All Mod Cons

The Style of Paul Weller is Here! Keep Cool and Stay Hip!!

小津安二郎 "浮草"

2007-04-30 | Movie
浮草

今は日本最大手のECワインショップ勤務のスーパードラマーのジローから結婚祝いに貰ったビデオです。人間の弱さやいやらしさ、そしてそれを包み込むやさしさが、見事な映像(まさに映像と書くにふさわしいです)で描かれています。デジタルでは決してとれないだろう色使い=ロモの映像と似てます。こんなやさしが人間にもあるという、ほっとする映画です。ラストの夜汽車のシーンは最高ですね。

Lou Donaldosn "Mr.Shing-A-Ling"

2007-04-30 | Jazz/Funk
Mr.Shing-A-Ling

Mod一家に一枚のルー・ドナルドソンのアリゲイター・ブガルーに続く一枚です。オルガンは前作に続きロニー・スミス!よりR&B色の濃くなったファンキーな一枚です。一曲目の「Ode to Billie Joe」はファンキー大王King Curtisの演奏でも有名ですが、しっとりとねっちりと演じるルーのこの演目は最高です。ロニーのオルガンも控えめながらしっかりと主張しており、これぞオルガンのバッキングという感じです。(その後の彼の怒涛のオルガンを考えるとおもしろい)しかし、このジャケは超インパクトありですね。JAZZとは思えない!

The 3 Sounds "Introducing The 3 Sounds"

2007-04-22 | Jazz/Funk
Introducing The Three Sunds

私にとってジミー・スミスに並ぶB級Jazz(いうまでもなくほめ言葉です)の巨匠、The Three Soundsのデビュー版です。BN1600番と言うとてもすごい番号なのですが、まったくそんな重みを感じさせないファンキーな演奏を展開してます。曲もポップスや何とイタリア民謡のオーソレミヨとかはチャめちゃですが、不思議とThe Three Sounds色に染めちゃってます。シルヴァのファンキーとは一味違い、ランジ系の安ピアノトリオっぽいのが好きです。しかし、ライオンの見識眼には頭が下がります。

Paul Simon "ひとりごと"

2007-04-02 | Rock/POP/Country
ひとりごと

20世紀におけるアメリカポップス史上最高の名曲のひとつである「アメリカの歌」を収録したポール・サイモンの名盤です。(Modsではないが....)アメリカン・ミュージックのルーツを追いかけ、マッスルショールズで録音を行ったサイモンの魂の叫び(といっても青筋なし)です。S&G時代の「アメリカ」と対比してきくのも面白いです。S&G時代の焦燥感あふれる国家に対する思いとバッハの旋律をベースにしたこの「アメリカの歌」はそれでもアメリカをどこかで愛する思いが交錯して面白いです。