ふさ子のブログ

シニアの生活日記、工夫したお家ご飯、天体日記などを発信しています。
最近は、PC画を書きたいと思ってます。

老い

2014年04月07日 10時05分39秒 | Weblog
おはようございます 風も無くて 良い天気です

 今朝 5時過ぎに目を覚まして、ベランダに直行~。すでに金星は見えませんでした。




でも、釣りキチの部屋から明かりが漏れてます。「明日は釣りだ!」って聞いたけど、具合でも悪い??

 そっとドアを開けると、PCの前で 文書作成してました。

「今日は寒いから釣りは辞めた~」と言うのです。こんな事は珍しい事。どんなに雨でも行っていたのにね

 自分の身体の調子は、自分でしか分からないですもの、釣りキチも ”老いたなあ~”

昨日、突然 名俳優の”蟹江敬三さん”が亡くなっていた事を知りました。

人間の命は ”はかない”ものですね。

 

 昨日、NHKスペシャル「人体ミクロの大冒険」をご覧になられた方もいらっしゃると思いますが、

人間の”老い”の正体を追及する番組でした。

 
 以下は NHKの番組の放送から、抜粋させていただきます。

”老い”の根源は、1種類の細胞=本来なら健康を守るべき「免疫細胞=T細胞」の活性化による”暴走”が引き起こすものだった。

 現在では、動脈硬化は、脂が血管に詰まるから引き起こされると医者から言われて、カロリー制限をしたりしていますが、

最近の研究の結果、実はそうでは無くて、骨髄で造られる免疫細胞の”T細胞”が指令を出す”サイトカイン”

と言う物質により身体に侵入してきた悪い細胞をマクロファージが食べてくれるんですが、

そのサイトカインが誤作動して暴走し、免疫の異常をきたし、私達の身体の組織を破壊してしまい、

”老化”が起こるのだそうです。 高血圧、糖尿病も メタボもしかり、




 紫色の丸い”T細胞”から放出される しろい”サイトカイン”



サイトカインの指令により細菌を食べる ”マクロファージ”



それでは、その免疫細胞の暴走を食い止める方法は無いのでしょうか?

 そこで 登場するのが、ノーベル賞の山中伸弥先生の「IPS細胞」だったんです!





”T細胞”に「山中ファクター」を入れると、”T細胞”は、IPS細胞化して、”人工T細胞”になると、

細胞の時間の逆戻りをして、細胞を再生するんです。そして老化が抑えられるんだそうです。


  山中先生はおっしゃいました。「私は、身体の全細胞が、納得した理想の死に方=老衰でおわりたい」

そして、「変えられる運命は、運命じゃない」

 たとえば、交通事故等で怪我をして、足腰が動けなくなった時などを想定して、

怪我をしたマウスを 山中先生の細胞で、歩けるようになった「マウス実験」も成功しているんです。

 

 そしてそして、たった1個の”卵子”から生まれた 60兆個の細胞が作る人間の身体は、小宇宙の様に感じました。