温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のいよいよ還暦ブログ。

10Ks!@大阪-3

2016-05-07 22:06:00 | KAT-TUN
ステージが暗転し、スクリーンには3人が生まれてから2015年までの
写真が流れる。
幼い頃の写真が可愛い。
家族の愛情に見守られて育った子供の顔だ。

デビューしてからも、それまでも、たくさんのドラマがあったんだろうな。
これからもいろんなことがあるんだろうな。

ライブの終わりが近づいてくる2016年。
赤と黒の衣装で今年のリリース曲、「TRAGIDY」と「UN LOCK」を熱唱。

「UN LOCK」の間奏、KAT-TUNらしいスタイリッシュな音楽も
フォーメーションダンスもかっこいい!歌もばっちりできあがってる。

こんなことあっさり言っていいのかわからないけど、
3人でいいよ!!
4人で続けられなかったのは悲しいけど、この3人になら任せられると思って
田口くんは自分の道を選んだのかもしれない。

田口くんの脱退が決まって以降、メンバー間でうまくいっていないとか
言われたりしたけど、4人でちからを合わせてきて、
これ以上メンバーが欠けることがどれだけのことかわかっていても
田口くんはグループを離れることを決めた。
それって反対に、4人がうまくいってたってことなんじゃないかな。
良い関係だったからこそ、亀梨くんと上田くんと中丸くんは
田口くんの決意を受け入れたんだと思う。
そのために、本格的な立て直しが必要になって、グループの歩みを
一時緩めることになったけれども、中丸くんが言うように
それは誰が悪いということではないのだ。
30歳を過ぎた男4人が自分たちで決めたことなのだ。

ダンスナンバー2曲のあとは上田くんのピアノでしっとりと「PRECIOUS ONE」。
アンコールは「喜びの歌」と「Peacefull Days」で
会場中が沸き上がったあと、「君のユメ、僕のユメ」。
初めて聴いたときはつまらない歌だと思った「君のユメ、僕のユメ」は、
生で聴くと格段に良かった。

最後の挨拶のとき、上田くんは覚悟を持って充電期間に入ると言った。
中丸くんは、音楽活動がないとファンとのコミュニティがなってしまうことが
気になると、正直な不安を口にする。
個人の活動はWebページや会報で伝えていきたいので
こまめにチェックしてほしいとも。
そうだね、中丸くんはKAT-TUNのスポークスマンだから、
ぜひメンバーそれぞれのことも発信してほしい。

丁寧にお辞儀をした3人がステージの奥に去り、会場の照明が点灯。
以上を持ちまして・・のアナウンス。
あれ、まだ「WE ARE KAT-TUN」やってないよ?と思ったら
2度目のアンコール「BRAND NEW STAGE」。
3人でレコーディングした最新曲を、最後に歌ってくれて嬉しかった。

ライブの締めは、手をつないで「WE ARE KAT-TUN!!」
亀ちゃんが、3人になったんだから真ん中行けよと
中丸くんを真ん中に立たせる。
そうだね、中丸くんはKAT-TUNのバランサーだからね。

辛い別れを乗り越え、厳しい現実に立ち向かいながら
新しいグループのかたちを提示してきた彼らを見て、
KAT-TUNは形を変えながら成長していくグループなんだと、
道は無限にあるのだと、改めて感じることができた。

ハイフンセレクション15曲はじめ、すべての楽曲を生歌でうたいきり
ドーム中を魅了した3人が、頼もしく誇らしかった。

もうKAT-TUNの行く先を不安に思うことなどないのだ。
これから個々にどんな活動を見せてくれるのかと
充電期間さえ楽しんで待ち受ける気になれる、
そんなまぶしいフィナーレだった。

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10Ks!@大阪-2

2016-05-07 13:35:12 | KAT-TUN
ライブ中盤では、カトゥネット高丸社長の促販映像や
風呂敷マントのTEN-G(天狗)が登場、
更には亀ちゃんと中丸くんの吸血鬼と歯医者コントも復活する。

ヒューマンビートボックスコーナーを終えた中丸くんの背後に
人の気配・・。と、そこに現れる吸血鬼亀ちゃん!
「NO MORE PAIN」のソロコーナーで嬌声を浴びたキャラ、
「CHAIN」のツアーでもいくつかの会場で出現したけど、
残念ながらDVDには収録されていない。

キバを削りに中丸クリニックにやって来たパンパイア亀梨、
「センセ、なにやってんのん?」と、ウザい関西弁も健在だ。
スパンコールキラキラの衣装の中丸くんに無理やり白衣を着せ、
はやく治療しろとせっつく。

やりたい放題の亀ちゃんに中丸くんが合わせていく、時として「出口を見失う」
暴走コント、
歯を削られる痛みで凶暴化した亀ちゃんが
中丸ドクターに噛みついて血を吸うのがいつものオチなのだが、
この日の亀ちゃんはなんだか違う?
ポイパのドリル音に錯乱するも突進バンパイアにならず、
逆に静かな歩調で中丸くんに歩み寄るのだ。
どんどん間合いを詰められ、「これってリハーサルにない・・」と
困惑顔の中丸くんの首を抱き寄せ、牙を立てていくではないかー!
大型スクリーンに映る、中丸くんの首筋に顔を寄せる亀ちゃんに
場内大絶叫であった。

唇の端から血を流すエロいビジュアルで「Love Yourself」を歌いながら
マイケル・ジャクソンの「スリラー」ダンスで
最後までボケるバンパイアが姿を消すと、
場内にはバイクのエンジン音が。

どでかいバイクでアリーナを疾走する上田くんの「CHANGE YOUR WORLD」。
ライフルをぶっぱなし、最後は手榴弾を投げて火薬と爆音で周囲を煙に巻く。
ソロ3番手の中丸くんはレーザー光線を操りながら「STAR RIDER」。
巧みに2本のステックを回すのは、レーザーポイで会得したワザかな。

昨年のQaurterの時と同じくソロタイムは僅かで、
続けて3人で「going!」。場内には大きな風船がポンポン弾む。
人気のシングル曲「不滅のスクラム」や、ファン投票の「BAUNDS GIRL」も。

TEN-G姿でアラーム音声録りを終えると、髪を整えなおして
キメモードに切り替え。
「RAY」の渾身のダンスがとんでもなくカッコイイ。
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10Ks!@大阪‐1

2016-05-07 01:51:59 | KAT-TUN
KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR 10Ks!

4月20日(水)は京セラドーム公演。
朝からソワソワと落ち着かない。早々に仕事を片付けて大阪へ。
グッズ売り場は、名古屋が3時間待ち!の行列だったらしいけど、どうかな。
2回目の人もいるから、そんなに混まないかな。などおもいつつ会場に向かう。
売り場が2か所作ってあったこともあり、もういいの?ってぐらいあっさり買えた。

17時入場。席は正面右寄り。一階スタンド10列、というとすごく前列のようだが、
残念!京セラは数字の前にアルファベットの席があるのだ。
思いのほか、ステージが遠い。
ゆるい傾斜の中腹から見るステージは、
メインステージ、花道でつながってセンターステージ、大きめのバックステージ、
両サイドに出島(?)。
バックステージの形は矢印のようだが、あとでステージの全景があきらかになると
船のアンカーだとわかる。
一塁側と三塁側に置かれたステージは、アンカーの一部にも見えるが
側面が岩になっているので、きっと船が一時停泊する、仮の港だ。

18時定刻開演。会場の照明が消えるや、大歓声とともに
今回のツアーグッズ、ピストル形ペンライトの赤色が揺れる。

スクリーンには過去からのライブ映像が年を追ってフラッシュバックし、
どんどん現在に近づいてきて2016年「10ks!」へ。

ステージの中央には船の大きな「舵」。
舞台両ソデには、ツアーロゴを焼き印した樽が積んである。
KAT-TUNという御しがたい船に乗り、
今日も彼らは荒海に漕ぎ出すのである。

時空を超える船旅の一曲目は「GOLD」。
黒と金、肩章のがっしり付いた、きらびやかだが締まった衣装。
この陰影の強さが彼らの魅力だ。
近頃、高音のイメージが定着した中丸くんは
ひさびさにソロパートで低音を響かせる。右手には幅広の剣。
冒頭から、このかっこよさはどうだろう。
3人になったKAT-TUNを見るのはつらいなどの感傷は
一瞬にして吹き飛んだ。

3人でのライブはどんなふうに始まるのか、
田中くんが抜けた2013年のカウントダウンライブのときは
冒頭で挨拶をしたけど、今度はそういうのはなく、
頭から飛ばしていくんだろうなと思っていた。
その予想どおり、GOLDから「Real Face」「BIRTH」
「THE D-MOTION」と、ノリの良いナンバーが続く。
やはり、同じライブを2度見せるグループではない。

「THE D-MOTION」は、歌い出しのパートが亀ちゃんに変わっていた。
「まだ終わらない・・」のところが中丸くん。
歌割りだけでなく、ダンスのフォーメーションも変わる。
3月25日のMステが田口くんのラストステージで、4月3日がライブの初日。
ぎりぎりまで4人の仕事をしながら3人でライブの打ち合わせもするという
4人体制と3人体制の同時進行。
複雑な状況の中で、よくここまでのライブが作れたと、彼らの意志の強さ、
精神力の強さに感服した。

ダンスも歌も、人数が減ったのを感じさせない、と言うのは
4人の時と同じに見せようとしているのではない。
3人の見せ方ができているのだ。
短期間で最高のパフォーマンスを仕上げてきた彼らの
10周年ライブにかける思いや責任感が崇高ですらある。


--続く--






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