遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

雨のカーテン

2014-09-13 23:53:33 | PARAGLIDER
まあ、分かってたんだが、午前ちうは実験。昨日金曜日の『代休(笑)』が響いてて、土曜日の方が仕事が多い。orz な ぜ だ
11時半に仕事の区切りがとりあえずついて、下山してラーメン屋で焼き飯。ラーメン屋の炒飯って、美味しいよね。んで、獅子吼エリアについた時には・・・パイロット、誰も飛んでない???

入山。すぐに理由は分かった。ゴンドラで上がる途中から雨粒が落ちてきてた。皆、レストハウスに退避していただよ。通り雨なんで、すぐに止みそう。雨雲の出来方もまばらだ。ちょうど後高山が雲の切れ目に入りそうだった。後は風次第。昨日のパターンからすると、午後には日本海から4~5メートルの風が入ってくる。そうなると晴れだ。
雨が止んでタンデムが飛んだ。しばらくすると北西風が弱いながらも安定して入ってくるようになった。そんで、愛機曲久郎を広げた。なんで曲久郎かって? 雨降るとかゆうてたから、青七さんはもったいないやろ。んで、担いできたんはMAGUS XC2やねん。w こういう時は、みんな親切に手伝ってくれる。ひとみごくうやもん♪
校長からの無線で、北側の稜線にかかる雲が雨降らしそうだと・・・・なるほど、そこへ突っ込めと、そゆことやな・・・(違う)・・・

離陸して北の稜線をなぞるようにフライト。風吹き峠を抜けるまで、バリオが上昇を時々知らせてくれるが小雨が降ってる状況。そんなのかまわずデコ山に向ってフライト。そこはずっと晴れてる。そこにはきっと、上昇風はある。積雲の形からして間違いない。北の空はメチャメチャよさそうな積雲が列作って待ってくれてるんだもん。
のたうち回るMAGUS XC2をなんとか使って北高圧線上空で高度ゲイン。雲底につけてそのまま北進・・・したんだけど、無線ではしきりに雨情報が・・・調子こいて飛んでるパイロットはあいかわらずワシだけ。(笑) ムラタに向う雲の道は出来てる。今日も行ける。高度は海抜1000Mある。しかし、雨がどうのこうのと・・・まあ、南に目を向けると雨のカーテンが常に見えてる。マジで着陸場が降雨条件になったらどうする? 突っ込むか・・・突っ込むよね・・・うん。

やめとこ

てなわけで、北高圧線上空に戻・・・荒れた上昇風帯ですごく揺れる。しんどいなぁ。こういうとこでもう少し安定してくれたら、もう少し長く飛べるんやけどなぁ。MXC2。雨のカーテンは旧河内村のダムのあたりにまで移動。

もうこっちにはこんやろ

高度を降ろしながら着陸場へ向うとクラウドストリートを北進する緑のO8が目に入った。さすがまっちゃん、巧いタイミングで飛びはる。

2本目、条件がすごく良くなってて、パイロット達が離陸しきった後だった。今度は雨の心配がないので青七(U-turn PASSION)でフライト。北方向は昨日からトライしてるので、もういいやって感じだった。北高圧線上空で滞空しながら、先行してムラタを取りにいったマントラ軍団を観察。突っ込んだ連中は、ひどく高度をロスしてギリギリ着陸場方向へ帰還して行く。28さんの奇跡的なフライトも見せてもらった。どう見ても不時着してしょうがない高度だったんだが、上げ直して帰還した。一方で、O田さんの黄M4は余裕の高度で戻ってきた。ずっと見ていたが、高度を失うような空域には絶対に入らず高度を管理し続けていた。彼はあらゆる意味でマネジメント能力がすごいんだ。
僕は見物だけで、北の空域から戻ってテイクオフ前で上げ直して南の空域へ。誰も行ってなかったんで、行っておこうかとおもたんよ。北風が強くて戻る時に苦労しそうだったんだけどな。とりあえず、前周りでガレ場をちょい覗き込んですぐに北に機首を向けたんだけど・・・さすがにEN-C機にはきつい風だったみたいで、アクセルを一段踏み込んだ。それでも高度をゲインしながら進むし、揺れるしで、ストレートのコースから離脱して手取川を渡った。川の向こうも、なんだかもうちょっと楽しめそうな風だったんだが、正直仕事に戻らんと夕飯が何時になるかわからんので着陸。 

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 菊姫 鶴乃里


コメント
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