ICT工夫

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バグフィルターの製造元を知りたい、宮城県

2012-08-09 09:04:48 | 原発震災

環境省の広域処理情報サイトに掲載されている 広域処理の取組 フォトレポートを見ていて気が付きました。宮城県のホームページで、災害廃棄物の焼却処理に伴う放射性セシウム対策について があります。
ポイントは、『災害廃棄物に含まれる放射性セシウムは,焼却炉内の高温で多くが「ガス状」または「微粒子の灰」の形で排ガスに含まれますが,排ガスは冷却室で約200℃に冷却しますので,放射性セシウムは「ガス」から「固体」となり,「微粒子の灰」に吸着します。この「微粒子の灰」をバグフィルターによりほぼ100%除去することで,煙突からの放射性セシウムの排出を防ぎます。』 下図は縮小したので読み難いですからソースから確認した方がよいです。

ちょっと見た限りでは、試験焼却した時に、焼却前の測定結果が見つかりませんが焼却後は不検出とのことです。 バグフィルターでは放射性セシウムは完全には除去できないというメーカーからの情報を書いている記事はいくつも読みました。
宮城県が使っているこのバグフィルターのメーカー、製品名などがどこかで公開されていると思いますが、大変重要な情報で、全国で共有すべきものでしょう。

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そう言えば、『試験焼却によって運搬・焼却・埋め立ての各段階で、安全・確実に処理できる北九州独自の処理方法を生み出すことができた。』と語っていた北九州市、彼等の処理技術の詳細は環境省から全国関連自治体に伝えられ、活用できるようになったのでしょうか。
山梨県に最終処分場が無くても、北九州市から導入した技術で処理しましたと言えば、他県処分場に受入れて貰えるのではないですか、山梨県・議会は北九州市にも視察団を送って今度もDVDや資料をいただいて来たのでしょうか。

そう言えば・・パート2・・・広域処理の取組 フォトレポートでパッと見えている「ガレキバッジ」の事ですが、ロンドン・オリンピックの閉会式、8月12日に日本選手団がこのバッジを装着して入場するかどうか。なんかブログ記事を読んだ記憶があったので、環境省のページを見た時に「これか!」と思ったのですが。
本当だった? オリンピック開会式退場は「がれきバッジ」のせい!とか、五輪日本選手の「瓦礫バッジ」美談にすり替えた広域瓦礫処理洗脳は、強制退場という結果で、放射能汚染世界認識により却下!、果たして本当のところは何? 検索すればこの話はデマだという説も出てきますが・・・「福島のガレキで作った」というのは間違いですが、それじゃ宮城の流木だと分かって安心して受入れられるか、それともスポーツの政治利用として拒否されるか、それが閉会式に注目ということです。
そう言えば(パート3になっちゃうけど)、昨年末、山梨県からも福島女子駅伝に選手を送り込んだスポーツ関係者がいました。しかし私としては山梨の陸上競技界と環境省やNOだ!氏一味を同じ目線で見たくは無いとは思っています。彼等は政治的に利用されたと思いもしなかったはず・・・


低線量被ばくの危険性、二審の判断@福島

2012-08-08 23:55:00 | 原発震災

ずっと気になっていましたのでリンク集に追加した 「ふくしま集団疎開裁判」で8月6日付け記事がでていました。引用しておきます。全文は長いです。

ふくしま集団疎開裁判は,新たな展開を始めました。
審尋期日を設けることを決断した裁判所の背中を押したのは,一方で、第一審の判断(決定)後に、低線量被ばくの危険性についてさらに、山内意見書、矢ヶ崎意見書(4)、松崎意見書をはじめとする用意周到な証拠資料の提出があったこと、他方で,この裁判を知り,関心を持ち,ふくしまの子供たちを見殺しにする第一審の決定に怒りを抱いた多くの市民の皆さんがいたことです。

山内知也さんの意見書(2012年2月29日 PDFファイル 311 KB) 『原審決定中の「今後,除染作業の進捗により,さらに放射線量が減少することも見込まれる」(19頁2行目)という認識は間違っている』
矢ヶ崎克馬さんの意見書(4)(2012年2月29日 PDFファイル 2,265 KB ) 『子どもの甲状腺「しこりと嚢胞」は健康保護体制の遅れを警告する』
松崎道幸さんの意見書(2012年5月19日 PDFファイル 515 KB) 『今、福島のこども達に何が起きているか?-甲状腺障害、呼吸機能、骨髄機能をチェルノブイリ事故等の結果から考察する-』
第一審の決定(PDFファイル 1,599 KB) 「平成23年(ヨ)第23号 教育活動差止等仮処分申立事件」 平成23年12月26日 福島地方裁判所郡山支部


「絆」=「糸\」 と書かれたコメントを阿修羅で見て思わず笑いましたが、「やまなし安全宣言」の下で議会(とそれを支持する地域有力者と称される人々)が諦め切れない震災がれき広域処理の引き受け、どうも明野処分場開放しかないことを県民に納得させる工作が進行しているようです。地元紙がネット記事では無く流した情報のソースが環境省サイトのニュースリリースに出ていないようなので単なる「裏読み」ですが。特捜検察リークで国民を誘導したのと同じパターンを感じます。マスコミ紙面しか見ない人は洗脳されていくのです、絆だ!明野に埋めよう!・・・それが実は「糸\」だってことに気付いていても逆らえない風土こそが地域衰退の元凶かも。
8月8日のアクセス、少ないですが、ちょっと気になったので貼っておきます。

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山梨 桃 放射能で検索される
放射能汚染された食品について山梨県の対応が変です
給食の放射能汚染は大丈夫ですか、全給連?
東京電力テレビ会議録画公開
山梨県の液状化マップ(Webページにしてあります)
山梨県職員行動基準 (県庁サイトで公開はされるだろうか)


山梨県知事のお仕立券問題、実は終っていないのです

2012-08-07 21:59:59 | 行政・議会

ポイントは甲府検察審査会の議決過程が明らかでは無い事と、捜査関係者による捜査情報のリークについて疑問があるからです。有能なる山梨県議会議員諸氏がこれに気付かないはずはないでしょう。
山梨県議会議員のこごし智子さんはお仕立券問題について鋭く追求なさっておられますが、私はそれとは違う視点で以下のように問題を感じました。

甲府検察審査会の不起訴相当の議決は、検察官の説明があった後で行なわれたものと思います。(この点の問題は、今、国政レベルでも小沢一郎さんの検審起訴に関しての問題が問われていることは、このブログの読者ならご承知の通り)

私は2012年7月21日の県内各紙サイトの記事で甲府検察審査会議決を知りました (この記事に書いたことは問題その0、基本です)
その後、7/23 19:21 山梨放送記事で、
『仕立券を使う際に職業を「医師」とうその申告をしていたことが捜査関係者への取材でわかった。捜査関係者によると、警察は寄せられた情報をもとに2010年秋ごろから捜査に着手し、仕立券を発行した都内の紳士服店の関係書類などを調べた。捜査関係者によると、知事は仕立券を使う際に自ら店を訪れ、自分の名前を名乗った上で職業については「医師」とうその申告していたという。捜査関係者の1人は「後ろめたさや発覚を恐れ、うその職業を申告したのではないか」としている。』との記事を読みました。
検察審査会の審査過程での検察側からの説明に際して、この「医師」記載についても捜査資料に記載されていたのかどうかという疑問をすっきりさせたいですね。

検察審査会の審査員には不起訴に至った捜査結果に含めて説明されていて、それを含めて審査会で、『議決は、県人事委員の選任と関係ない時期にも仕立券を受け取ったことや、男性が前知事や国会議員、弁護士などの知人にもギフト券を渡していたことなどから、「賄賂性を認めるに足りる証拠はない」と結論付けた。』(7月21日 朝日新聞山梨版記事)ということでしょうか。
捜査関係者の感想が山梨放送記事のとおりなら、捜査関係者でも起訴相当の意見があったと思える状況において、「医師」記載についての資料を確認できた検察審査会としての「市民目線」で、不起訴相当になったのでしょうか。
検察審査会の審査過程について、確認する必要はありませんか?というのが問題点の一つ。こういうことを曖昧にしておくと、どちら様も明日は我が身です。

不起訴相当議決が報じられた後で、「医師」記載問題が報じられた、このような捜査情報のリークは、どこまで許容されるべきなのか、私にはこの事に大きな問題を感じています。
山梨県議会議員の諸氏は、報じられる以前に「医師」記載についてもどこからか知らされていて、その後の県議会の展開であるのかどうかも、市民の前に明らかにすべきでしょう。
山梨放送も当該捜査関係者から情報を得たタイミングと検察審査会の議決のタイミングとの時系列を明らかにする説明責任があります。仮に、審査会議決後に捜査関係者がこのように語ったのなら、それは個人情報の漏洩とも判断される事案では無いでしょうか。無罪判決を受けた人について「アイツにはこんな犯罪的行為もあった」と公的に知り得た情報を語るようなものです。

この事については、山本美保さん事件で、ご家族が知る前に、DNA鑑定の結果美保さんは自殺と報道されたという事案を思い出しています。
山梨県議会が知事の減俸条例を可決したことはそれで良いと思いますが、以上のような各種情報に基づく判断のスタンスについては、県民の前に明確にすべきものであり、何時、どこまで情報を知っていて判断したのかということ、捜査関係者リークをどう判断するか含めて、これが問題点の2です。

お仕立券問題、実は終っていないのです、山梨県議会自身の調査力・判断力の問題が残りました。
なんだか震災瓦礫広域処理引き受け問題とも似ていると感じたので、私には縁のないこんな事案をブログに書きました。
山梨県議会には、甲府市議会が学校パソコン紛失事件を曖昧に終らせたような轍を踏んで欲しくないものです。紛失41台-27台(窃盗起訴事実)、残りはどうなった?ということ。

原発震災については民間事故調、国会事故調など複数の検証が行なわれました。今回の検察審査会への説明内容や捜査関係者による発言などの問題が美保さんDNA鑑定の二の舞とならないことを、山梨県議会はもとより山梨県自身の名誉のために、上記の問題について明確な発信がされることを。
「やまなし安全宣言」が信頼を得るためには、バックグラウンドが大切であることをご承知の皆様だと思っています。


「やまなし安全宣言」が出ています

2012-08-07 13:08:07 | 原発震災

「やまなし安全宣言」のチラシ配布について

「山梨県・山梨県商工会議所連合会」 と連名による安全宣言です。
私がアクセスしたページの画像ですが、縮小してありますのでソースにリンクしておきます・・・甲府商工会議所ホームページで2012年7月20日の広報です。山梨県庁サイトでは気付きませんでした。最近は山梨県知事記者会見記録もろくに読んでいませんので・・・

これは2011.08.26 山梨県安全宣言はいつになるか と書いた私の記事の続報とします。山梨県議会の議員諸氏も平成23年7月11日山梨県議会6月定例会最終日の決議をお忘れでないなら、1年後のこの宣言発出について、各自ネット発信もなさったかも知れませんが、私は確認できていません。

PDFファイルから“For more details”でリンクされているのは、日本政府観光局(JNTO)のJapan Travel Updates after the 3.11 Earthquakeです。そう言えば山梨県庁サイトでは山梨県の環境放射能の状況について海外向けのページが無かったかも。(PDFファイルを作成したら、リンク先アドレス設定にバグが無いかどうか確認すべきです。こういうものを公開していると、それだけで信頼性は失われる)

一般県民、子供たち、そして来県される観光客の皆さんに向けた安全宣言は、この産業向け安全宣言の適用でよろしいのかどうか、そこんとこは、大事ですね。産業ファーストの県政スタンスでは本当の安全宣言とは言えない。山梨県議会はこの点をどう考えているか。「国民の生活が第一」では無く、「経済界の利益が第一」の山梨県・・・か


東京電力テレビ会議録画公開

2012-08-06 23:23:57 | 原発震災

2012年08月06日の各紙で東京電力がテレビ会議の録画を公開したことが報じられました。私は日本経済新聞の記事で知り、とりあえずはメディア記事を確認してリンク集にしておきました。

毎日新聞の臺 宏士(だい ひろし)記者が、『報道機関によるチェックを受けるべき東電は、取材・報道のルールを押しつけること自体がおかしいことを認識すべきだ。』 とお書きになっています。私は以前この方の記事をずいぶん読み込んで勉強させていただいたことを思い出します。臺さんがこのようにお書きになることには異存ありません。他のメディアが何を書いているか確認しながら、東京電力公開の内容を見ておきたいと思っています。


まったく別件ですが、久しぶりに急ぎ足で巡回したサイトで興味深い記事に出会いました。
「本当に将来にわたって子どもたちの健康に影響はないのでしょうか!?」 福島小学校教員 (引用しようとしたのですが、全文を引用するしかないのでやめました。)
山口県知事選の現場で感じた地方自治崩壊の危機 「脱原発の旗手」が県庁の闇にもたらした一筋の光  『県民にとって、県の存在が遠いものになっている現れと言える。「誰が知事になっても同じだ」と県政に関心をなくしている有権者が多い。地方自治の根底が崩れつつある危機的な状況だ。』
小沢新党「国民の生活が第一」 ネット世論調査では支持率41%! 『大新聞が昼間に在宅している1000人程度に聞いた調査なんて、アテにならない。 』
献金87人の職業を「虚偽記載」の重大疑惑 『なぜ、国会や大マスコミが騒がないのか不思議だ。ドジョウ首相の「政治とカネ」「黒い疑惑」が次々に発覚しはじめている。』


第27回湯村ふるさと祭り2012、8月5日

2012-08-05 23:55:00 | 歳時記

27th_fest128 お神輿の出発には間に合わず、ワタシ的には午前中なので湯谷神社にお参りして参道階段の途中から撮りました。


27th_fest126 音楽イベントの最初は、「もえ&ごう with ちはるトリオ」、ブログもあります-もえ&ごうのブログ


27th_fest132 二人とも湯村の地元、千塚小学校の生徒で、もえちゃんは3年生、ごうちゃんは1年生です。ご両親+αトリオの伴奏で歌って踊る二人にびっくりでした。
ライブ予定のページもあります。次は8月18日にハンガーホールが会場とのこと。


27th_fest134&AKI&さん、自作曲の歌声に引き込まれました。
『湯村温泉街のお祭りで歌いました。まだ歌うけども…。みんなのあたたかさが伝わってきました。こういう地元に基づいたお祭りはどんどん続けてほしいな。』・・・歌い人アキ【&AKI&】 さんのツイートより


27th_fest137NYTのお二人、バイオリンとはこのように演奏できるのかと・・・・


27th_fest138_2 不規則な生活が続いているので疲れが溜まっていて、20時前に退出、湯村温泉通りに出たらお神輿が戻ってくるところでした。


27th_fest141 追っかけて旅館柳屋の玄関先(お旅所でしょうか)に置かれたところで一枚、今回初めて気が付いた提灯、「竹中英太郎記念館」です。この後、音楽イベントが終った湯谷神社下広場に宮入と思いましたが、今年は失礼して帰宅しました。

私はこの湯村地域では居候のヒキコモリなので、地元の皆さんを存じ上げませんが、竹中英太郎記念館の館長さん、その日記でお馴染みのmasaさんご夫妻にご挨拶、カフェぱざぱのマダムはお祭りの役員でお忙しい、ハートビートのライブでファンになったあきとさんにもお目にかかれました。【&AKI&】 さんがおっしゃる通り、地元に根づいたお祭り、その応援に駆けつける印半纏の皆さん・・・ちょっぴり羨ましく思えた真夏の夜でした。


甲府でもやるじゃん、金曜日

2012-08-03 00:42:00 | 原発震災

甲府でもやるじゃん 日時 : 8月3日(金) 午後6時集合、場所 : 甲府駅前「信玄公」前
コース : 信玄公前(平和通り)~八番街-防災新館(建設中)で左折~スクランブル交差点~東電山梨支店前~舞鶴城
(コースが短くなりました。約850m)
甲府でもやるじゃん ホームページが出来ていることを知りました。

8月3日、燃料電池自動車の試乗会が開催されます。第6回国際燃料電池ワークショップ 2012-PEFCs:基礎から応用まで-関連イベント
会場は甲府富士屋ホテルの入口 11:00~16:00 試乗は専門ドライバーによる運転、試乗希望者は当日ご来場くださいとのこと。

8月2日の午後、3時過ぎだったか、県庁東南角のスクランブル交差点にいた時に、黒塗りの街宣車数台を見ました。山梨県内に団体があり街宣車で活動しているのを私は初めて知りました。車体の文字からは数団体の合同街宣活動のように思えます。
県庁に向かって、例の横内知事のお仕立券問題について痛烈な批判メッセージを流し、山梨県議会に対しても批判を浴びせているようでした。舞鶴通りを陸橋に向かって車列はゆっくりと進んでいました。車体に「天誅」の文字も書かれていたと思います。
不思議な気分なのですが、私は山梨県内にも日の丸をつけた街宣車があることを知って、なんとなくホッとしたのです。
このご時世、右だ、左だとレッテル貼って分かった気になっているよりも、右も左も無い、みんな なかよく(中翼)です。