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朝、車がうっすら雪を被ってたんでたいしたことないと考えて家を出たんだが、まだちょいと雪をかかないと車を出せない状況でした。
昼も断続的に雪が降ってまして、天気予報がゆうてたみぞれというわけではありませんでした。今夜もちょいと積もるかな・・・雪温は高めだけどね。
Streptococcus salivariusです。ストレプトコッカス・サリヴァリウス・・・コッカスは球菌ってことね。
〈以下引用〉
EPSを産生する5種類の菌のうちの1つ、S. salivariusは、ほとんどのヒトの腸に存在している一方で、発酵食品やマウスが持っていない菌だった。この菌を多く持ち、短鎖脂肪酸濃度が高いと、肥満度は低くなることが判明したという。
〈中略〉
S. salivariusがショ糖をもとにして作るEPS(SsEPS)を解析したところ、ヒトが消化することができない食物繊維に似た難消化性多糖であることが判明。このSsEPSを消化できる菌を腸内細菌の中から探しだした。その結果SsEPSを分解して酪酸、酢酸などの短鎖脂肪酸を作る菌B. ovatus および B.thetaiotaomicronを特定したという。
〈中略〉
SsEPSを長期間与え続けた肥満モデルマウスでは、体重増加の抑制、短鎖脂肪酸の増加、血糖値などの改善が見られた。一方、短鎖脂肪酸を認識する受容体を持たない変異マウスでは、これらの効果がなくなってしまったという。
記事文中、"B."で略されてるのは、"Bacteroides"です。短鎖脂肪酸というのは、炭素2つ(CH3COOH)の酢酸とか、炭素4つ(CH3CH2CH2COOH)の酪酸。炭素数が少ない有機酸。逆に長鎖脂肪酸っていうのは炭素がだいたい12個以上。10個前後だと中鎖脂肪酸。母乳の脂肪は中鎖ね。短鎖脂肪酸は腸内の環境を酸性にして、悪玉菌の生育を抑えて乳酸菌などの有用菌の生育に適した環境を作ります。最近、短鎖脂肪酸ができるとゆうて宣伝されているヨーグルトがありますね。食べたことないけど。
この論文がユニークなのは、短鎖脂肪酸を作る菌を育てる糖質EPS (ExoPolySaccharide )を作る菌を報告しているところ。EPSの代謝が面白そうなんだけど、まあ、育てられる有用菌のおかげで肥満が抑えられるってとこが魅力的ですな。単にマウスが健康になったっていうんじゃ、広く読まれないし興味を持ってもらえないしね。
本日の酒:KIRIN SPRING VALLEY シルクエール 白 + 立山 特別本醸造
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