二鶴工芸のきままなブログ

京都で呉服に金箔を装飾する金彩工芸の職人です。
仕事のうんちくや商品説明等きままな事を更新していきます。

金彩アートパネル「渦巻」の納品

2021年12月09日 | 日記

二鶴工芸です。
金彩アートパネル「渦巻」の納品。
年末になってアートパネルが動きました。
そもそも制作していたのも少数でしたので、このタイプのものは残り1点のみとなりました。
来年時間があればまた制作してみようかと考えています。

期間限定クリスマスクーポン!!
12月21日(火)までの期間限定で20%オフ
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この機会に是非!!
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錫箔仕様の本革製道中財布が仕上がってきました!!

2021年12月07日 | 日記

二鶴工芸です。
タイムラグがありますが、錫箔仕様の本革製道中財布が仕上がってきました。
オーダーではなくレギュラーの商品になります。


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溜塗金彩ガラス皿 松竹梅の納品

2021年12月06日 | 日記

二鶴工芸です。
太田漆工房 太田勲さんとのコラボ作品「溜塗金彩ガラス皿 松竹梅」の納品。
金彩ガラス皿と漆とのコラボレーション。
料理店を開業される方のお祝いの品として。
ありがとうございました<m(__)m>


展示会の会期は6日までです!!

2021年12月05日 | 日記

二鶴工芸です。
開催中の展示会は6日(月)までです。
東京、国立新美術館1階展示室1Dで開催中の「2021年度 第46回 全国伝統的工芸品公募展」に作品(カードケース)を出展しております。
観覧料無料ですので、お時間よろしければお立ち寄りくださいませ。

会場:国立新美術館1階展示室1D 東京都港区六本木7-22-2
会期:11月26日(金)~12月6日(月) 10:00~18:00(最終日13:00まで)※11月30日(火)は休館

※会期中にアンケートにお答え頂けた方には、記念品をプレゼントしているようです。





マニアック

2021年12月04日 | 日記

二鶴工芸です。

画像は伝上杉謙信所要金銀襴緞子等縫合胴服です。
羽織の原型のようなもの。

画像は拝借しました<m(__)m>

実は今は亡き師匠がこの胴服のオマージュ作品を作っていました。

当時、この作品を制作した意図を詳しく聞いていませんでした。

上杉謙信のファンだったのか、単に胴服が斬新でモダンだったから模倣したのか。

常に他の工芸には絶対負けないと言っていて、琳派やアールヌーボー、蒔絵、正倉院の宝物などテーマにしたオマージュ作品を制作していました。

その中でも当方は奇抜な作品だったなとずっと思っていました。

ところが、今年当方が講演をする機会をいただき、そのために色々調べていた時にこの胴服にたどり着きました。

関西弁で言う「さぶいぼが」出ました。

嗚於!!なるほどと。
深い!!深すぎる!!それに尽きる。

一般的にはこの胴服と金彩との関係性は無いように思われます。

が!!しかし、・・・説明すると長くなるので割愛します。

すみません(;´Д`)

作品、それはおそらく先人に対する敬意を本人の視点で解釈し、着物に表現したことです。

そう思いたい(;^ω^)

その行動力に凄いというか、マニアックというか。

深堀りしていかないと繋がらない。

何をわけのわからないことを言っているんだという話ですが・・・。

修業時代は現在だとパワハラやな!!というくらい理不尽に怒られ、ずっとこのやろうと思っていました。

兄弟子たちはもっと嫌な目にあっていたかと思います。

今となってはもうそんな思いも消え、そういう事もあったんだというくらいの思い出になっています。

この歳になって、振り返る機会をいただき長年の謎が解けたような気がしますし、アプローチは違うと思いますが、考察が近いことに何か嬉しくもあります。

そして、古典(国語ではない)を知ることが、新しいもの作りにもいかされるのだと再度教えてもらったような気がします。

※修行時代に「お前とはよう似とるとこがある」と言われていましたが、結局マニアックなところだと気が付きました。



冠婚葬祭セレモニーケース

2021年12月02日 | 日記

二鶴工芸です。
ここに来て連チャンで納品した当店オリジナルの冠婚葬祭兼用セレモニーケース。
そもそもバタバタ売れるタイプの商品ではありません。
ですが当店ではロングセラーの商品になります。
コロナが落ちつたこともあるのかと思っていましたが、また新たなウィルスが・・・(>_<)
オンラインショップではアクセス数が増えてきました。
在庫が無くなりましたので、現在発注中です。
ノーマルなタイプと慶事、弔事用に目印的に付けたインレイタイプもございます。








来年用に

2021年12月01日 | 日記

二鶴工芸です。
来年の春用に桜のデザインの金彩ガラス皿の準備。
24cmの丸皿の予定。
「足して、引いて(消して)、足す」
奥行きのある加工にしています。
通常の本業では滅多にやらない加工ではあります。
足すことはいくらでもできます。
のせていけば良いわけです。
プラスしながらも仕上がりは品良く!!
京都は「品」やぞ!!とよく師匠に言われてました。
「品」があるかどうかは自分では判断が難しいですが・・・