夏休み真っ只中の今日、別所沼の魚を学ぶ水圏環境学習会がさいたま市浦和区にあ
る別所児童センターで開催された。4年生の学部生の卒業論文の一
環として開催されたものであり、入念な教材研究を基に夏休みに通所して
いる小学生1-3年生を対象に行った。
参加した児童は約50名。釣りはやったことがあるか,と聞くと以外
にも半数以上が手をあげた。また、さかなは好きかと聞くと、これも半数
以上が手をあげた。
その後、別所沼の写真を見せると、全員のハイハイ、ハイハイと元気のい
い声でたくさんの手が上がった。
そして、釣りの擬似体験。次に採れたてのモツゴ、タナゴ、スジエビを班
ごとに配布して実際に触って観察をする。教室が触って観察しようとする
子供達の熱気で包まれた。
やはりナマの生き物を用意したのは魚類が好きなだけあるな、と関心。子
供達の集中力はかなり高いが、大人のほうは、実物に触ることをセーブす
る方向にどうしても働いてしまう。これは昆布の学習会でも感じたことで
ある。
大人は嫌々昆布を触っている光景が焼き付いている。魚食離れは食の簡素
化とともに、幼少期の体験の不足が起因しているかもしれない。
そして、学生は「別所沼にはね、10種類以上の魚がいて、魚にとっ
てとても大切な場所なんだよね」とまとめると子供達の目がきらっと輝い
ていた。自分達のみじかな環境を評価されることは自分を評価されるよう
に思っているのだろうか。
すると、子供達のほうから「でも、別所沼はちょっと汚いなー」と残念そ
うに語る。それに対して学生から「実は埼玉県はもともと湧き水が豊富で
水がきれいだったんだ。」「そして埼玉県にしかいないとても貴重な魚い
るんだよ。」と言うと、また子供達の目が輝いた。
この学習会は、埼玉県の淡水魚をこよなく愛する一人の学生によって企画
された。小さい頃から慣れ親しんだ魚を多くのみなさんに知って欲しい。
そのためには、教育が必要であると考えて研究室に飛び込んだ。
当初は、具体的な研究テーマを探すのに苦労をしていたが、埼玉県のとあ
る魚類研究者ととある魚種との偶然の出会いが彼の方向性を定めた。この
続きは8月19日に実施される。
る別所児童センターで開催された。4年生の学部生の卒業論文の一
環として開催されたものであり、入念な教材研究を基に夏休みに通所して
いる小学生1-3年生を対象に行った。
参加した児童は約50名。釣りはやったことがあるか,と聞くと以外
にも半数以上が手をあげた。また、さかなは好きかと聞くと、これも半数
以上が手をあげた。
その後、別所沼の写真を見せると、全員のハイハイ、ハイハイと元気のい
い声でたくさんの手が上がった。
そして、釣りの擬似体験。次に採れたてのモツゴ、タナゴ、スジエビを班
ごとに配布して実際に触って観察をする。教室が触って観察しようとする
子供達の熱気で包まれた。
やはりナマの生き物を用意したのは魚類が好きなだけあるな、と関心。子
供達の集中力はかなり高いが、大人のほうは、実物に触ることをセーブす
る方向にどうしても働いてしまう。これは昆布の学習会でも感じたことで
ある。
大人は嫌々昆布を触っている光景が焼き付いている。魚食離れは食の簡素
化とともに、幼少期の体験の不足が起因しているかもしれない。
そして、学生は「別所沼にはね、10種類以上の魚がいて、魚にとっ
てとても大切な場所なんだよね」とまとめると子供達の目がきらっと輝い
ていた。自分達のみじかな環境を評価されることは自分を評価されるよう
に思っているのだろうか。
すると、子供達のほうから「でも、別所沼はちょっと汚いなー」と残念そ
うに語る。それに対して学生から「実は埼玉県はもともと湧き水が豊富で
水がきれいだったんだ。」「そして埼玉県にしかいないとても貴重な魚い
るんだよ。」と言うと、また子供達の目が輝いた。
この学習会は、埼玉県の淡水魚をこよなく愛する一人の学生によって企画
された。小さい頃から慣れ親しんだ魚を多くのみなさんに知って欲しい。
そのためには、教育が必要であると考えて研究室に飛び込んだ。
当初は、具体的な研究テーマを探すのに苦労をしていたが、埼玉県のとあ
る魚類研究者ととある魚種との偶然の出会いが彼の方向性を定めた。この
続きは8月19日に実施される。