今日は、スノーケリング講習会がリアスハーバー、藤の川を会場に行なわれました。藤の川海岸は潮通しがある場所と、細かい砂が集まる流れの緩い場所があります。今回は、流れの緩い場所でスノーケリングを行ないました。湾内でも比較的暖かい場所で、死滅回遊魚やキタマクラやアミメハギが2月にも確認された場所です。また、稚魚の成育場になっており、チカ、クダヤガラ,ヨウジウオ、ハゼの仲間3種類が確認されました。今回初めてスノーケリング講習会を受けた50代の方々も、子供に戻って楽しんでいる様子でした。本当に楽しく、気軽にできるのがスノーケリングです。また、スクーバダイビングの基礎トレーニングでもあります。8月21日には小学生中学生を対象とした講習会を予定しています。ただ今受付中です。
リアスハーバーでの清掃活動並びに生物調査が本日行われました。雨が心配されましたが,波は穏やかで水底は透明度がよく5M以上はありました。水温は14度でした。この調査は,地元のボランティアダイバーにより行われているもので,水中における環境保全活動を柱に2002年に設立された団体(DNMといいます)です。年々参加者も増え,海を愛する輪が広がっています。特に,興味深いのは水中に生息する生物です。多様性もさることながら,水中にうまく適応した生活ぶりに感心させられます。潜るたびに感動の連続です。ダイバー=密漁をイメージする人もいますが,全くのナ
ンセンスです。研究のための採集は話は別ですが,生物観察は,漁獲する喜び以上の感動を味わう事ができます。ダイビングによる生物観察のすばらしさは実際にダイビングをした人でないとわからないようですが,何とか理解の輪を広げていこうと考え
ています。
ンセンスです。研究のための採集は話は別ですが,生物観察は,漁獲する喜び以上の感動を味わう事ができます。ダイビングによる生物観察のすばらしさは実際にダイビングをした人でないとわからないようですが,何とか理解の輪を広げていこうと考え
ています。
私たちが活動する三陸沿岸では、アラスカ~カリフォルニアにしか生息していないウミウシを我が国で初めて発見されました。白色をしていることから「シロクマウミウシ」と命名されました。海の世界にはまだわからないことがいっぱいありますね。
本日の朝日新聞朝刊、http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=7960 に掲載されています。
本日の朝日新聞朝刊、http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=7960 に掲載されています。
4月12日のニュースエコーで山田湾の二足歩行が登場しました。アメリカの研究者が撮影にしたとの報告がありましたが、実はダイブネット宮古によって2年前に撮影されていました。撮影された当初、仲間内でも話題になりましたが、まさかここまで世界中の話題になっているとは思いもよりませんでした。情報発信の重要性を再認識しました。写真はダイブネット宮古のHPに掲載してもらいましたのでhttp://ag5.net/~dnm/topics/topics.cgiをご覧下さい。なお、この写真は教科書にも掲載されました。