遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

どこまで行くのか読めなくなってる

2016-02-09 22:09:16 | たわごと
昨夜は1ドル116円でした。このまま115円台に入るだろうなと思って寝ました。起きたらホントに115円台。
ドル114円台・株900円超下落、長期金利はG7初のマイナスに
そして、出勤して講義前に114円台に突入。0.020%あった長期金利は0.010%…. 0.005%…. 1限目の講義が終わったら0%になってた。昼からはボスと年度末の仕事やって、そのまま来年度のための準備の会議。終わったら6時すぎてた。んで、ボスとやった仕事のラフをWORDで仕上げて帰宅。(こんなんでも仕事の合間を使って、実験もやってんだよ。w)んで、自宅でゆったりしながらiMacを立ち上げてネットをチェックしたら長期金利はマイナスへ突入しておったですよ。
んもう、借金するなら今だねぇ・・・日本で大借金抱えているといえば日本政府なんだが、財政当局はウハウハゆうてるんやろか・・・だって、出した国債はその額以上に金出してもらってくれるんだよ。マイナス金利って、そゆことやん。でも、たぶん嬉しくはないやろな。「高所恐怖症」ってとこやないかな。バブルだったら崩壊すると止められんもん。笑 
とりあえず、先週(2月3日)の黒田さんのコメントをリマインドしておきましょ。
緩和手段に限界ない=デフレに逆戻りのリスク―黒田日銀総裁
〈以下引用〉
異例のマイナス金利政策を導入したことに関し、「国債の買い入れが困難になるとは必ずしも言えない」と述べ、さらなる資産購入の拡大は可能だとの考えを明らかにした。その上で「追加緩和の手段に限りはない」と強調し、市場の緩和限界論には「違和感がある」と語った。

さあ、さらにマイナス幅を上げれますかね? 国債買い入れ額を増やせるの? どうすんだろう??

日本国債の7割が水没、マイナス金利策で先行のドイツ国債に追い付く (BLOOMBERG)
三菱UFJ国際投信債券運用部の小口正之チーフファンドマネジャーさんによると、「過熱感とレベル感以外には売り材料が見当たらない。金利がどこまで下がるかを試す投機的な資金も入ってきており、目先どこまで行くか読めなくなっている」とのこと。
ブルームバーグは、「黒田総裁は市場の意表を突くマイナス金利の導入で急速な金利低下を演出したが、2%の物価目標の早期達成に逆風となる株安・円高の抑止にはつながっていない。市場関係者からは、企業や家計のデフレ心理が再燃するのを未然に防ぐ効果が期待される半面、マイナス金利の適用対象となる金融機関の収益を圧迫するとの懸念も出ている」と容赦ない論評でございます。国債発行残高の約7割は利回りがゼロ%なんですから。誰か日銀の黒田さんに、マイナス金利導入の狙いは何だったのか訊いてほしいな。笑 

実は、日銀が忙しいのはこっち↓
報道関係者とやり取りなし 日銀、決定会合内容の事前漏洩で調査
日銀の決定会合内容が発表前に漏れてた問題。日銀による金融政策の影響力が今は半端ないので、是非とも漏れがないようにすべきなんだが・・・発表前に内容を知る立場にあるのは、日銀のエライ人の他は事前に連絡を取る政府のエライ人たちなんだが・・・たぶん政府の方で漏れてるような気がしますよ。

それでは、今夜の動きをおさえておきましょう。
18時30分時点の日経平均先物は日中比200円高、欧州主要指数は小幅上昇(財経新聞)
18時30分時点の日経平均先物は日中終値比200円高の16260円。ナイトセッションは反発スタートから上げ幅を広げる展開だそうです。為替の動きも落ち着きを取り戻したようです。原油は1バレル30ドルを切ったまま。まあ、明日は落ち着きますかねぇ・・・問題は明後日が休日なのがどうでるかですが。

本日のお酒:KIRIN 一番搾り とりたてホップ + 立山 純米大吟醸 雨晴
コメント
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