遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

雄だけでも何とかなる?!

2006-02-07 22:48:24 | BIONEWS
ニジマスの精原細胞を近縁種の魚の稚魚の腹部に注入して、その精原細胞から雌の稚魚からは卵子、雄の稚魚からは精子ができた。魚の性決定機構はほ乳類とは違うので、そのままこれが応用させるとは思わないけど・・・。クローン技術が発展すると生物種を維持するには雌がいればよいと思われていたが、これで雄だけでも何とかなりそうな感じ。ま、種の絶滅が起こらないようにする方が先決なんですがね。

記事のURLは、http://www.mainichi-msn.co.jp/science/kagaku/news/20060207ddm003040101000c.html


秋篠宮家の紀子様がご懐妊の兆候のニュース。慶事であります。隣の机の医学生が「安定期に入ってないこのタイミングで発表するなんて、やっぱり皇室典範改正の流れを変えたかったのかなぁ」とつぶやいてました。いろんな見方がありますね。
僕は今の典範にも改正案にも賛成ではありません。家の跡継ぎはその家で決めればよいと思います。法律でシステム化しようとするところに無理があります。1000年以上もの間(2600年??)、融通無碍にやってきたから保てたのではないですか?継承順はこうしたいという提案を受けてから、国民の代表たる国会がそれを承認すればよろしい。
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