シリンダー、、、
覗くと、、、
それなりに、、、
摩耗と、、、
細かいキズが見られます。
焼き付いたりは、、、ありませんが、、、
通常の使用で出来た摩耗とキズかな。
今まで使っていたピストンをシリンダーに入れて、、、
シックネスゲージで計ってみると、、、シリンダーの下部では、、、0.05mmだとなんとか、、、きついけど、、、入りました。
今度は、、、シリンダーの中央で同じ事をすると、、、
シックネスゲージは、、、
0.09mm(0.05mmと0.04mmの2枚重ね)が入ってしまいました。
この検査で中央部分の磨耗が0.04mmほどはある、、、事になります。
マニュアルでは、、、
ピストンクリアランス 0.050mm~0.055mm
になっています。
で、実際にボアゲージで計測したら、、、
上の写真の部分、シリンダー下部の横方向はほとんど磨耗が無いので、ここを基準に 0mm として、、、各部を計測して、、、どのくらい摩耗しているのかをみます。
で、こんな値が出ました。
ピストンとピストンリングで擦れる部分は磨耗する事がわかります。
エンジンオイルがこの部分に油膜になって保護しているのですが、、、?万キロも走ると摩耗は進みます。
オイルが入っていないと、、、一発で焼き付き! ますので、、、
オイルって重要です。
オイルの質や劣化具合でも摩耗、、、寿命に違いは出てくる事でしょう。。。
ボアゲージて計った時は、、、メカイトウがやってくれまして、、、老メカがいない時にやられてしまって、、、写真がありません。
失敗。。。です。
昨日までの記事の測定で、、、
ピストンリングの合い口すき間が大きい⇒⇒⇒ピストンリングが摩耗している⇒⇒⇒ピストンリング交換
ピストンリングのサイドクリアランスが大きい⇒⇒⇒ピストンのリング溝が摩耗している⇒⇒⇒ピストン交換
シリンダーの上中下の位置でピストンリングの合い口すき間に変化がある⇒⇒⇒シリンダーが偏摩耗している⇒⇒⇒交換、または修正(修正とはボーリングすること)
ボアゲージで計るまでもなく、、、シックネスゲージの測定や、キズなどの目視点検で、、、このままOK? オーバーサイズにする? などの判断はつきますね。