新宿駅最後の小さなお店ベルク
知る人ぞ知る新宿東口駅ビル地下で長年営業する「個人経営」の喫茶店「ベルク」のパンクなストーリーである。
この店で提供される飲み物、食事、雰囲気、ホスピタリティはとても人間に優しい。しかし、それが故、様々な圧力や手間が。
いつから日本にはチョー資本主義的な経営システムばかりがはびこり、てめーの経営効率ばかりを追求する独善的な非サステナブルな企業ばかりになってしまったのだろう。
店長であり筆者である井野氏の考え方や行動は、一見ラディカルのように見える。が、よくよく考えれば彼のそれは極めて「人間的」であり、本来の日本人が持つ「優しさ」にあふれている。
これは、これからの経営の本でもあり、マーケティングの本でもあり、生き方の本でもあり、いい食べ物の本でもあり、Love&Peaceな本であり、クラフトマンシップの本でもある。
なんてスクエアな書評よりベルクでコーヒー飲めばすべてがわかりますよ。
http://www.berg.jp/