温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

大阪ラプソディー

2014-08-25 01:03:15 | KAT-TUN
そういえば昨年、こんな悲劇があった。
ニッポンバシ@DEEP
私は年に数回大阪の国立文楽劇場に行く。文楽劇場は日本橋(にっぽんばし)にあり、目の前の堺筋通りを渡るとナニワの台所「黒門市場」、さらに南下すると電気屋街、劇場の一本北側の道...

そこで、なぜこの日、心斎橋へ行こうと思ったかも書いておこうと思う。

人ごみのきらいな私が、混雑する休日のアメリカ村近くへ
足を運んだ理由はただひとつ、ジャニーズショップに行くためである。
ジャニーズショップをご存知ない方は、そこに何があるのかと
お思いでしょう。
では、何があるのか?
「写真」が貼ってある。その写真を売っている。それだけ。

店の中には、嵐とか関ジャニとか、グループ毎に生写真が貼られていて、
それぞれの写真に番号がついている。
むかし、修学旅行の写真が学校の掲示板に貼られていたような感じだ。

購入希望者は、申し込み用紙の番号欄にほしい枚数を記入し、
合計枚数とグループ名を書いてレジに持っていくと
レジ奥の棚から写真を出してきてくれるというシステムだ。
年に数回新しい写真が出るので、新春とか納涼の文楽公演の
チケットを買うついでにショップに立ち寄るのが定番ルートになってきた。

客層は中高生の女の子はじめ、ジャニーズより
クラブ通いが似合いそうなイケイケなお姉ちゃんや、
OL、おばさん、カップルや家族連れと幅広い。
地元大阪だけに関ジャニの写真の前には
いつも人だかりがしているが、
KAT-TUNのコーナーはけっこうガラガラ!
おかげでゆっくり見られる、と思いきや、
意外にそう簡単にはいかない。
写真といえども緊張して、落ち着いて見ていられないのだ、これが。

中丸くんの写真がずらっと貼られている前に立って、
これがかっこいいとか、こっちがかわいいとか
思っているうちに、たちまち心拍数が跳ね上がり、
がまの油みたいに汗がたーらたら出てくる。
どうにか5枚セレクトしたあたりで精神が限界を超えるので(MAX3分)、
もっと見たいけどもーこれでええわと、よろよろしながらレジへいくと、
ここが最後の難関。
レジのお姉さんが、間違いがないかお確かめくださいと
ディーラーのような素早さで写真を並べるのだ。
改めて目の前に写真を陳列されると、なんか自分の罪状を並べ立てられて
いるような気がして、ももも早くかたづけてくださいと言いたくなる。
ようよう精算を終えて外へ出たときは、真冬でも汗だっくだくだ。
そんなに恥ずかしいんなら買わなきゃいいのだが
ほしくなってしまうのだよね。不毛な女の性(さが)だろうか。

こうして、私が命の危険を冒して
中丸くんの写真を5枚購入していた横で、
高校生と思しき少女が二宮くんの写真を100枚くらい
タバで買っていた。

お嬢ちゃん、金で買える男を好きになってはいけないよ



コメント
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