Dr. WAKASAGI at HEI-RIVER(閉伊川ワカサギ博士)

森川海をつなぐ学び合いの活動を紹介します

アメリカン自然史博物館その2

2009-02-20 | Weblog
 特別展示は,本来は科学者の指導の下,エギゼビターが,展示をまかなっていたが,数年前からエデュケーターとエギゼビターを仲立ちするリエゾンスペシャリストを置くようにした。また,展示も,ニーズアセスメントを実施し,事前に展示内容のチェックを行うようにしている。

 それは,エデュケーターとエギゼビターの間に大きなギャップがあったからである。エギゼビターは教育のバックグランドがないので,オーディエンスの理解が得られていない事が多かった。現在は,改善されて,リエゾンの重要性が高まっている。現在のパターンはまず,教師を対象にワークショップを実施して,どのように特別展示を見せればいいのか,またどのように質問をするのかを理解してもらう。その後,学校に戻り,事前学習を行う。その後先生が生徒を引率して特別展示を見学させる。というパターンを取っているようだ。

 この博物館もNPOであり,ほとんどが寄附で成り立っているが,NOAAや大学などがファンドを出しているようだ。今回のワークショップでは,4名の学校教員がNOAAから出張旅費を出してもらい参加していた。また,一部の若い職員の給料もfellowship プログラムの一環としてNOAAから支給されている。政府機関と民間企業,そして個人が一体となって体系的に教育に熱心に取り組んでいる様子が伺われる。



ナショナルアクアリウムを訪問

2009-02-20 | Weblog
ナショナルアクアリウム in DCを訪問した。

 この建物は商務省の地下にあり,1800年代に設置された歴史のある水族館である。本来は,水産資源の減少を危惧した研究者たちにより飼育施設として始まった。設立当初は,MBL(ウッズホール海洋生物学研究所)とも関わりもあるようだ。1 educator, 4 aquarist, 1 exbitary , 1 directorである。100年以上の歴史を感じさせる展示である。今はやりの巨大水槽はないが,入館者数は1000/day summertime, 500/day wintertmeであるという。


 NPOが経営をしている。こちらのNPOは国からの支援を受けている他,ドーネーションによって成り立っている。アメリカン自然史博物館もNPOの経営である。(寄付活動は普通であり,生前に寄附するのをPlaned giving といい,遺産を寄附するのをEstate givinngという。知り合いによると聞,生前に寄附することで生きているうちにその効果を確かめることが出来るのでいいのだ,という。アメリカは支え合って成り立っているともいっていた。国からの支援がほとんどなく,寄付行為の習慣もない日本とは大きな違いである。)


アクアリストの一人にインタビューをした。
-why do you select aquarist? 
--My major is biology, but marine science class taking,diving, aquarium loving.In Us Marine science getting popular,
-why?
-- Marine issue, aqua problem will be becoming important.

 NOAAとの関わりを聞くと,NOAAに所属するNational Marine SanctuaryやNational Marine Sanctuaryから情報を提供してもらい,環境保護について最新の情報を提供しているという。