All Mod Cons

The Style of Paul Weller is Here! Keep Cool and Stay Hip!!

Second of pleasure : My 55 LPs-27/55

2015-10-25 | 55 LPs

Seconds of Pleasure (Exp)
パブロックを知ったのはこのアルバム。ロックの楽しさを体現してる。ポップなチューン満載で、ベイ・シティ・ローラーズっぽい。おまけの7インチ、DaveとNickのエバリーのアンプラグドなカバーは宝物!

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Small Faces : My LPs-25/55

2015-10-25 | 55 LPs

SMALL FACES
より自由な表現を求めてデッカからイミディエートに天地を求めての第一弾はセルフタイトル「Small Faces」 今までのアイドル・モッ・ドバンドからの脱却を狙った素晴らしい楽曲、それぞれの持ち味を活かした演奏、まさに新生SF!デッカ時代ももちろん好きだし、どちらかと言われても選べないけど、イミディエートという時代を彩った徒花的レーベルの良さを享受し伸び伸びやりたい事をやってるね。俺がSFの曲で初めてカバーした「Get yourself together」も入ってる。このアルバムの一曲目から二曲めの流れはサイコーだし、その二曲目「Something I want to tell you」のロニー"プロンク"レインのボーカルが最高!

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Root Down : My 55 LPs-23/55

2015-10-22 | 55 LPs

Root Down
オルガン好きになったきっかけはこのアルバム、いや厳密に言うとこの曲が入ったコンピレーションテープをロンドンのカムデンタウンのフリーマーケットで買ったのがきっかけ。当時Acid Jazzが流行り出し、オルガンがフューチャーされてここちよいB級なオルガンサウンド満載の不法コンピテープ!今でも持ってる。(テープは聞けないけど)Jimmy Smithは60年代のBluenoteクラシックも、もちろん、名盤揃いだが、このアルバムの躍動感がたまりません。或る日突然Root Downのサンプリングが耳に入ってきた、そう、ビースティのRoot downだった。Jimmyは様々なアーティストにレスペクトされてるけど、こんなに愛情溢れるカバーはないね。そう、アルバムに話戻すと、「Root Down」「Let's Stay Together」「Slow Down Sagg」のグルーブ感はともかく圧巻!腕達者な連中が好き勝手にやったらこうなる的な感じです。グルーブってこのアルバムで教わった!ハモンド万歳!!!

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Streetcore : My 55 LPs-24/55

2015-10-22 | 55 LPs

Streetcore
Joeの死は昇さんからの一報だった。「Joeも死んじゃったしね。」「えっ!」、そう、1月の彼のメールまで知らなかったのだ。10月1日にザ・メスカレロスのライブを新宿リキッドルームで見てオッさんになっても元気にロックしてる!と感激してたのに。(今では俺も、もうとっくにその年齢を超えてしまったが)
Joeの最後のバンド、メスカレロスは、結果彼が行き着いたサイコーのバンドだった。芸達者な連中と様々なスタイルなフォーマットにのっとったJoe's musicを奏で、滋養溢れる曲が満載のアルバムである。彼はこのアルバムを聴くことなくあっちに行ってしまったが、出来には満足しているのではないかな。

くじけそうになった時には「Redemption Song」を聴いている。

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Mission Impossible : My 55 LPs 番外編

2015-10-22 | 55 LPs

Mission Impossible
Small FacesとスタカンとJimmy Smithでオルガンに目覚めた俺がさらにオルガン好きになったのはJTQを知ったから。たまたまロンドンで買った彼らの初期シングル、Blow Upにすっかりヤられてしまい、偶然ライブに行けた。こんなシンプルな構成でオルガンをガンガン弾きまくり、客を熱狂させる体験は貴重だった。その後どんどん洗練されてくるにつれて興味は薄れていったが、初期のJTQは俺にJazzとモッズの接点を体現するバンドとしてレジェンド!

Marty Paich Quartet featuring Art Pepper : My 55 LPs -22/55

2015-10-22 | 55 LPs

Marty Paich Quartet featuring Art Pepper
Pepparの破天荒な生き方に憧れた時代があった。彼の自伝「Straight Life」読むと大抵のロッカーも青ざめるくらいクレイジーで、もしかしたら生き抜いた分だけ、シドも顔負けではと思う。一番好きなアルバムはこれ。理由は「All The Things You Are」が名演だから。彼(大抵のJazz manもそうだが)はこの曲が好きで生涯何度か演ってるんだけど、この演奏が一番艶っぽくて、でも訳あり感な(?)アルトが好きなのである。そして一発目の「What's right for you」、俺にとってはThe Jazz !

Tempest : My 55 LPs-21/55

2015-10-22 | 55 LPs

Tempest
さっき上げたばかりのDylan、いろいろと考えてたらもう一枚は60年代のマスターピースではなく、デビュー50周年、71歳の2012年に出された通算35作目を選んだ!日本でのこのツアーを見に行き、初生Dylanを見たわけだが、ともかく素晴らしかった。「今」なのだ。「ロック」なのだ。ギター弾かない、昔の曲少ない、歌っても変えすぎてて分からない、ピアノをちょろちょろ弾く、新曲ちゃんとやる、MC少なく、Thank youは一回だけ、照明はかなり地味めで暗い。でも「ロック」なのである。このアルバムはDylanを初めてiTunesで、出た当日に買った。ジョンに捧げた曲「Roll On John」を始め、佳曲ばかり!ステージでは6曲やったけど、とてもよかった!そんな彼を心からの尊敬を表してこのアルバムを!

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The Smiths : My 55 LPs-20/55

2015-10-22 | 55 LPs

Smiths
このアルバム出た84年は新卒で会社入った歳かー。多分聞き出したのは86年位で、同僚の鈴木とロンドンに3週間弱!(外資系特権)行った時かな。最初は余りにジミーすぎてスルー状況だったけど、気がついたらこのアルバムの虜になっていた、不思議なアルバムです。Reel Around The Fountainの不気味なほどの穏やかさがとても印象的です。Meat is MuderとかQueen is deadより断然このアルバムです!ちなみにThe SmithsのオリジナルUK 7inchシングルはほぼ制覇!

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Desire : My 55 LPs-19/55

2015-10-18 | 55 LPs

Desire (Reis)
Dylanは全部揃える!と意気込んだもののまだ3分の2位。そんなDylanで最初に買ったアルバム。当時アメリカンTOP40野郎の高校生の耳に飛び込んできたハリケーン!はまさに田舎の高校生にとってはハリケーンだった。通りで声かけた(と言われてる)スカーレット・オリビエが奏でるバイオリンが全編冴え渡り、このアルバムにアクセントをつけている。確かその後初の来日公演があり、友達の梶原は佐賀から見に行ってたな(お土産にパンフもらった)

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ケルン・コンサート : My 55 LPs-18/55

2015-10-18 | 55 LPs

ザ・ケルン・コンサート
生涯最も聞いてるアルバムかも。出会いは79年(大学一年生)に見た二コラス・ローグ監督「Bad Timing(邦題ジェラシー)」で、とても印象的に使われていた。(ちなみにこの映画は、今は亡きかの名館シネマスクエアとうきゅうのこけら落とし作品!)当日はトラブル続きで最悪のコンディションだったとは思えないほど美しいフレーズの海が押し寄せるこのアルバムは、「Inspiration」について考えさせてくれる、アイデア煮詰まった時に想像力を高めてくれるビタミン剤みたいなものです。それと俺にとっての最高のトランキライザーなのさ。

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London Calling : My 55 LPs-17/55

2015-10-17 | 55 LPs

London Calling
熱心なClashファンというわけでもなかったが、Joeの政治的なスタンスは常に気になっていた。常に弱者の側に立つ、そのスタンスが。彼自身は外交官の息子という出の良さが、実はコンプレックスだったという。彼との出会いは二度。一度はロンドンでクラブ(ギャズ・メイオールのロッキンブルース!)を見に行った時に、なんとすぐそばに彼がいたのだ。白のリーバイスに革ジャン!まんまでした。そして二度目は彼の最後の日本ツアー(JOE STRUMMER AND THE MESCALEROS @新宿Liquid Room 10/1)を幸いにも見ることができた。彼はミック・ジャガーになれなかっただろうし、なりたくもなかっただろうなと思う。London Callingはじつに曲が雑多で、思いつくがままに作り、様々なスタイルを使い、勢いで録音した感じだ。もはやパンク名盤ではなく、ロック名盤たる一枚だ。この名盤の立役者はジャケに写っているポール・シムノンですな。このアルバムでの彼のベースはClashをパンクバンドからロックバンドに変貌させた、と言えるくらいの素晴らしいベースだと思う。

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Paul Weller Live @Zepp Tokyo

2015-10-17 | PW(Paul Weller)

新作引っさげて三年ぶりのライブ!スタイルカウンシル時代から何回目だろうか、師匠のライブを見るのは。ただ一つ言えるのは、毎回見たライブが過去サイコーだということ!そう思う理由の一つは、毎回演奏する新作の素晴らしさだ!彼はリアルなのだ。3つ年上の彼の今を見ることで同時代を生きている嬉しさ、幸せを感じる!Keep cool, Stay Hip. しかし、今回はほぼ正面、前から二番目でかぶりつきで観れた!!

My generation : My 55 LPs-15/55

2015-10-12 | 55 LPs

マイ・ジェネレイション(モノ&ステレオ)
実はThe Whoを最初に聞いたのは「Who are you」で、その頃はまだAmerican TOP 40野郎でたまたまこの曲がチャートインし、ポップなロックバンド!くらいの感じで、そっから遡って聞くことはなかった。(高校、大学時代West Coast Rock野郎(=ジャクソン・ブラウン、イーグルス)だった。)そんなWho体験(?)をもつ俺に再度The Who「My Generation」を聴かせたのが、新卒で入った会社の同僚ミキオで、その時までロックでビートをこんなに意識したことはなかった。ミキオと組んだバンド「Malice」(のち「Start」に変更)では結局「Kids are alright」をカバーするのだが、そっからは奴らの初期にのめり込んでいくことに。ロジャーが腕にひらひらつけて、マイクぶん回すWhoには興味ないけど、彼らがModsだった頃(売り出すための施策だったらしいが 苦笑)のビート感+黒人感は最高にクールですな。The Small Facesが本物感でグイグイくるのに対して、フェイク感満載なクールネスが奴らの魅力。ユニオンジャックのジャケット欲しい!

Small Faces : 俺の55 LPs -14/55

2015-10-11 | 55 LPs

Small Faces [12 inch Analog]
Paul Wellerが俺の師匠なのでSteve Marriotは神!Paulから教わったMods、そしてSmall Faces。ジャケット、曲ともに最高の一枚だ!Sam Cookeに対する最高のレスペクト「Shake」(by ロニー)から始まり、 全編マックのオルガンがガンガン鳴り響き最高のグルーブを醸し出すインスト「Own Up Time」、Solomon Burkeのリフに乗った「Whatcha gonna do about it」、ヘビーなラブソング「You need loving」、スティーブの唸るソウルボイスが遺憾なく発揮される「E too D」など全編真っ黒!West Endのフェイス「Who」に対してEast Endのフェイスが本物はこっちだと言わんばかりのアルバム。この時のこの四人でないと作れないグルーブ満載な、これも俺にとっての棺桶アルバムだな。