温風茶館(おんぷうちゃかん)

好きなことを温かく語ろう。おひとりさま茶話会気分のとうとう還暦ブログ。

5月1日の10Ks!その4

2016-05-14 20:48:24 | KAT-TUN
アンコールは「みんな笑えよー!」と、上田くんの煽りから。
10ks!Tシャツを着てトロッコで出てきた3人はすっかり笑顔である。

トロッコでアリーナを回りサインボールを投げながらの
「Greatest Journey」。
「喜びの歌」、「Keep the Faith」と続く。
「Peacefull Days」では、中丸くん定番の掛け声、
「みんなでKAT-TUNのスペルを言ってみよう!」
麻衣さんが、この時ぐらい「みんないくぞー」とかでもいいのにと
笑っていた、あれだね。
どんなに弾けていても、塾の先生のような仕切りは揺るがないのだ。

メインステージにスポットがあたると、白いグランドピアノ。
ハイフンセレクションに入っていた「PRECIOUS ONE」を
アンコールのラストに持ってきてくれたのか。
曲に入る前、亀ちゃんはスタッフから水を受け取り、ひとくち、ふたくち。
飲む?というふうに上田くんに渡すと、上田くんもひとくち飲んで中丸くんへ。
中丸くんも回ってきたボトルを口にする。
古めかしいたとえだけれど、三国志の「桃園の誓い」のようだった。

上田くんのピアノと中丸くんのビートボックスと亀梨くんのボーカルで
「PRECIOUS ONE」。
ザ少年倶楽部プレミアムの最後のライブのときも、
4人でこの曲を歌っていた。
田中くんが抜けたあとにゲスト出演した少プレでもそうだった。
節目節目に聴いてきた曲だが、今日ほど胸にしみたことはなかった。
2番は上田くんと中丸くんがメインボーカル。
最後は3人の歌声が美しく重なっていた。

まだまだ終わらないステージ、2度目のアンコールは
「BRAND NEW STAGE」。
しばらく音楽活動がないのは寂しくてしかたないけど、
日テレの野球中継を見れば、この曲が流れるのだね。
彼らの歌声が聞こえるのだね。

いつものように、スタッフに感謝の拍手をし、ステージ、照明、スピーカー、
すべての機材に拍手をし、KAT-TUNの楽曲たちに
拍手をし、世界中のファンと会場に来ているファンに拍手をし、
手をつないで「We are KAT-TUN!!」

金テープが舞い、ほんとうならここでフィナーレのはずだが
アンコールの拍手とKAT-TUNコールが終わらない。

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5月1日の10ks!その3

2016-05-14 17:40:00 | KAT-TUN
10Ks!の目玉企画、アラームの音声録音に臨み、
中丸くんは、何が正解なのかまだ掴めていないという。
もう最終日なのに!?
今日は会心のセリフが出るのかしら。頼むよ、ドキドキ。

ぼそっと「起きろよ・・」から始まり、なんか・・長い。
途中でアラーム止めちゃうよー。
一生懸命起こしていると思ったら、途中から「今日は寝てろ。」ってなんでー?
目覚まし時計なのに起こさないのー!?

上田くんは寝てるんじゃねエのオラオラではじまりキュートなおはよで
究極のツンデレ。

亀ちゃんは恥ずかしいからと天狗マントをすっぽりかぶって
キスまじりのあま~い囁き。
最後に「おはよ」と長いキス。
そーか、亀ちゃんはこんなふうに起こすのかナルホドなるほどと、
久しぶりに裏ネタ妄想始動。(私が起こしてもらってる妄想じゃないよ、念のため)

3人バージョンは声をそろえて「ハイフンのみんな起きろー!」
有難う!時計の出来上がりが楽しみだ。

TEN-Gコーナーが終わると引き続き時空の旅。
「Dead or Alive」はMステで歌う予定が
シリアで起きた邦人誘拐事件を慮って、楽曲を変更。
初めて生ウタをテレビで披露できる音楽番組の場で
田口くんが脱退を発表し、そのあとのステージはガタガタだった。
なぜだか不憫な巡り合わせの曲なのだなあ。
映画は馬鹿馬鹿しくて(←ほめてます)面白かったのにね。

ラストの曲は順番が変わっていて、TRAGIDYとUNLOCKの次は
「君のユメ、僕のユメ」になっていた。
2016年リリースというくくりでは、この順番のほうがおさまりいいかな。
白いロングコートで、万感の思いを込めた歌のあと、一人ずつあいさつ。

中丸くんは、話し合いで充電期間が決まった時も、どこか納得できない部分が
あったと言っていた。今では、後ろ向きな選択ではないんだと
思えるようになったとも。
充電期間を発表した直後の「シューイチ」で、
「長い目でみたときにここがターニングポイントになったなと言えるようにしたい」と
言っていたように、
自分の気持ちと折り合いをつけながら、立ち止まったり
振り返ったりしながら、少しずつ前に進んでいけばいいんじゃないのかな。

6人から5人、4人とそのたびに体制を変えて持ちこたえてきたけれど、
例えるなら、六角形から五角形、四角形となってきたとして、
四角を支えてきた柱の1本が抜ければ、土台は傾く。
それを立て直すには、いちど積んでいた荷物を下ろすことも必要だろう。
また積みなおす作業のうちには、下ろしていく荷物もあれば
新たに積み込むものもあるだろう。
ふたたび船出を迎えるためには、充電だけでなく、メンテナンスも大切だ。
しっかりと時間をかけて、ピカピカにボディを磨きなおそう。

トリの亀梨くんがあいさつ終えると、
中丸くんが上田くんに歩み寄って、ハグ。
亀梨くんも両手を広げて加わり、3人で抱き合う。
後ろをむいてしまった中丸くんの頭を亀梨くんがくしゃくしゃとなでた。

ふたてに分かれて階段を登ろうとした中丸くんの手を
亀梨くんが引っぱり寄せ、3人いっしょに同じ階段をステージ上段へとのぼる。
もういちど3人で強く抱き合い、それぞれの立ち位置へ。
スクリーン越しに、泣きながら足を運ぶ中丸くんの横顔が見えた。

3人が扉の向こうに消え、時空の彼方に3つの光が
飛んでいく映像のあとエンドロール。
リハーサル風景やオフショットが流れた最後に
Thank you と3人の笑顔の写真。
おだやかで、やさしい笑顔だ。

こんなにがんばっている彼らが、こんなに私たちを感動させてくれる彼らが
なぜ涙を流さなければならないのだろう。
なぜ、ずっと笑顔でいられないのだろう。

アイドルとは、人に元気や幸せを与える仕事だ。
けれど、その前に彼らが幸せでなければならない。
そうでなければ、わたしたちも自分が幸せだと思えない。
アンコールの拍手を続けながら、もどかしい現実に憤りすらこみあげた。








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