法徳寺の聖徳太子像 500年間 私で19代目 歴代住職が守り続けています。
今日から、お盆が始まりました、古来より、亡き方がご家族の元へお帰りになられる期間であります。皆さんは、死んだらどうなるのだろう？と考えますか？私はよく考えます。本当にお浄土なんかあるのだろうか？とも考えます。知らないところに行くのは怖いです。行ったこともないとこに行くのも怖いです。不安で仕方がありません。だけども1人で行く旅ではないのです。阿弥陀如来が案内してくださる旅であります。ちょっと怖いけど、一人にしないと呼びかけてくださる阿弥陀如来にお任せする、安心な旅であります。みんなが待ってくれているお浄土への旅であります。人生はあっという間に過ぎ去ります、臨終の時に、もっと悩めばよかったとか、もっと愚痴を言えばよかったとか、もっと泣き事を言えばよかったとか、そんなこと思うでしょうか？そんな暇は人生には無いのです。お盆は三日間しかありません。亡き方は、皆さんが幸せに暮らしてるかなぁ。がんばってるかなぁ。後悔のない人生を歩んでほしいと、皆さんへ伝えるためにお戻りになられるのです。3日たったら、帰ってしまいます、それまでに亡き方を安心させてあげて下さい。でもまたいつでも。帰ってきてくれています。
