節分の夜ですね。明日から春です。
米グラウンドホッグデー、今年は春の到来早いと予想 (REUTERS)
グランドホッグってのは、地リスの一種でして、昨日説明した通り2月2日の日の出時にグラウンドホッグが巣穴から顔を出して自分の影を見ると北米で冬があと6週間続き、曇天で影が現れなければ春が早く訪れます。んで、今年のパンクサトーニー・フィルと名付けられたグラウンドホッグは、現地時間午前7時25分ごろに顔をだし、今年は影を見なかった。このため、春が早く訪れることとなりました。おめでとうございます♪
昨年、ウィスコンシン州サン・プレーリーでグラウンドホッグに前市長が耳を噛まれまして、噛んだグラウンドホッグのジミーは占いを終えた後にかごから逃げ、以後発見されなかったという事件がありました。そこで、現市長はグラウンドホッグの衣装を付けた人間も動員し、より安全で人間的なイベントを目指しています。 将来的には生きたグラウンドホッグの使用を全面的に廃止したいとか・・・日本でも節分の鬼は偽物を使っているので、賢明な措置と言えるでしょう。安全第一ですから。w
【開花予想】「桜前線」に異変…今年は鹿児島よりも東京のほうが早く咲きそうだ 暖冬、寒波との微妙な関係とは
桜の開花予想は、日本政府の重要任務であります。もちろん、民間天気予報会社も全力を挙げています。笑 気象会社ウェザーマップのざっくりとした予想だと、福岡の3月23日が最も早く、東京と名古屋で26日、大阪では28日。九州南部は遅めで鹿児島で30日という予想になっております。福岡すごい♪
国の研究者はどういっとるかというと・・・国立研究開発法人「森林総合研究所」の勝木俊雄主任研究員(桜の生態に詳しい樹木学の先生)は「休眠打破は気温15度くらいでも効果があり、短期間の冷え込みよりも秋から春までトータルで考えるべきだ。今年は低温刺激が十分な東北、北海道で開花が早く、九州、四国南部では遅い。ただし、今後の気温の推移によって十分変わる可能性がある」とのこと。科学者らしく、「ただし、・・・」以下の部分で予測が外れた時の予防線も張ってますな。
今日は1ドル120円台を切り、ちょい円高になりましたが、株式市場はすんごく反応してマイナス金利導入前の水準に戻りました。政策効果の消失が早かったですね。
緩和手段に限界ない=デフレに逆戻りのリスク―黒田日銀総裁
無限に金利をマイナスにはできません。金融業界が焼け野原になる。特に株式を上場したばかりの郵貯がやばい。クジラは空を飛べない。ただ、今回の緩和はマイナス金利の導入だけをやったんで、国債購入枠の拡大等の伝統的な手段は残されてます。3月あたりに、そっちをまた使えそうです。それまで黒田さんは歯食いしばってマイナスなこと言わんことですな。そもそも中国の景気後退とか原油価格の値下がりとかは日銀にどうにかできる問題ではありません。「緩和手段に限界ない」のが本当だとしても、届く効果には限りがあるのです。もちろん、原油を日銀が買いまくるというのなら別ですが・・・。
黒田さんが戦う相手は、他にもあるようです。
黒田日銀総裁:事前報道を調査、「マイナス金利」導入議論で (1) (BLOOMBERG)
今回のマイナス金利導入。発表前に漏れてました。日銀は他の国の中央銀行と違って、何曜日の何時に発表という風な決め方をしていません。随時発表です。発表する日時があらかじめ決まってると、発表前に漏れるから抜き打ち的に発表するんだそうなんだけど・・・それでも漏れてるんだもんなぁ。黒田日銀総裁は3日の衆院予算委員会で、「現在、事実関係を調査している」と答弁しました。具体的には「議論の内容を知り得た日銀の役職員、および政府関係者を対象として、決定会合開始から報道がなされた時刻までの間、当該報道機関の記者と接触した事実の有無を調査している」と。『市場との対話』も大切な仕事なのだから、情報の管理に対しては厳しくあって当然だと思う。漏洩を問題としてちゃんと対処した方がええと思う。
本日のお酒:KIRIN 一番搾り STOUT + 宮崎蕎麦焼酎 雲海
米グラウンドホッグデー、今年は春の到来早いと予想 (REUTERS)
グランドホッグってのは、地リスの一種でして、昨日説明した通り2月2日の日の出時にグラウンドホッグが巣穴から顔を出して自分の影を見ると北米で冬があと6週間続き、曇天で影が現れなければ春が早く訪れます。んで、今年のパンクサトーニー・フィルと名付けられたグラウンドホッグは、現地時間午前7時25分ごろに顔をだし、今年は影を見なかった。このため、春が早く訪れることとなりました。おめでとうございます♪
昨年、ウィスコンシン州サン・プレーリーでグラウンドホッグに前市長が耳を噛まれまして、噛んだグラウンドホッグのジミーは占いを終えた後にかごから逃げ、以後発見されなかったという事件がありました。そこで、現市長はグラウンドホッグの衣装を付けた人間も動員し、より安全で人間的なイベントを目指しています。 将来的には生きたグラウンドホッグの使用を全面的に廃止したいとか・・・日本でも節分の鬼は偽物を使っているので、賢明な措置と言えるでしょう。安全第一ですから。w
【開花予想】「桜前線」に異変…今年は鹿児島よりも東京のほうが早く咲きそうだ 暖冬、寒波との微妙な関係とは
桜の開花予想は、日本政府の重要任務であります。もちろん、民間天気予報会社も全力を挙げています。笑 気象会社ウェザーマップのざっくりとした予想だと、福岡の3月23日が最も早く、東京と名古屋で26日、大阪では28日。九州南部は遅めで鹿児島で30日という予想になっております。福岡すごい♪
国の研究者はどういっとるかというと・・・国立研究開発法人「森林総合研究所」の勝木俊雄主任研究員(桜の生態に詳しい樹木学の先生)は「休眠打破は気温15度くらいでも効果があり、短期間の冷え込みよりも秋から春までトータルで考えるべきだ。今年は低温刺激が十分な東北、北海道で開花が早く、九州、四国南部では遅い。ただし、今後の気温の推移によって十分変わる可能性がある」とのこと。科学者らしく、「ただし、・・・」以下の部分で予測が外れた時の予防線も張ってますな。
今日は1ドル120円台を切り、ちょい円高になりましたが、株式市場はすんごく反応してマイナス金利導入前の水準に戻りました。政策効果の消失が早かったですね。
緩和手段に限界ない=デフレに逆戻りのリスク―黒田日銀総裁
無限に金利をマイナスにはできません。金融業界が焼け野原になる。特に株式を上場したばかりの郵貯がやばい。クジラは空を飛べない。ただ、今回の緩和はマイナス金利の導入だけをやったんで、国債購入枠の拡大等の伝統的な手段は残されてます。3月あたりに、そっちをまた使えそうです。それまで黒田さんは歯食いしばってマイナスなこと言わんことですな。そもそも中国の景気後退とか原油価格の値下がりとかは日銀にどうにかできる問題ではありません。「緩和手段に限界ない」のが本当だとしても、届く効果には限りがあるのです。もちろん、原油を日銀が買いまくるというのなら別ですが・・・。
黒田さんが戦う相手は、他にもあるようです。
黒田日銀総裁:事前報道を調査、「マイナス金利」導入議論で (1) (BLOOMBERG)
今回のマイナス金利導入。発表前に漏れてました。日銀は他の国の中央銀行と違って、何曜日の何時に発表という風な決め方をしていません。随時発表です。発表する日時があらかじめ決まってると、発表前に漏れるから抜き打ち的に発表するんだそうなんだけど・・・それでも漏れてるんだもんなぁ。黒田日銀総裁は3日の衆院予算委員会で、「現在、事実関係を調査している」と答弁しました。具体的には「議論の内容を知り得た日銀の役職員、および政府関係者を対象として、決定会合開始から報道がなされた時刻までの間、当該報道機関の記者と接触した事実の有無を調査している」と。『市場との対話』も大切な仕事なのだから、情報の管理に対しては厳しくあって当然だと思う。漏洩を問題としてちゃんと対処した方がええと思う。
本日のお酒:KIRIN 一番搾り STOUT + 宮崎蕎麦焼酎 雲海