アニマルカム通信

ヒト(まつやま)とイヌ(ぐり子)の日常

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ウォッチメン!

2009-03-05 22:44:56 | 日常
アメリカンコミックの『ウォッチメン』といえば、過去にメディアワークスさんから日本語翻訳版が発売されたものの、その後絶版となったために、読みたくても英語版しか入手できないという状態が続いていました。
ですがつい先日、映画版が公開されるのに合わせて、小学館さんより再び日本語翻訳版が登場!となったのです。
そんな訳で、本作がず~っと気になっていた私も、今回の小学館本を購入することでようやく読むことが出来ました。

タイトル見て『スーパーマン』とか『スパイダーマン』みたいなもの?って思われた方、半分は間違ってはいないのですがそう思って読むと期待を大きく裏切られる事になります。
この『ウォッチメン』、「悪いヤツをヒーローが倒して一件落着!」そんな話ではないのです。
登場人物のほとんどは中年~老人ばかり。
内容もハッキリ言って子どもが読んでも面白いものじゃないと思いますが、その反面、大人が読めばハマりますよ~。(個人差はあると思いますが。)

アメコミって日本のマンガと違ってとにかく文字が多いって印象があるのですが、この『ウォッチメン』は輪をかけて文字だらけ。
マンガを読むと言うよりは、挿絵付きの小説を読んでると言った方がいいかも。(そもそもこの本、SF文学の最高峰である「ヒューゴー賞」をとってるんですよね。やっぱ、ジャンルは限りなく小説に近い!)
しかも、ぶ厚めの通販カタログ級の大きさの本なので、長時間読んでると筋肉痛になります。

映画版『ウォッチメン』の出来がいかなるものか?原作が素晴らしすぎるだけに非常~に気になるところですが、予告編を見る限りはきっと素晴らしい作品に仕上がっていると期待しています。
映画版見るまでには、あと何度かこのコミックス版を読む事になるかな?