もりあおがえるのつぶやき

山里の四季の移ろい、日々の暮らしをつれづれに

天神平、観音堂古墳群

2014-08-30 17:50:13 | 古墳詣で

今回は頸城を回ってみた。新潟県はいまは新潟市の方が中心になってるが律令時代にはここに国府が置かれ信濃国の国府(上田市)とつながり古代越後国の中心だった。荒川が高田平野を作る西の端に斐太遺跡、観音平、天神堂古墳群がある。2基の前方後円墳を頂点に170基あまりの方墳、円憤がなだらかな山に累々と連なる。ここもまた中央、大和政権とつながり前方後円墳を作っていた。大和政権というが雄略天皇以後の大和政権ではない、弥生時代より様々な墓を作ってきた地方王国が前方後円墳という一つの墓制をもってまとまった地方王国の連合帯である。この墓域に上れば眼下には高田平野の黄金の稲穂が見渡せる、おそらく古墳が作られた当時よりの秋の風景なのだろう。


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