めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

京の冬の旅 3

2016-03-18 06:38:20 | 日記
3/13(日)

おにぎりとカップみそ汁を食べながらテレビを観る(喝ッ!)日曜朝の定番です。

9時半に出掛けます。

ゆっくり寝て疲れも取れました(また帰りも疲れるけどね)





グループならば楽しめる宿でした





六道珍皇寺





閻魔大王と小野タカムラ像が迎えてくれます





六道とは6つの道です。

地獄・餓鬼・畜生・天国まではスラスラ出ましたが、さて?

庭に2つの井戸があって、そこが地獄への通路です





黄泉がえり(そんな映画あったね?)の井戸は文献でしか確認出来てませんでしたが、最近ご近所さんが家を壊した際に発見されたとか(買収)





この寺は、お盆にご先祖様がこの世に帰ってくる所なので、鐘も撞くのではなく引きます(迎える)





小屋から綱が出てて、それを引くとゴーン!と音がします





鴨川の東側は昔はお墓だらけだったそうです。

鴨川が三途の川になぞらえられてたそうです。





お盆が終わって、あの世に帰る寺はまた別にあるそうです(忘れた)

8月16日には、山で「大」の字に松明を焚く行事がありますが、良く「大文字焼き」と言われてますが、そんな言う奴はもぐりだそうです(笑)

正確にはあの世への送り火なので、「大文字の送り火」というのが通の京都人だとか。

覚えておきましょう。

建仁寺





狩野派の襖絵。原在中の松や鶴。十六羅漢像。

お堂には亀の上に長方形のでかい札?が載った像があります。

中国ではあちこちにありましたこいつは、実は亀ではないそうです。

ガイドさんはそう言ってたかも知れませんが、中国語で言われても判らんがな(泣)

こいつの名前は「ひいき」

そうです、えこひいきのひいきです。

漢字は贔屓。

良く見れば亀どころか龍みたいな顔してますが、そのまま、龍の産んだ9兄弟の1人です。

残念ながら、龍は産まれなかったそうです(1代で絶えた?)

兄弟にはシャチとかいるそうです(お城のテッペンに居る奴)

他の名前は難しすぎてわかりませんでした(泣)

昼前になったので、駅ビルの駐車場に車を入れて伊勢丹でお買い物。

皆それぞれお土産とか買ってますし、5,000円使えば駐車料金も3時間無料です。

スタンプラリーの景品のクリアファイルも駅の案内所で交換できます。

阿ジャリ餅も茶の菓も列が出来てまして相変わらず人気です。

どちらも列を作りやすい場所にあって、伊勢丹の中でもエース待遇なんでしょう。

茶の菓なんて、まだ昼なのに売り切れの商品も出てます(驚)

この後は東寺に行くプランもありましたが、行った事ある人3/4だったので(秘宝は見たか判らんが)もういいか?という意見が大勢を占めて

13時帰途に着きました。

しばらく関西弁のラジオを聞いた後、いよいよ宣教師様の登場です!

何枚かDVDを頂いてますが、「過去のない男」以外のものがパソコンで観れません(泣)

パソコンが悪いのかDVDが海賊盤なのか長い間不明でしたが…

オオッ!車のDVDで見事談志が映りました!

パソコンが悪かったのね?

運転しながらじっくり?芝浜を鑑賞します。

いいね!是非、寄席で実物を観てみたいモンです。

新東名のSAに、長篠の戦いをテーマにした何かがあるとパンフに載ってたので寄ってみました(行きは夜中だった)

当時最強と言われた武田騎馬軍を、織田・徳川の鉄砲隊が殲滅した戦いで、黒沢の影武者のラストシーンでもあるのですが…

それらしき名前が付いた食べ物メニューがあるだけですね?(しかも食堂はガラガラ)

こりゃ酷い!

途中でドドーン!と富士山が真正面に観えるスポットもありました!





ちょっと曇ってます





揺れてますし





これが精一杯





横浜町田ICを先頭に渋滞してるとのアナウンスでしたが、海老名から圏央道に入ったのでほぼ引っ掛からず、行きと同じ6時間で無事に

帰り着けました。

片道450km位だったので平均時速75km

中々いい線じゃないですか?(休憩も含めてですからね?)












お馴染(居酒屋 百名山)

2016-03-18 06:06:04 | 日記
住宅街の中の民家を改造した、あのI初さんの元彼の宿と同じコンセプトで、京都ではあちこちにあります。

ドーン!とホテルなんか建てられないので、こうなるしかない訳で。





フムフム、ここが食堂ね?と思ってたら、





受付を終えた我々は外へ案内されます?





あれ?

離れのようです(民家)





最近売り家になったのを買ってリニューアルしたそうで、2階建てをそのまま貸してます。

3~5人で割り勘ならまあそんなもんですか(7,000円程度)

2月に出来て、お客さんが11番目のご利用です、とか。

面白いですね。

2階に上がる階段が年寄り向きではないですが(笑)

キッチンもあるし、買出ししてドンチャン騒ぎも可能です。

寛いでる皆を急かして出掛けます。





5時の開店と同時に入らないと満席になってしまう居酒屋です(厳しい)

既に列が出来てて、その後も繫がるもので隣のレンタカー屋からよくクレームが来ないもんだと。

4人だと言うと、「予約されてはりますか?」「いいえ」

んーッと逡巡してから奥の座敷に通されます(もうカウンターは一杯)

すみませんが、7時まででよろしいですか?

そんなおらんわ(笑)

しめ鯖と万願寺は定番で頼んで、後は人数が居るのでメニューの端からどんどん頼めます。

値段が書いてない?ので、地雷を踏まないようにだけ気をつければ。

熱燗を啜りながら色んな味を楽しめました。

どれも良い味出してます。

お客さんを続々断っている店員さんの声を聞きながらクイクイ。

飲めない人が1人居るので、割り勘で5,000円程度に納まりました(安堵)





ご馳走様でした!


京の冬の旅 2

2016-03-18 04:59:21 | 日記
少し東の真如寺は近くに駐車場が見付からず(泣)パス。

時間的に次の大徳寺もパスして、同志社大隣の相国寺へ。

ここも駐車場探しでグルグル走ります。

地下鉄やバスでメグルのよりは楽で経済的ではありますが、駐車場探しで難儀するので、どっちが良いのか意見が分かれますね。

3月というのに、新入生みたいな団体がドドッと歩いてます?

何でしょ?

ここも3つエントリーしてます





養源院





美しい毘沙門天像が迎えてくれます(鎌倉時代 作)

長年知られてなかったのですが、江戸時代に与兵衛さんの夢枕に現れて発見されたとか。

ホンマか?(笑)

戊辰戦争の折には薩摩藩の野戦病院となり、イギリス人医師により日本初でクロロフォルム麻酔が行われたそうです。

(華岡青洲はなんだっけ?)

当時の刀傷も柱に残ってます





撮影が庭しか許可されてなくて、何だか判りませんが(笑)





長得院





ここの襖絵は岸派だそうで、しきりに狩野の悪口をガイドが言ってます(笑)

虎の描き方が向こうはなってないそうです。

生きてる虎はその当時日本には居なくて、中国で見てきた人の話を元に描いてるので顔なんか滑稽でしょ?

それに比べて岸派は、虎の毛皮を参考にしてるので顔はリアルだし(本物を見てる)動きはネコを参考にしてるそうです。

羽を広げた鷲も見事ですが、岸派の得意分野だそうです(自画自賛)













法堂・方丈

また天井画だ(笑)

聞いたらこっちの方が大きいそうです。

こちらは鳴き龍が有名です。

広い法堂の示された場所で拍手したら、グワンッ!と反響を感じますが、周りの人には聞こえてない不思議な現象です。

自慢してますが、計算して作った訳ではないと思いますが(笑)

たまたまそんな音響になってしまったと…

今日は早起きしてるし、何だか疲れちゃったので、これにて終了、宿に向かいます。