その者、青き衣をまとい

なでしこ優勝に関連してツイッターで流れたツイートで印象的だったのが、日の丸の旗を背に青い代表ユニフォームを着た澤選手が金色のピッチを後ろ姿の写真にリンクを付けたツイート、「その者、青き衣をまとい金色の野に降り立つべし」でした。でも、もう最近の若い人には通じないのだよ。ナウシカはもう『古典』なのだ。汚れた実験台に対して「腐海にのまれた」とか、書類の山が崩れて「大海嘯だ」とか言ってもあかんのだな。だからさ、ちったぁ片付けようよ、自分。w

「うちひしがれた国」の復活宣言と　なでしこ優勝に英語メディア(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース
このニュースはgooのオリジナルでして、今回の女子ワールドカップ優勝にまつわる報道を良くまとめています。米国の報道のフェアさが特筆されていますが、米国人にとって『フェア』こそが最大で重要な道徳です。人種、民族、宗教、あらゆる背景がばらばらの人たちで社会を作り上げるなら、行動規範が明確なルールに基づいていないといけません。もちろん、人間社会ですからズル、嫉妬、差別、偏見等、いくらでも汚いところありますよ。いや、あるからこそ厳しくフェアであることを人に要求するのです。日本では勝者に慎ましさを要求しますが、米国では敗けた側に「良き敗者」になるように教育します。悔しさやねたみのような負の気持ちをコントロールすることが大切で、勝った方を快く賞賛しなければいかんのです。
それに対して日本のスポーツ報道の偏り方には恥ずかしいというより不快感さえ感じます。一方的な日本応援と結果に応じて大声を出すだけの実況中継はスポーツに対する取り組みとしては最低といっていいでしょう。だから、サッカー中継で松木さんが解説だとチャンネルを変えるか、音声を消します。

さて、サッカーの後ですが、獅子吼エリアに飛びにいきました。曇天無風のコンディションでほんとにどうすることも出来ないくらい弱く、離陸できたとしてもそのまま着陸するだけって状況でした。一応、一本だけ飛びましたが、フロントポジションからのライズアップは未だにうまくいかずお尻を斜面にすりながらギリギリの状況。マジで立ち上げだけを練習した方がいい。上昇風は斜面ギリギリですこーしだけあってちょっとだけ粘れた。まあ、弱い条件で粘る練習もしておかないとあきまへんよって・・。
午後になると風は完全に追い風になってしまって、獅子吼エリアを離脱。市民プールで泳ぐつもりだったんだけど、西公園のプールは駐車場がいっぱいで停めるところがなかったし、そもそも体調が悪くて泳いでも良さそうなことが気がしなかったんで早々に帰宅を決断。うちで寝てました。
夕方、目を覚ましてから湯涌温泉で風呂。この温泉は現在放映中のアニメの舞台になっていてあちこちにポスターが貼ってあったりしました（上の写真）。聖地巡礼とおぼしき男の子達のそぞろ歩く姿もけっこう見かけたな。まあ、お客がいっぱいくることはいいこっちゃ。おいら、変なゆるキャラよりいいと思うよ。経済的な効果まで生み出せるようなゆるキャラは最近出なくなったからね。

本日のお酒：KIRIN CLASSIC LAGER　＋　PANUL CABERNET SAUVIGNON