久しぶりに青学手前のシアターイメージフォーラムへ。
会員なんですが、期限が昨年11月で切れてました(泣)
会員証を受付に出したら…入会金2,000円になります(継続ではなくて新規扱い)と冷たく言われてガックリ…
でも考えてみたら、更新料でも1,000円は掛かる訳で、昨年に遡って更新してもらったら、みすみす3ヶ月分は捨てる形になるし、会員料金は
1,100円で一般より700円お得という事は2回来れば元を取れるので、この処置は正当という事ですね、失礼しました。
39 不屈の男
実話だそうです。
監督はアンジー。
知りませんでしたが、反日映画として炎上したこともあるそうです。
道理でこんなマニアックな箱でやってるのか(納得)
イタリアから移民でアメリカにやって来た主人公一家(ゴッドファーザーか?)
小学生の主人公はいじめられたりぐれたりでしたが、兄の引きもあって走る事に目覚めます。
ベルリンオリンピックのアメリカ代表になって、レース終盤の驚異的な追い上げにより有名になって、ヒトラーとも接見します(8位なんだが)
アメリカ空軍に入って、爆撃機の照準手になりますが、南太平洋で機が撃墜されてしまいます。
ここからが眉唾なのですが、47日間漂流したそうです。
昔、虎と一緒に227日漂流した!なんておバカ映画?がありましたね(うっかり観ちゃったけど…)
船ならまだしも、飛行機からの脱出なので、ゴムボートだけでろくな装備も無く、助かった3人に残された食料(カロリーメイトみたいなのが
何本か)も水(ボトルが2本?)もごくわずかです。
死ぬでしょ?
暑い南太平洋ですよ?
余程雨が降って、それを飲んだか?
道具を工夫して魚を釣りますが、生のまま食べてゲーッと吐いてます(日本人は生で食うってよ!と卑下することも忘れません)
日本機や鮫に襲われてもうボロボロの所を日本船に確保され、島の収容所へ。
そして珍しいケースだと思いますが日本本土へ移送されます。
大森に収容所があったんですか。
エキセントリックな収容所長を演じるのはMIYAVI
日本人ですが、能面みたいな顔してます。
女かと思いましたがそんな訳無いか。
「長」のくせに階級は伍長?(低ッ)
反抗的な所がある主人公はビッシビシ叩かれてます。
汽車で直江津に移されます(捕虜をそんなあっちこっちに移すか?)
またMIYAVIが所長ですが、今度は軍曹と名乗ってます。
まだ階級低いと思いますが(笑)
石炭の積み下ろしが主な作業の港でこき使われてます。
理不尽な扱いを受けて、あやうく斬殺されるところでしたが「不屈の闘志」で乗り切ります(非現実的で全く萌えず)
やがて終戦となって無事にアメリカに帰ります。
日本を恨むことなく全てを許し、長野オリンピックの聖火ランナーとして日本で走ったフィルムも流されてめでたしめでたし。
漂流を生き抜き、日本軍の捕虜として耐えて、しかもそれを全て許すという広い心のアメリカ人の『魂をふるわせる感動の実話』でした。
ま、反日というほどの話ではないな。
だし、大した映画でもない。
1,100円ならギリ許せるか。
にしてもMIYAVIって何者?