二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

銀泥の摺り込み加工

2021年01月21日 | 日記

二鶴工芸です。
銀泥の摺り込み加工。
丸刷毛を使って銀泥を摺り込んでいきます。
均一に摺り込む感覚を覚えることが大事です。

箔を貼ったような光沢は出ないですが、渋い光沢が表現できます。

※2月14日(日)まで京都市上京区の西陣織会館2階スペースにて京もの認定工芸士会 響 「響セレクション展」を開催中(西陣織会館が2月
末まで16時閉館(月曜日定休)になりました)



錫箔の信玄袋の追加納品

2021年01月21日 | 日記

二鶴工芸です。
欠品していました錫箔を使ったマチ無し信玄袋を追加しましたが、直後にご要望があり納品。
今までは正絹の紬地で制作していましたが、生地幅が狭くサイズが小さくなるので今回はコットン紬風のグリーン地での制作です。











携帯用靴べら(シューホーン)

2021年01月20日 | 日記

二鶴工芸です。
年末年始にかけて携帯用靴べら(シューホーン)が動き、在庫が無くなりましたので追加で制作することになりました。
この商品は本革製のセレモニーケースと同様で売れたら補充するという形で制作しています。
道中財布のように多数で在庫を持つということはしません。
画像で使っていました革(ブロンズ色)が廃盤で仕入れができなくなり、あと1点のみの制作になりました。
今回はもう2点制作する予定で、今後は別の色目の革になります。
別にケースなんて要らないといえば要らないのですが(;^ω^)

誰かが言っていましたが、日本人は自分の使う道具等に袋やケースなど入れたがる人種だと言っていました。
それは良く言えば「ものを大切にする」ことだと思います。
仕上がりましたら、またアップします。














薄色の焼箔を使った道中財布

2021年01月19日 | 日記

二鶴工芸です。
在庫で残っている違う色目の焼箔を使ってみました。
今まではブルーグリーンのような色目でしたが今回はかなり薄い色目。
何とも例えようのない色目です。
銀箔に油を滲ませたようなグラデーションの焼箔。

これで道中財布を制作しました。
比較の箔はブルーグリーンの焼箔(青貝箔)です。

こちらで販売中です🛒➡https://huduru.stores.jp/items/5fc5d24372eb46144b3305d3


※2月14日(日)まで京都市上京区の西陣織会館2階スペースにて京もの認定工芸士会 響 「響セレクション展」を開催中



















新型コロナウィルス感染症対策支援 アマビエ飾り皿・ポストカード

2021年01月17日 | 日記

二鶴工芸です。
新型コロナウィルス感染症対策支援として現在も継続してオーダーは承っております。
ガラス加工業者とコラボして制作しましたアマビエ様のガラス製飾り皿と和紙製の純金箔押しポストカードです。

「アマビエ」は江戸後期の1846年(弘化3年)肥後の国に現れた半人半魚妖怪。
海中より現れ「この先六年は豊作が続く。疫病が流行した際は私を描いた絵を人びとに見せよ!!」と海に戻ったとの言い伝えがある。
それを報じるかわら版(京都大学付属図書館所蔵)には、長髪に鳥のようなくちばし、うろこに覆われた胴、3本の足または尾ヒレという姿で描かれている。
「アマビエ」という名称の目撃例は1種のみで、「アマビコ」という同種の妖怪の誤記であると考えられている。


デザインは古来からある吉祥紋様をインスパイアし原画からアレンジしました。

「平穏な日常が早く戻りますように!!」祈念いたします。

※経費を差し引いた金額は「新型コロナウィルス感染症対策支援」へ寄付します。

※皿を立てる皿立ては付属しません。

オーダーはこちらから🛒➡https://marchel.goo.ne.jp/hudurukougei





creema 京都 手しごと 紀行

2021年01月16日 | 日記

二鶴工芸です。
昨年夏にリリースされました「creema 京都 手しごと 紀行」というcreemaさんの企画。
当店も参加しています。
「商標登録 をかし」という名前のショップです。

私以外にも京都の職人や作家さんのショップがピックアップされています。


こちら⇒https://www.creema.jp/event/kyoto

 

Creema 京都 手しごと紀行

京都には、長い歴史に培われ、受け継がれてきた職人の技があります。今回は、京都の伝統的技術や技法、そして新しいデザインを取り入れた作品まで 様...

Creema(クリーマ) |ハンドメイド・手作り・クラフト作品の通販、販売サイト

 

 


オーダーの長財布

2021年01月16日 | 日記

二鶴工芸です。
昨年末に納品しましたオーダーの長財布。
ブルーグリーンの焼箔で加工した生地とお客様とメールでのやり取りでチョイスしていただいた革で組み合わせました。
オーソドックスな仕様の長財布。
このような財布は最近はほとんど制作していませんが、以前はよく制作していました。
お客様にも気に入っていただきホッとしています。
箔は焼箔ですので経年で変色していきますし、経年使用で箔は擦れていきます。
財布の内装にも少し入れています。
と言っても私が縫製しているわけではないですが(;^ω^)
このようなシンプルな財布も制作しています。
オーダーにはなりますが、ご興味ありましたらご一報くださいませ!!

※2月14日(日)まで京都市上京区の西陣織会館2階スペースにて京もの認定工芸士会 響 「響セレクション展」を開催中



















京もの認定工芸士会 響 「響 セレクション展」は本日からです!!

2021年01月15日 | 日記
二鶴工芸です。
本日、1月14日(火)~2月14日(日)(月曜日休)までの1ヶ月間、京都市上京区の西陣織会館2階スペースにて京もの認定工芸士会 響 「響セレクション展」を開催します。
京もの認定工芸士会 響からセレクションされたメンバーの作品を展示・販売をさせて頂きます。
所属している私、上仲昭浩も出展させていただきます。
金彩ガラス豆皿を展示販売させていただきます。
京都も緊急事態宣言が発令されました。

こういう状況になり「是非とも!!」とは言えないですが、感染対策を十分に行ってお立ち寄りくださればと思います。

※感染予防のため作家自身のアテンドは基本的には致しませんので予めご了承下さいませ。
ご来場の際は新型コロナウィルスの感染対策を十分行ってくださいますようお願い致します。また体調不良の方はご来場をお控え願います。
※京都も緊急事態宣言が発令されました。西陣織会館が一定期間休館される可能性もございますので、お越しになる際は確認していただきますようお願い致します。
※休館の場合はこちらからもお知らせ致します。

西陣織会館→https://nishijin.or.jp/nishijin_textile_center/
 
【セレクション展出展メンバー】
平居幹央(西陣織法衣金襴)
中尾友美(西陣織)
佐藤稚子(京友禅)
上仲昭浩(京友禅金彩加工)
上仲正茂(京友禅)
古橋敏史(京友禅)
眞鍋沙智(手描友禅作家)
細川秀章(竹工芸)
小林達也(錺金具)
藤澤典史(金箔押)
ほか



























計算できない割れ方

2021年01月14日 | 日記

二鶴工芸です。
京都も緊急事態宣言が発令されるようです。

今後他の県も増えていくでしょうね(>_<)

別注品を追加で加工。
同じ工程で加工していますが、毎回箔の割れ方が違います。

※1月14日(火)~2月14日(日)までの1ヶ月間、京都市上京区の西陣織会館2階スペースにて京もの認定工芸士会 響 「響セレクション展」を開催