二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

振り砂子加工の動画

2022年02月23日 | 日記

二鶴工芸です。
以前にも投稿しましたが、金彩工芸のオーソドックスな振り砂子加工の動画。

画像の扇の茶地部分に加工しています。
肝心なシーンに少し手が邪魔しているところもありますが、ご容赦ください!!
箔を接着させる方法はおおむね二つあります。(熱で接着させる方法もあり)
糊を摺ってすぐに箔を貼って自然乾燥させて接着させる方法と糊を摺って乾燥させてから箔を接着させる方法。

「先貼り」と「後貼り」になります。
先貼りの方は糊は乾燥後、タック(粘着)が残りません。というか残らない糊を使います。
後貼りの方は糊が乾燥してもタック(粘着)が残ります。
加工方法・装飾方法によって糊を使い分けします。
今回は先貼りの方法で加工しています。
金箔を装飾することで友禅がより華やかになり、柄に奥行きが出る効果もあります。
金箔を装飾するのも京友禅の特徴です。
※動画はオーソドックスな加工でこれが全てではありません。
動画はこちら⇒https://www.youtube.com/watch?v=9U5MkO8WA3Q

 

二鶴工芸 振り砂子加工

着物に金箔を装飾加工する金彩工芸の技術である振り砂子加工です。 ごくオーソドックスな振り砂子加工の工程です。

youtube#video

 

 





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