気付けばもう12月!師走!!
今年は本当に早かった!!
いろんなことがあって、それも、コロナのご機嫌を伺って行動な感じで…でも、楽しいこともたくさんありました(^^♪
ところで、もう17年、教室をやっていて気づくことはたくさんありますが、最近のお子さんは、自己肯定が高い、ような気がします。
教室を始めた頃には生まれてなかった子たちも、もう立派な中学生、高校生とかになっているわけですが、
その年代のお子さんをずっと見ていて気付いたこと。
うちの教室に来てくれる生徒さんはみんな私にとっては超かわいい子たちですが、
今日もかわいいね!とか、その服かわいいね!とか、髪型かわいいね!とか、つい言ってしまうことが多々ありますが、
教室始めた頃のその年代の子は、
「えええ、そんなことないですよ」
とか、
「いやいやいや」
とか、そういう反応が多かった。
最近の子は、かわいいね!って言うと、
「ですよね!!」
とか、
「知ってた!!」
とか、
「やっぱり?!」
とか、
「ありがとうございます!」
とか、そういう反応が多い気がします。
「先生、今日私めっちゃかわいくないですか?!」
と言う子もいます(^^♪
みんなそれぞれ本当にかわいいのですが、私の年代には無い反応で、おもしろいです。
そのことについて生徒さん数人に聞いてみたところ、
かわいい、って褒められて、そんなことないですよ、なんて言うのは、せっかく褒めてくれた相手のことを否定することにもなるから、それはそれで失礼。何で否定するの?友達にもかわいいって言うけど、みんな否定したりしないよ、
とのこと。
ほほーーーー!!!
同年代の生徒さんたちとその話をすると、やはりびっくりして、
「それは私たちの年代には無い考えですねえ…」
と。
でも、それって、素晴らしいことですよね、ということで意見は一致します。
どうして私はこうなんだろう、もっと美人だったら良かったのに、とか、もっとこうだったら良かったのに…
って、思って自分の嫌いなところばかり見ると、良くないし、楽しくないし。
私かわいいな、自分のここは良いな、って、自分を好きでいれば、きっと楽しいです。
私はどちらかと言えば前者だったので、小学生の頃、もしかして顔もきれいに掃除したら美人になるかも、と、タオルで一生懸命顔をこすったら、鼻が擦り剝けて鼻だけ茶色い変な顔になりました。
自分を肯定的に見られる子はやはり強いし楽しそうだし、良いな、って思います。
自分をかわいい、って思っていると、本当に、どんどんかわいくなっていきますね。
そういうところ、凄いなって思うし、良いなって思います。
勉強や楽器の技術は練習で身についていきますが、そういう、考え方、ってなかなか変えることは難しいから、元からそういうプラスの思考ができるっていうのは、本当にすごい。
もちろん、あまりそれが行き過ぎると大変なので程度にもよりますが(^-^;
生徒さんのお母様ともそのお話をしていて、へえええ、今の子はすごいですねえ。
と。私も今度褒められたら、「知ってた!」 とか言ってみようかしら。
なんて。
で、レッスンをしていて、聴いていたお母様が、
「やっぱり先生の音はとってもきれいですねえ!」
と言って下さり、
「いえいえ、とんでもないで…あっ、違った…ええっと…
…
知ってた!!」
と言ったら、お母様も生徒さんも大爆笑。
使い方難しいな(笑)
なかなか難易度高いので、私は相変わらず、お褒め頂いたらわたわたする人でいそうですが、
これからも、お褒め頂くことがあるといいな、がんばらねば(^^)/
これを読んで下さっている皆様も、とっても素敵です!!!
はい、元気な声で!!
「知ってた!!」