日本」で、嵐山の大河内山荘から
紅葉中継があった。
「大河内山荘」とは百人一首で有名な小倉山に
大河内伝次郎が30年かけて作った別荘で、
いまは国の文化財に指定されている回遊式の日本庭園である。
今月の8日に保津川下りと嵯峨野散策をしたとき、
入園料1000円するけど、お抹茶付きやし、空いてそうやし、入ってみよか、
ということで、お庭を拝見してきた。

こちらはお茶席でいただいたお茶。歩き回ったあとなので一層美味しかった。
別荘とはいっても、住まいはほんの簡素な庵で、
あとは広大な庭に茶室や見晴らし台がぽつぽつある程度。
30代で造園しはじめたとは思えない渋い造りで、
そうとう老成した感性の人だったんだろうなと感じた。
庭の奥には持仏堂があり、これは大河内が若干27歳のときに
建立したものだそうだ。人生達観している。
私はそのときの大河内より20以上も年取ってるけど、
いまだへろへろにたるんだ人生ですよと同行のR女史に言うと、
そういえば携帯の待ち受けがバージョンアップしてましたねと、不意に言われた。
彼女は、私が「中丸くん大好き」というのを今の職場で打ち明けている
唯一の人で、私が携帯の写真を新調してへろへろ喜んでいるのを
すかさず見ていたようだ。
さればということで、ファッション雑誌を接写した写真を改めて見せると、
「あ、なんだか凛々しくなりましたね。」と。
さらに「将来が楽しみですね。」と言ってくれた。
そうなのだ。中丸くんは、大河内伝次郎のような押し出しの強さはないが、
たとえば30年後、笠智衆のようなたたずまいの人に
なっていそうな気がする。(せりふの単調さも似ている?)
それを見届けるまで持仏堂には籠もれない、雑念だらけのわが人生なのである。
紅葉中継があった。
「大河内山荘」とは百人一首で有名な小倉山に
大河内伝次郎が30年かけて作った別荘で、
いまは国の文化財に指定されている回遊式の日本庭園である。
今月の8日に保津川下りと嵯峨野散策をしたとき、
入園料1000円するけど、お抹茶付きやし、空いてそうやし、入ってみよか、
ということで、お庭を拝見してきた。

こちらはお茶席でいただいたお茶。歩き回ったあとなので一層美味しかった。
別荘とはいっても、住まいはほんの簡素な庵で、
あとは広大な庭に茶室や見晴らし台がぽつぽつある程度。
30代で造園しはじめたとは思えない渋い造りで、
そうとう老成した感性の人だったんだろうなと感じた。
庭の奥には持仏堂があり、これは大河内が若干27歳のときに
建立したものだそうだ。人生達観している。
私はそのときの大河内より20以上も年取ってるけど、
いまだへろへろにたるんだ人生ですよと同行のR女史に言うと、
そういえば携帯の待ち受けがバージョンアップしてましたねと、不意に言われた。
彼女は、私が「中丸くん大好き」というのを今の職場で打ち明けている
唯一の人で、私が携帯の写真を新調してへろへろ喜んでいるのを
すかさず見ていたようだ。
さればということで、ファッション雑誌を接写した写真を改めて見せると、
「あ、なんだか凛々しくなりましたね。」と。
さらに「将来が楽しみですね。」と言ってくれた。
そうなのだ。中丸くんは、大河内伝次郎のような押し出しの強さはないが、
たとえば30年後、笠智衆のようなたたずまいの人に
なっていそうな気がする。(せりふの単調さも似ている?)
それを見届けるまで持仏堂には籠もれない、雑念だらけのわが人生なのである。